今年2022年にアニメ第2期が放送されることが決定した本作『ポプテピピック』ですが、本作のアニメ1期をみなさんは視聴されたでしょうか?放送当初はSNSを中心に盛り上がり、多くのアニメファンに受け入れられた本作ですが、第1期のアニメ放送からしばらく時間が経っているということもあり、本作の内容を忘れてしまったというファンの方も多いのではないでしょうか?他にも本作のアニメ1期をそもそも観ていなかったというファンの方もいっらしゃると思いますので、今回は本作『ポプテピピック』アニメ1期の内容について振り返っていきたいと思います。アニメ2期を更に楽しく視聴するために必要な情報や設定などもこちらで併わせて紹介していきますので、是非チェックしてみてくださいね!
目次
1話 出会い
本作の記念すべき第1話です。初っ端から『星色☆ガールドロップ』という謎のアニメとしてスタートし驚愕したファンの方も多いのではないでしょうか?(筆者も自分が間違えたアニメを視聴していると勘違いして、何度もアマプラの視聴画面からブラウザバックして確認しました、、)アニメ1話からポプテピらしさ全開となっています。
原作で両者が希望していた声優さん!
そして何よりも注目したいのが、アニメ1話の前半の声優コンビが、原作でポプ子とピピ美の希望していた通りの声優さんだったのです!この辺りは原作好きのファンの方からしてみれば非常に嬉しい要素ですよね。アニメ視聴者のみならず原作からのファンも大切にしている作品であることがよくわかります。
2話 異次元遊戯 ヴァンヴー
第2話から題名が完全におふざけムードになっています。題名だけでは某カードバトル作品を思い起こす内容であると想像できるのですが、比重としてはカードバトル要素はそこまでなく、実写パート描写やNHKのパロディなどもあり、満遍ないパロディーを楽しむことができます。
遊戯王!?
そのため、元ネタである『遊戯王』を知らなくてもアニメ2話は十分楽しむことができます。このように本作は数多くのパロディが短い時間で展開されるので、アニメ界隈に興味がなくてもどこかで観たことのある作品のパロディが多く十分楽しむことができる作品であると言えると思います。
3話 ザ・ドキュメント
アイドルネタがやや多めの回です。通常のアイドルを描いたアニメーションでは描かれることのないような過激な内容となっており、本当にこんなアイドルいたら嫌だけど、キャラクターとしての腹黒アイドルポプ子はおもしろいといった感じの内容となっています。ポプテピらしい毒のある展開がたまらないエピソードです。
NHKのパロディ
NHKのドキュメント風のエピソードとなっており、テンポの良い展開といい感じにアイドル業界の裏側を皮肉った内容に癖になるファンは多いようです。数多くあるエピソードの中でも人気を得ている回であると言えるでしょう。このエピソードでポップコーンが語った数多くの腹黒い一言はSNS上で多くの素材として扱われていますね。そういった意味でも人気の回なのです。
4話 SWGP2018
ちょうどオリンピックシーズン真っ只中に放送された第4話はオリンピックネタが多く盛り込まれており、当時ニュースなどでオリンピックを見守っていたファンが更に楽しめる内容となっていました。
時事ネタをカバー
アニメ業界ネタや少し古めのネットミームを武器としていたパロディー作品の本作なのですが、時事ネタにも柔軟に対応しており、幅広い層のアニメファンが楽しめる作品となっているのです。
5話 イモ☆ヨバ
まさかの架空の別アニメを舞台にしてポプ子とピピ美が大暴れする本エピソードでは、人気声優の杉田智和と中山悠一のペアが声優を担当していたことで話題になりました。杉田智和と中山悠一のペアは声優さん同士の掛け合いの中でも特に人気の高いペアとなっていますので、是非とも声優さん同士の掛け合いが気になるというファンの方は是非この回を視聴してみてくださいね!
杉田智和と中山悠一のアドリブ力に注目!
特に、杉田智和と中山悠一は大の親友ということで知られており、実際に仲の良い二人だからこそできるアドリブの展開は非常に見応えのあるものとなっています。声優好きのファンの方から最も評価の高いエピソードであると言えるので、是非ともチェックしてみてください!
6話 第30期電脳戦
『ヒカルの碁』や当時ブームとなっていた将棋を元ネタとしたエピソードです。題名の元ネタはドワンゴが主催していた人間とコンピューターが対戦をする「電王戦」と呼ばれるタイトルで、当時はニコニコ動画を中心にして人気を集めていました。
まさかの将棋ネタ
2000年代初頭からニコニコ動画を中心に注目を集めていた将棋とアニメーションは実は相性が良く、多くのアニメファンと将棋ファンが視聴するエピソードとなりました。途中から将棋のルールを超越した対戦内容になっていく謎の展開も面白いポイントです。
7話 ヘルシェイク矢野
通常の『ポプテピピック』らしい展開と、これまでモブキャラのような存在だったヘルシェイク矢野が活躍する展開の2段構成となっているエピソードです。「ボブネミミッミ」を中心としたこれまでにないような乱れた作画のショート作品が入っているのも本作の一つの魅力であると言えるでしょう。
まさかのモブキャラが、
ヘルシェイク矢野はモブキャラの少ない本作において登場している数少ないモブキャラであり、一部のコアなファンからはカルト的な人気を得ています。アニメ界でも屈指の顎の長さを誇るため、SNSでは『かぐや姫の物語』の帝や『遊戯王』の異様に顎が長くなった城之内と一緒にネタにされたりしています。
8話 飯田橋の昇竜〜復活のピピ〜
日本映画の一大ジャンルとも言える極道者をベースにしたエピソードです。刑務所の描写があったり言葉遣いが極めて荒かったりと序盤からなかなかの癖の強さを見せてくれるエピソードとなっています。
仁義なき戦い!!
特に『仁義なき戦い』シリーズのパロディは数多く見ることができ、アニメのみならず邦画好きのファンの方も十分楽しめる作品となっています。しかし、この内容で嬉しいのは40.50代だと思うのですが、よくこの内容をこの絵柄のアニメーションに打ち込んだものですね、、
9話 奇跡とダンスを
8話で邦画のパロディーをやったかと思えば、次は洋画のパロディーが多く描かれているエピソードです。洋画の中でも特にみなさんが知っているような超人気作品ばかりがパロディされているので、今回は非常にどの層の視聴者も楽しみやすいものとなっていると言えるでしょう。
10話 銀座ホステス探偵
推理作品を主にパロディーしたエピソードです。推理ドラマやアニメあるあるの崖の上での犯人の告白など、推理作品のあるあるを丁寧に描いたエピソードであるといえます。ピピ美の白身の演技が光るエピソードであると言えますので、是非ともピピ美推しのファンの方はチェックしてみてくださいね。
11話 呪館
ホラー映画をパロディーしたエピソードです。もちろん怖い話というわけではなく、続々する展開のホラー作品のあるあるをポプテピピックなりに解釈し直して面白おかしく仕上げたエピソードとなっています。怖いものが苦手なファンの方でも笑顔で楽しめる作品となっていますので、是非安心して視聴してくださいね。
12話 THE AGE OF POP TEAM EPIC
アニメ第1期の最終話です。これまで一切語れることのなかった謎のラスボスの「キングレコード」と主人公のポプ子とピピ美が戦うというなかなか謎の展開を描いているエピソードとなっています。最終話でもブレずにポプテピピックらしさを追求するその姿勢には敬意をはらいたいですね。
怒涛の最終話
このように本作は1話から最終話まで1度もブレることなく、独自の展開を追求し続けた作品であると言えます。作中を通してさまざまな作品に対する愛のあるパロディーを楽しむことができ、さまざまなアニメ作品や映画作品を視聴してきたコアなファンの方から、声優が好きな方や、アニメ炎上勢の方など幅広い視聴者が楽しめる作品となっています。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『ポプテピピック』のアニメ1期を振り返ってみました。1話から12話まで怒涛の勢いで描かれている作品ですので、前半だけ見るだけならサラッと楽しめることができます。アマゾンプライムなどのVODでも気軽に楽しむことができるような作品となっておりますので、是非とも一度視聴してみてくださいね。他にもアニメミルでは本作『ポプテピピック』についての記事がたくさんありますので、是非そちらと併せて楽しんでみてくださいね!