「ワールドトリガー」のアニメの3期が10月から放送となります。第2期では修の新戦術やヒュースの加入などの出来事がありました。3期ではBランク戦のROUND7とROUND8の内容になると思います。今回は玉狛第2の遠征行がかかった大事な最終戦、ROUND8の内容をネタバレ紹介していきたいと思います!
目次
ROUND8開始までのあらすじ
ROUND7は玉狛第2、影浦隊、来馬隊、東隊の4つどもえのランク戦で、選ばれたフィールドは屋内戦になりやすい市街地Dでした。新戦力のヒュースはこのランク戦から早速活躍し、屋外から繰り出される千佳の爆撃も優位に働き、玉狛第2は生存点4点、撃破点2点の合計6点を取って勝利し、遠征部隊入りに大きく前進します。それとともにヒュースが近界民でないかと疑われる事態になりますが、修がそのことに気付く前にメディア対策室長の根付はすでに対策を講じていました。根付のファインプレーによって懸念は払拭され、玉狛第2はROUND8の対策を講じることになります。
二宮隊との焼肉
ROUND8の組み合わせは3位の玉狛第2と1位の二宮隊、4位の生駒隊、7位の弓場隊。遠征部隊の目標である2位に到達するには何としても二宮隊を撃破しポイントを稼ぎたいところ。修と千佳は小南のおごりで焼肉を食べに行きますが、そこでばったり二宮隊と出会います。話題は千佳の兄である雨取麟児が接触したと思われる元二宮隊の鳩原未来のことでした。鳩原は弟が近界民に誘拐されたことから遠征部隊を希望していましたが、適性の問題で部隊に選ばれなかったという経緯を聞きます。そして、もし遠征部隊に選ばれたら鳩原の情報を教えてほしいという口約束を取りつけます。
ROUND8の対策に奔走する玉狛第2
玉狛第2は最強の相手である二宮隊の対策を考えます。ヒュースのバイパーは二宮隊に何となく予測されている気配もあり、千佳が人を撃てるかどうかが大きく勝敗に関わっていました。遊真と修は緑川の紹介で二宮と弓場に詳しい草壁隊の里見に会いに行きます。そこで弓場と二宮の圧倒的に強みを聞かされます。弓場は里見の師匠で、そのスタイルも弓場と二宮を参考にしているといいます。そんな里見本人は気付いていませんが現時点で銃手1位の実力者でした。
特攻の拓磨
遊真は大胆不敵にも弓場隊を直接訪ねます。そこで遊真に憧れる弓場隊の帯島と出会います。帯島はボーイッシュでしたが女の子で、遊真は男と間違えてしまいます。そこで帯島と模擬戦を行い、一度だけ本気の戦いを見せ帯島を圧倒します。弓場はその本気に応え、一戦だけ遊真と模擬戦をしますが、結果は圧倒的な早撃ちを見せた弓場の勝利でした。強敵の二宮隊、弓場隊、生駒隊に対抗すべく玉狛第2は綿密に作戦を練ります。
Bランク戦ROUND8最終戦開幕!
ついに始まったBランク戦のROUND8。玉狛第2は合流を優先しようとしますが、位置的にはヒュースが囲まれる初期位置からのスタート。千佳と遊真は合流を果たしますが、そこに誘導炸裂弾で仕掛けてきたのは二宮。二宮はそこで千佳が撃てるかを見極めようとしていました。千佳は委縮しながらもシールドを張る遊真の後ろからハウンドを射出。玉狛第2と二宮隊がやりあっているのを見て、弓場隊、生駒隊も動き出します。
囲まれるヒュース
転送位置の悪さから弓場隊、生駒隊に囲まれ脱出もままならなくなるヒュース。しかし、それでもヒュースは粘ります。修はヒュースを脱出させるため千佳に援護させようとしますが、狙撃手の外岡に見られていて動けません。そこでヒュースはメテオラで自分ごと爆撃させようとします。しかし、爆撃の瞬間に外岡がメテオラに向かって狙撃し、メテオラは暴発。固定シールドで遊真と千佳は無傷でしたが、ヒュースは絶体絶命の状況に陥ってしまいます。
ヒュースの隠し玉、変化弾(バイパー)が炸裂!
爆撃が失敗したことで3部隊に包囲されたヒュースはダメージが蓄積。これまで致命傷は避けてきたものの、その包囲網は厚く、度重なる攻撃で活動限界が近づいてしまいます。生駒の旋空弧月で足を落されたヒュースはいよいよ後がなくなります。そこでヒュースは隠し玉の変化弾によって生駒を撃破。しかし、その隙を狙われ南沢に撃破されてしまいます。
3人となった玉狛第2の次の一手は?
転送位置の不運、メテオラの阻止、そしてヒュースの撃破という玉狛にとって悪い流れですが、戦場ではさらに動きがあり、弓場隊の弓場と二宮隊の犬飼に囲まれた水上も撃破され、これは弓場隊のポイントになります。生駒隊の南沢も活動限界が近く、それを弓場隊の帯島が取りに行きます。千佳をマークしている外岡は、千佳がハウンドの発射体勢に入ったことから千佳を狙撃しますが、それは外岡の位置をあぶりだすための作戦で、狙撃はしっかりシールドでガード。ハウンドで外岡を狙い、外岡は狙撃ポイントから飛び降りて脱出しますが、忍んでいた生駒隊の隠岐が外岡を撃破します。
さらに戦況は変化!生駒隊は全滅!
生駒隊は二人が落とされ大幅不利な状態に。残った狙撃手の隠岐は手負いの南沢と合流を試みますが、二宮の合成弾により狙われ、誘導された先には辻が待ち構えていました。弧月による一閃で隠岐が撃破され、これで二宮隊にポイントが入ります。かたや、逃げる南沢と負う帯島、そこに遊真が参戦したことで三つどもえの戦闘になります。南沢は最も格上であり、修がどこかに潜んでいる可能性が高かったため、帯島と共闘しようとしますが、帯島はポイント優先で南沢を撃破。これで生駒隊は全滅します。
二宮隊VS弓場
弓場は犬飼をひたすら追いすがっていましたが、そのガン逃げが功を奏し、犬飼は辻と合流します。しかし、弓場は攻撃手を一方的に倒せる攻撃手キラーの銃手であり、分が悪いわけではありませんでした。しかし、そこに二宮隊の隊長である二宮匡貴が現れます。
帯島VS遊真
帯島は遊真から逃げながら何とか二宮隊の方に誘導したいと考えていましたが、その意図を読んでいた修は事前にスパイダーでワイヤーを張っていました。ワイヤー地帯に帯島を追い込んだ遊真はグラスホッパーを駆使した攻撃で帯島を撃破します。
二宮と弓場のタイマン
狙撃主がいなくなったことから、玉狛陣営は千佳の爆撃を有効に使えるようになります。二宮隊と弓場の戦場に爆撃を仕掛けようとしますが、それを二宮が迎撃します。すると二宮は犬飼と辻に爆撃の対処を任せます。二宮は弓場にタイマンを挑みます。弓場はタイマンを受けるか受けざるかの選択が出来ましたが、弓場は逃げずに真っ向勝負を選択。二宮の弾幕を掻い潜りながら射程距離に近づくも、時間差攻撃を防御できず撃破。弓場隊も全滅し残るは玉狛と二宮隊の3対3の状況となります。
Bランク戦ROUND8最終局面
Bランク戦ROUND8の最終局面。二宮隊は玉狛を迎撃する体制を整えます。そして、玉狛第2も最後の勝負を仕掛けようとしていました。遊真と修は前後から攻撃を仕掛けますが、決定打は与えられず二宮のフルアタックで遊真は大ダメージを負ってしまいます。千佳の位置さえ割れれば二宮隊は大幅に有利になるため、積極的に動きません。玉狛の3人はそれぞれが連携し、スコーピオン投げ、スラスター、レッドバレット狙撃を試みるも防がれ、千佳の居場所も割れてしまいます。
二宮との最後の勝負
千佳の位置が割れたことで二宮隊は動きます。辻と犬飼に千佳を取りにいかせ、二宮は遊真と修の相手をします。修は千佳に自衛しながらどちらかの足止めをするように指示を出します。二宮はフルアタックで遊真を狙い、修はその瞬間を待っていました。しかし、千佳を狙いに行った辻が突如反転し、修を狙いに行きます。二宮隊の狙いは二人で千佳を抑えに行くことではありませんでした。しかし、その瞬間に千佳が辻を狙撃します。辻はレッドバレットを警戒していましたが、通常弾を警戒してはいませんでした。千佳はアイビスで辻を撃ったのです。
決着!
辻は撃破され、二宮のガードも空いていない千載一遇のチャンス。修は二宮を狙い弾を射出します。しかし、それは二宮に見抜かれており回避されてしまいます。が、その瞬間、修は勝ちを確信します。修の弾は直線機動のアステロイドではなく、ハウンドでした。通常、アステロイドとハウンドには威力差があるため普通はバレます。しかし、修はトリオンの低さからくる威力の低さでバレず、今まであたかもアステロイドであるという布石をうっていました。完全に裏をかかれた二宮を撃破。犬飼は千佳を撃破するも、これ以上やっても最終的なポイントは変わらないため犬飼も緊急脱出を選択。最終戦は玉狛第2が66点をもぎ取って勝利となります。
【ワールドトリガー3rd】Bランク戦ROUND8まとめ
「ワールドトリガー」第3期で放送されるBランク戦ROUND8の内容を紹介しました!Bランク戦におけるラスボス的存在の二宮隊との戦いで、もう一人のエースであるヒュースが早々に落とされるという展開から、相手を出し抜いての勝利という展開がものすごく綺麗な内容です。千佳の人を撃てないという設定にも一応の決着がついた形です。ワートリランク戦の中でもベストバウトといえる内容なので、是非10月から放送のアニメで見てください!