ゴブリンスレイヤーの世界では、魔法は回数制限があり、その回数制限は他のファンタジーやRPGに比べると非常に少なく感じてしまいます。よくゴブリンスレイヤーの一行もメンバーにあと何回魔法が使えるか聞くのですが、皆の回答がほぼ数回ということから、この世界においてはそれが普通なのです。そのために、常時回復薬や毒消し、攻撃用の罠や作戦が必須となってくるのです。今回は、そんな作中に登場した魔法を紹介させていただきます。職業により、奇跡等、他の名称があるのですが、全て魔法と集約しております。
目次
【ゴブリンスレイヤー】本作初の魔法は女魔術師の魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
女神官と初めてパーティーを組んだうちの1人、女魔術師は『賢者の学院』を優秀な成績で卒業している実力者。この女魔術師が使った魔法が初めての本作においての登場魔法です。魔法名などは一切紹介されていないですが、火の系統魔法でゴブリンを一体撃退しています。残念ながら、その後からやってきた残りのゴブリン達に毒のついた刃で刺され、死んでしまいます。
【ゴブリンスレイヤー】女神官の使うことのできる魔法
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女神官のゴブリンスレイヤーと出会った際に使うことができた魔法(奇跡)は、回復魔法の小癒、光を放って明るくする聖光の二種類で回数は3回。この初期能力は優秀らしいのですが、初めてあった女神官はまだ冒険には不慣れでした。その後、魔物を通さない壁を出現させる聖壁という魔法を使用できるようになります。この壁で穴を塞いで、ゴブリンの巣ごと焼き払うという撃退法を用いた際には、聖なる力をこのように使用していいのか、悩んでもいました。また、聖壁と同時に沈黙も授かりました。
【ゴブリンスレイヤー】妖精弓師の矢は魔法ではない
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
妖精弓師の放った矢は子を描くように右から左へと曲がり、見張りのゴブリンを2匹、1本の矢で射抜いたのでした。しかし、これは魔法ではなく、単なる技術とのことでした。妖精弓師曰く、十分に熟練した技術は魔法とは見分けがつかないそうです。そんな妖精弓師の魔法は今の所何も出てきておりません。
【ゴブリンスレイヤー】蜥蜴僧侶は魔法を使うが僧侶なのだろうか
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蜥蜴僧侶の使用できる魔法(奇跡)は、骨を触媒として、骨でできた小型の恐竜を召喚する竜牙兵、また竜牙刀という武器を作り出すことも可能です。竜牙兵のモデルは恐らく、召喚時に唱えるリンタオロンという言葉から、小型恐竜のヴェロキラプトルだと思われます。僧侶と言いつつも、どちらかというと近接攻撃の得意な蜥蜴僧侶。この近接攻撃が得意なのは、僧侶という職業からではなく、恐らくリザードマンという種族が関係していそうですね。ちなみに治療を使うこともできます。
【ゴブリンスレイヤー】手管の多い鉱人導士の魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
導士というだけあり、数多くの魔法を使うことができる鉱人導士。酩酊、石弾、降下、風化、霊壁など、色々な魔法を使用することができます。回数も女神官や蜥蜴僧侶などよりは多い様子。ゴブリンチャンピオンを倒した際には、石弾と降下の魔法を同時にしようしていたことから、回数資源こそあるものの魔法の同時しようというものが可能であることがわかっています。ドワーフは基本的に力のある種族っぽいのですが、体術は苦手そうですね。
【ゴブリンスレイヤー】オーガの使用した魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
人喰い鬼と呼ばれるオーガ。魔人将より群を預かっていたこの魔物は、近接攻撃が強いだけでなく、何と火球と呼ばれる魔法をしようすることができました。しかもその巨大な火の球を見た鉱人導士が驚くほどの威力だったのです。女神官の唱えた二重の聖壁によってことなきを得ましたが、上位種である魔物は、かなりの威力の魔法も使用可能であるということがわかりました。
【ゴブリンスレイヤー】眠雲という魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
ゴブリンロードの一団との戦いで、肉の盾を使用してきたときのこと。鉱人導士の酩酊とともに、魔法使いらしき男が使用した眠雲。この組み合わせの魔法によりゴブリン達を眠らすことに成功しました。この眠雲を女神官が覚えたならば、ゴブリン退治ももっとスムーズになるかもしれませんね。
【ゴブリンスレイヤー】魔女の使用した魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
銀等級の魔女。槍使いと行動をともにしていますが、彼女の魔法を直に拝んだのは一度だけ。魔女ということだけあって、強力な魔法も使えるのでしょうが、ゴブリンロード一団との協力戦において、矢避のみ。魔法の範囲内であれば文字通り、矢から守ることができるようです。この戦いにおいてはゴブリンスレイヤーの指示で、敵の呪文使いは真っ先に潰せというだけあり、魔法というものは、こちらから見ても厄介なものなのがわかります。
【ゴブリンスレイヤー】転移の巻物と魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
オークとの戦いにおいて使用した転移の巻物。魔法の巻物の一種であり、古代の術法により魔法を封じた巻物です。一度きりの消耗品ですが、これを使用すれば封じられていた魔法を誰でも使用することができるという貴重なもの。この転移の魔法の込められた巻物ですが、転移先となる場所をあらかじめ魔女に接続してもらっていたゴブリンスレイヤー。魔女でないとできないのか、術士であれば基本的に接続可能なのかの説明はありませんでしたが、少なくともゴブリンスレイヤーには不可能だったみたいですね。
【ゴブリンスレイヤー】ゴブリンシャーマンの魔法
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
本作のはじめに敵対したゴブリンシャーマン。呪文遣いで白磁の魔術師よりも上手と説明されていることから、魔法が使用可能なことは明らかです。本作ではその描写はありませんでしたが、ゴブリンスレイヤー外伝には雷矢という雷の魔法をしようしています。今後、ゴブリンを狩り続けて行くのであればどこかの機会で、ゴブリンシャーマンの新たな魔法を拝める日が来るかもしれませんね。
【ゴブリンスレイヤー】この世界での魔法について まとめ
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
このゴブリンスレイヤーの世界で使用される魔法は、まだまだ登場しそうですね。新たな職業のキャラクターの登場にも期待がもてます。竜騎士や魔法戦士、遊び人、ものまね師なんかが出て来るんではないかと。回数や威力は、修練によって鍛えられるのでしょうが、使用可能な魔法はやはり職業が関係して来るのでしょう。そんな、万能な人が生まれづらい設定もこのゴブリンスレイヤーの魅力の一つですね。