クリスタは進撃の巨人でエレンたちと同じ調査兵団の104期訓練兵の一人です。クリスタはとても可愛いので、104期生の中でもアイドル的存在で男子からの人気も高いキャラクターですが、実はただ可愛いだけではなく、進撃の巨人においてとても重要な役割を果たしている人物だったのです。クリスタの正体について徹底解説していきたいと思います。
クリスタのプロフィールを紹介!
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
クリスタことクリスタ・レンズは、金髪碧眼、前髪がカオの中央に垂れ下がっている髪型をしているのが特徴で、身長145センチ、体重42キロというかなり小柄な体型の女の子です。性格は穏やかで面倒見もよく、心優しい一面を持ち合わせています。そんなクリスタですが、第104期訓練兵団を10番で卒業するという実力を持ち備えています。かわいらしい見た目からも、「女神」などと呼ぶものもいるほどです。
本名はヒストリア・レイス
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
クリスタ・レンズとして生きてきましたが、実はクリスタの本名は「ヒストリア・レイス」であり、壁の中を支配してきた王族である「レイス家」の末裔だったのです。父親はレイス家の跡取りであるレイス卿で、レイス卿に仕えていためかけとの間に生まれたのがクリスタです。クリスタは悲惨な幼少期を送っており、母親からもほとんど口をきいてもらえず産まなければよかったとまで言われる始末。そんな母親は存在を抹消されるためにレイス卿の部下によって殺され、クリスタも殺されかけましたが、「クリスタ・レンズ」という名前を名乗って暮らしていけば助けてやろう、と言われて、その名を名乗りながら生きていくこととなりました。周囲から生きていることを快く思われていなかったという過去を持つクリスタはずっと死に急ぐ人生を送ってきました。
調査兵団入団の理由は?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
悲惨な幼少期を過ごしてきたクリスタは、いい子である自分を演じながら常に死にたいと思いながら生きてきました。クリスタは調査兵団に入れば、どこかですぐに死ぬことができるのではないかと思っていたのではないでしょうか。他人にいい人だと思われながら、死ねることこそがクリスタにとっての願望だったのかもしれませんね。クリスタはそんな感情を表には出していませんでしたが、同じ104期生であり仲の良いユミルには気づかれてしまっていました。
クリスタが女王に!?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
クリスタはレイス家の人間として正当な王位継承権があるのだということで、リヴァイ兵長に王権を握れと言われます。壁の外だけでなく、壁の中にも王族という敵がいることに気づいたリヴァイ兵長たちは、クリスタが王権を握らなければ壁内の世界もめちゃくちゃになってしまうと思ったのです。そして、クリスタは自分が王女になることを決心しました。
クリスタも巨人化する?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
クリスタの実の父親であるロッド・レイスは、エレンをクリスタに食わせて巨人化させようとたくらみ、2人をさらいます。実の父親から頼りにされたと思ったクリスタは、巨人化するための注射を打ってしまいそうになりますが、自分の意思で父親にはむかい、エレンを助け、クリスタが巨人化することはありませんでした。悲惨な過去を持ち、両親に愛されてこなかったクリスタは、初めて自分が必要とされているんだ、という気持ちと、都合のいいときだけ自分を利用しようとしてくるという気持ちの葛藤があったのではないでしょうか。それでも、自分の父親よりも自分の意思を尊重したことは死にたがりのクリスタにとっての成長であると言えますよね。
まとめ
美しすぎる調査兵団のクリスタは女神ではなく王女だったんですよね。アニメ2期では、エレンが座標の力を発揮するところで終わっています。アニメの3期は「王政編」がメインになってくると思います。クリスタが活躍する重要な展開です。今後もクリスタはヒストリア・レイスとして重要な役割を果たすキーマンとなると予想します。クリスタの活躍するアニメ3期の「王政編」は見逃せませんよ!