2022年7月より異世界おじさんがアニメ化します。いわゆる異世界もののテンプレートをテーマとしたギャグマンガで、(世知辛い)異世界から帰還したおじさんが、甥のたかふみとともに異世界で手に入れた力を使ってYouTuberになったり、おじさんの過去を掘り下げて切なくなったりするという内容です。そのおじさんですが、熱狂的なSE●Aファンで人生の教訓や異世界での行動指針、現代に帰ってきてからにいたるまでもSE●Aがおじさんの中心です。そんなおじさんとSE●Aについてまとめてみました!
目次
異世界おじさんのイントロダクション紹介!
17年前に事故に遭い昏睡状態に陥っていたおじさんが目覚め、貧乏くじを引かされた甥のたかふみは嫌々お見舞いに訪れます。で、当のおじさんが異世界から帰ってきたと言い張る頭のおかしい人でした。しかし、おじさんは本当に異世界から帰還していたのです!その証拠に異世界の力を見せつけられたたかふみは、おじさんの力を金に変えて生きていくため、おじさんとルームシェアをしてYouTuberになる決心をするのでした。
SE●Aについて
社是!「創造は生命」!
— セガ公式アカウント? (@SEGA_OFFICIAL) December 4, 2013
おじさんが大好きなゲーム会社。まれに熱狂的なファンが存在する企業で創業は1951年4月、本社所在地は東京都大田区京急羽田空港線大鳥居、そばに多摩川……だったけど、現在本社は移転し現在は東京都品川区に本社を構えています。社是は『創造は生命』。今なお名作ゲームを生み出し続けるゲーム会社ですが、ゲハ戦争に敗北し2001年のドリームキャストの製造終了を持ってゲームハード事業から撤退します。SE●Aなんてダッセーし、プレステの方が面白れーから仕方ありませんでした。
おじさん、SE●Aがゲハ戦争に負けたことを知り絶望
異世界から帰ってきたおじさんが一番気になっていたのは、ゲームハードについてでした。特にSE●Aの次世代ハードがどうなったかですが、皆さんもご存じの通りSE●Aはゲハ戦争に敗北しドリームキャストを最後にゲームハード事業から撤退しています。SE●Aのハードは当時からネット対戦やダウンロード販売、ブラウザ視聴など画期的な機能が盛りだくさんでしたが、その性能を活かすインフラが弱く、キラータイトルのなさも人気の低迷に繋がりました。おじさんはショックで自らの記憶を消します。
SE●Aのハードとともに時代に取り残されたおじさん
おじさんが目覚めた時期には、高性能なスマートフォンが普及していましたが、おじさんは通話もできないオールドタイプな携帯電話を選びます。おじさんはSE●Aのハードを選んだ人種なので最新鋭の人気なものに忌避感があるみたいです。
セ●サターンマガジンの最後の読者レースを見るまで死ねなかったおじさん
かつて存在した雑誌セ●サターンマガジン(創刊時は別名で、ゲーマガの前身、2012年休刊)の企画の一つ、読者レースの最終結果を見る前におじさんは異世界に行く羽目になってしまいます。異世界は辛いことばかりでしたが、それでもおじさんその最終結果をみるまでは死なないと歯を食いしばって生きていました。しかし、その最終結果の1位は成人向けPCゲームの異色版でおじさんが贔屓していたガーディアンヒー□ーズは197位でショックを受けていました。
最終結果の1位 EVE burst error
シーズウェア(姫屋ソフト)から発売された成人向けゲームの移植作。とはいえシナリオの完成度は非常に高く、数々のプラットフォームでリメイクされている人気作です。発売元は消滅しますが、続編が作られるほどの人気作です。
最終結果の2位 グランディア
作品内でちょっと言及された作品。ゲームアーツより発売されたセガサターン用のロールプレイングゲーム。王道の要素をこれでもかと詰め込んだ作品で、セガサターンの命運を懸けたソフトでしたが売り上げは振るわずセガサターンの命運を決定づけます。しかし、作品自体は今なお高い評価を受けています。続編の2は暗いストーリーながらも良作とされ、2002年に発売されたエクストリームはやり込み要素が評価されPS2を半年間稼働させ続けてコンボ継続を狙う狂人が現れるほど。3はまた別の意味で有名な作品であり、悪い意味でグランディアの命運を決定づけてしまいました。気になる人はぜひ3をプレイしてみてください!
人生の教訓はSE●Aから学んだおじさん
たかふみは偶然から幼馴染の藤宮と再会します。たかふみを憎からず思っていた藤宮は、ヤバそうに見えるおじさんとたかふみを引き剥がしにかかりますが、そこでおじさんは藤宮がたかふみに気があることを見抜いてしまいます。おじさんは七瀬楓という女の子を引き合いに出して、好意を示すのに早すぎるということはないと忠告しますが、それはSE●Aのエイリアンソルジャーを引き合いに出してのものでした。
ピンチはチャンス
おじさんの座右の銘はピンチはチャンス。もうだめだというときのマイナスの力は方向を変えてやれば大きな力になる。その言葉で異世界を生き抜いてきたおじさんですが、その教訓はぷよぷよから得たものでした。
SE●Aのためなら金に糸目は付けないおじさん
YouTuberとしてそこそこ成功したおじさんですが、それでも生活は安定したとは言えません。そんな中、変身能力で美少女エルフに変身して撮影した動画が大バズりしエルフマネーを獲得します。しかし、そのマネーでプレミア価格のレトロSE●A商品を買いあさりたかふみに叱られます。おじさんはSE●Aに関する金銭感覚が完全にバグっていました。
異世界では偽名を使うリテラシーの高いおじさん
異世界で酷い目に遭いまくったおじさんは自分の本名をみだりに名乗ろうとはしませんでした。それでも名乗らなければいけない状況もあったためおじさんは偽名を名乗りますが、その名前はことごとくSE●Aのエイリアンソルジャーに関連する名前ばかりでした。
ウルフガンブラッド
おじさんがこよなく愛するとレジャー開発のメガドライブ用横スクロールアクションゲーム、エイリアンソルジャーに登場する(ステージ23ボス。馬型のロボットに乗った狼男のガンマン) の名前。大体この名前で定着しますが、後の本名を明かします。
黒木天魔
おじさんが出会ったパーティー、アリシア、エドガー、ライガの前で名乗った名前。元ネタは前述と同様のエイリアンソルジャーのキャラクター、イプシロン1の本名、黒木天魔。
亀頭万作
王国騎士団長に名乗りそうになった偽名。元ネタは前述と同様のエイリアンソルジャーで登場するボスキャラクター。
おじさんが知ってるハリネズミ
おじさんはハリネズミに愛着を持っていますが、そのハリネズミは現実に存在するハリネズミではなく、青くて早くてスマブラにも出てるあのハリネズミでした。ただ異世界で出会ったハリネズミはおじさんの知ってるハリネズミではなく、残虐性しかなかったためおじさんに蒸発させられます。
おじさんが泣いて気絶するほど喜ぶ思い出の歌
おじさんが思い出の曲としてメイベルに教えたBGM。今の子供は知らないゲーセンのUFOキャッチャーでよく流れていたBGM。元はソニック・ザ・ヘッジホッグのbgmで曲名はSTARLIGHT ZONE。多分曲を聞けば聞いたことがある人は多いはず。2020年の東京オリンピックでも使われた由緒正しい名曲。
DreamsDreams
メイベルに教えたもう一つの名曲。作中ではNiGHTSのエンディングとしか表記されていませんが、ソニックの開発チームが手掛けた名作ゲームNiGHTSのエンディング『DreamsDreams』。子供バージョンや大人バージョンなどいろんなバージョンが存在します。ゲーム本編のエンディングで歌っているのは元SE●A所属のササキトモコ氏。スマブラXで日本語版アシュリーのテーマを歌っていたお方です。いろんなプラットフォームでリメイクされているも、Wiiで発売されたNiGHTSはリメイクではなく新作。
【異世界おじさん】おじさんとSE●Aまとめ
異世界おじさんにとって最も重要なキーワードであるSE●Aについてまとめてみました。作るゲームの殆どがあまりにも早すぎたと言われるSE●Aですが、信者のこころをつかんで離さない企業でもあります。関連作品を動画サイトで調べるとコメント欄に異世界おじさんがあることも多いので、気になる人はぜひ調べてみて下さい!