シャーマンキングは、連載から20周年を迎えた週刊少年ジャンプでかつて連載していたシャーマンというあの世とこの世を結ぶものをテーマとした作品です。連載では打ち切りになっていますが、完全版によって完結しており続編も描かれているなどコアなファンが多い作品でもあります。そんなシャーマンキングには、様々な魅力あるキャラクターがたくさんいます。そこで今回はシャーマンキングのキャラクターの中でも特に人気があり、主人公である麻倉葉のライバルでもある道蓮の魅力を詳しく紹介していきます。
目次
中国出身の残虐なシャーマン!!道蓮とは
道蓮は、中国出身の古くからシャーマンとして栄えてきた家柄、道家の人物です。角のようなとんがった髪型が特徴で、性格は非常にドSで他人にも自分にも厳しいです。幼い頃から父親によってシャーマンキングになるための過酷な修行を受けており、拷問も受けている過去があるため、力によって物事を解決しようとする傾向があります。また、相手を破壊することで自分の存在意義を求めている部分もあり、持ち霊を道具のように扱うなど主人公の麻倉葉とは真逆の考え方をしている人物です。しかし、葉と出会うことで少しずつ成長し始めています。
中国出身の残虐なシャーマン!!道蓮の持ち霊
道蓮の持ち霊は中国の武人である馬孫です。槍の使い手であり、かつての馬孫の武器である馬孫刀を使います。オーバーソウルする際には馬孫刀や宝雷剣を使うことで、馬孫を具現化して戦います。道蓮は剣術だけでなく体術にも優れており、自らも武術を心得ています。後に神クラスのシャーマンであるサティによって選ばれし5人となりスピリットオブサンダーを手に入れて持ち霊としています。戦闘では主に雷を操り、相手に雷を落とすことで自然的なダメージを与えることが可能です。
道蓮と関係性の深いキャラクター紹介
ここまでは道蓮の基本的なキャラクター情報について紹介してきました。では、他のキャラクターとの関係性はどのようになっているのでしょうか。他のキャラクターとの関係性を知ることで道蓮の違った側面も見ることができるので見ていきましょう。
永遠のライバル!!麻倉葉
まず、初めに紹介する道蓮と関係性の深いキャラクターは、麻倉葉です。麻倉葉は、シャーマンキングの主人公であり、オレンジのヘッドホンが特徴です。持ち霊に阿弥陀丸という侍の霊を使います。道蓮とはシャーマンファイトが始まる前から出会っており、幾度も対戦をしています。お互いに持ち霊のあり方に揉めており、対立していますが葉のどんな攻撃も受け流す様なあり方に本当の強さというものを考え直すようになっています。
道蓮が完敗した相手でもあることからライバルと認めており、一緒に行動していますが敵対しあってもいます。
犬猿の仲のチームメイト!!ホロホロ
ホロホロは、北海道のアイヌのシャーマンです。バンダナと水色のツンツンと尖った髪が特徴です。コロポックルのコロロを持ち霊としていて、空気中の水分を氷に変えることで攻撃します。ホロホロとはチーム・ザ・蓮というグループの同じ仲間であり、お互いに喧嘩をすることが多いですが実力は認め合っていて、打倒麻倉葉を掲げている同じ目標を持った仲間でもあります。
ボケ要員!!チョコラブ・マクダネル
チョコラブ・マクダネルはアメリカのシャーマンであり、コメディアンでもあります。シャーマンファイト本選になって道蓮とは出会っており、たまたま余っていたことからチーム・ザ・蓮のチームメイトになっています。アフロに褐色の肌が特徴で元はギャングでありながらもジャガーのミックという持ち霊を爪や眼球にオーバーソウルすることで戦います。かつてはチーム・ザ・蓮の一番弱い人物でしたが地獄で修行したことで大幅な巫力を手に入れており、新たな持ち霊であるアバさんと共に道蓮をさらに強くするための修行も付けています。チョコラブはくだらないギャグを連発することが良くあり、そのたびに刀で鼻を突き刺されるのがお約束になっています。
キョンシー使いの姉!!道潤
次に紹介する道蓮と関係性の深いキャラクターは、道潤です。道潤は、緑色の長い髪をピンでとめているスレンダーな女性であり、チャイナドレスが特徴的です。普段はおしとやかで弟想いですが、怒ると怖い一面も持っています。持ち霊はキョンシーのリー・パイロンであり、改造したからだと呪符による細かいコントロールによって戦います。道蓮と道潤はお互いに兄弟想いであり、父親の教育を良く思っていませんが、一度激しくぶつかり合ったことで和解しています。
後に妻となる美女!!アイアンメイデン・ジャンヌ
アイアンメイデン・ジャンヌは、シャーマンファイトにおける3大勢力の一つであるXロウズと呼ばれる打倒ハオを掲げたチームのボスにあたります。水色の長い髪が特徴で穏やかな性格ながらも悪人に対しては容赦がありません。その証拠に原作では敵に対してはシャマシュという神をネジなどにオーバーソウルすることで光の速度で相手を拘束して拷問にかけます。ジャンヌはXロウズを解散した後に道蓮と結婚しており、後に男の子を出産しています。
束縛しようとする父!!道円
最後に紹介する道蓮と関係性の深いキャラクターは道円です。道円は、道蓮の父親にあたります。道円は非常に警戒心が強く誰にも心を開かないため、普段はオーバーソウルをして常に大きな体の様に見せかけています。実際は細身の髭の長い人物です。独占欲と野望に満ちており、自分の一族の繁栄を願っています。道蓮にも厳しい教育をしており、虐待もしていましたが道蓮と麻倉葉などの対戦によって心を入れ替えています。
道蓮の魅力とは
ここまでは道蓮の基本的な情報から他のキャラクターとの関係性について紹介してきました。では具体的に道蓮の魅力とはどのようなところなのでしょうか。原作であったエピソードを元に道蓮の魅力を詳しく紹介していきます。
道蓮の魅力その1 圧倒的パワーを誇るバトル
まず、一つ目に紹介する道蓮の魅力は、圧倒的なパワーです。道蓮は序盤からシャーマンとして強く、麻倉葉を致命傷にまで追い込んだシャーマンです。シャーマンとして巫力も高い上にテクニックもあるため試合では圧勝することが多い事でも有名です。そのため、道蓮の試合では激しく迫力のあるバトルを見ることができます。また、道蓮はゴールデン中華三昧や馬孫をオーバーソウルした際に出す馬孫のパンチ技などの必殺技も多いのも魅力です。まさしく永遠のライバルにふさわしく、強さが魅力的なキャラクターと言えるでしょう。
道蓮の魅力その2 繊細さを隠すための強気な性格
次に紹介する道蓮の魅力は、繊細さを隠すための強気な性格です。道蓮は初期の頃は対戦相手や十祭司をも殺してしまうほど危険な人物であり、残虐でもありました。しかし、それは破壊が全てであると父親に教わってきたからでもあります。しかしながら、本当は優しい一面もあり、麻倉葉と出会うことによって人間性や今までしてきた行いを悔い改めるようになります。そこで、今までひどいことをしてきた相手に対して責任を取るために迷わず精一杯生きることを選んでもいます。普段は強気に振舞っていますが、実は過去の過ちや仲間の事などを人一倍考えている人物でもあり、そのギャップが魅力的でもあります。
道蓮の魅力その3 自分の道を突き進もうとする意志
道蓮はシャーマンキングになることを夢みて幼いころから修行をしてきています。その中で麻倉葉に出会い、戦いに敗れ本当の強さとはなんなのかを学んでいきます。そして、敗れてもなお、シャーマンキングを目指す為に折れずに修行を続けて強くなろうとする諦めの悪さと自分の道を迷わずに突き進もうとする頑なな意志が魅力です。
【シャーマンキング】中国出身の残虐なシャーマン!!道蓮の魅力を徹底紹介まとめ
今回はシャーマンキングの人気キャラクターでもある道蓮の魅力について紹介しまいした。シャーマンキングは男女ともに人気のある作品で、魅力あるキャラクターがたくさんいます。なので、古い作品ではありますが、今もなおコアなファンがいることからも見てみてはいかがでしょうか?
