『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』は、同名のスマートフォン向けゲームを原作としたアニメです。アニメの第一シリーズと第二シリーズが過去に放送され、今年の春には最終章である『Final SEASON-浅き夢の暁-』が放送される予定です。ついに最終章ということで、どのような結末を迎えるのか話題になっています。今回は、主人公の環いろはたちと対立する勢力である「マギウスの翼」について解説したいと思います！
マギウスの翼とは？
マギウスの翼とは『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』において、環いろはたちと対立する魔法少女の集団です。「魔法少たちの救済」という理念を掲げる組織で、メンバーは「魔女化を回避すること」を目的として活動しています。魔法少女が一般人の上に立つべきという「魔法少女至上主義」という考え方も持っています。悩みを抱えている魔法少女にとっては福音のような存在ですが、勧誘のためには洗脳するなど手段を選ばない一面もあり、過激なカルト団体のような組織でもあります。
構成員について
組織のトップである「マギウス」の3人を筆頭に、白羽根や黒羽根と呼ばれる戦闘員、さらに2人の幹部で構成されています。厳密には白羽根と黒羽根のメンバーのことを「マギウスの翼」と呼び、トップの3人は「マギウス」なのですが、全員まとめて「マギウスの翼」とされることが多いです。この記事ではマギウスの3人と、幹部の2人を紹介したいと思います！
アリナ・グレイ
マギウスの一人です。若い時から様々な賞を受賞している天才芸術家で、英語交じりの日本語を話します。高校では美術部に所属していますが、「はみだし者」扱いされているようです。部員が後輩一人しかいない漫画研究部と合同で教室を利用しており、漫画研究部の後輩のために絵の指導も行っています。美術家として思い悩み、スランプ状態になっていた時にキュウベえと出会い「誰にも邪魔されないアトリエが欲しい」という願いによって魔法少女になりました。
里見 灯花
マギウスの一人で「里見メディカルセンター」の院長の娘です。主人公の環いろはの妹の環ういと、マギウスの一人である柊ねむと同じ病院に入院していたことがあります。現実主義者で、非科学的な想像が好きなねむとは喧嘩が多く、ういに仲裁されることがよくありました。退院後に発見した叔父の原稿から魔法少女の存在を知り、その後キュウベえに出会ったこともあって、いろはを魔女化する運命から救うべく「穢れの自動浄化システム」を考案し、魔法少女になりました。その結果、ういの存在をこの世界から隔離せざるを得ない状況を招いてしまいます。
柊 ねむ
マギウスの一人で、小説家志望の文学少女です。灯花が考案した「穢れの自動浄化システム」を実現するために、魔法少女になりました。激しい戦いの末、ねむがマギウスとして行った行為の代償として車椅子生活となり、魔法少女らによる裁判を受けて変身を制限されました。最終的に、マギウスの事件を引き起こした贖罪として灯花と共に変身して自爆し、壮絶な最期となりました。
梓 みふゆ
マギウスの翼の幹部の一人です。七海やちよの幼馴染であり、戦闘ではパートナーとして7年間共に魔女と戦っていました。自身の魔力に衰えを感じており、ひとりの女性としての幸福を得るためにマギウスの翼の幹部になりました。やちよのことは「やっちゃん」と呼び、お互いを捨てられない関係と自認するほど仲が良いです。かつては由比鶴乃とも親交があったようです。いろはや鶴乃、やちよをマギウスの翼に勧誘しようとしたために、対立することになりました。
巴 マミ
マギウスの翼の幹部です。『魔法少女まどか☆マギカ』から出演している魔法少女で、昔から知っているという人も多いと思います。調査の過程で神浜市にたどり着き、他の地域に比べて魔女が増えていることや、その他様々な要因から神浜市への警戒を強めます。その後、神浜市を訪れた際に梓みふゆから魔法少女の真実を知らされ、マギウスに洗脳されてしまいます。以降はマギウスの翼の一員として神浜市で活躍するようになります。
マギウスの翼についての解説まとめ
マギウスの翼の概要とメンバーについて解説しました。個性的なキャラクターたちで構成されていマギウスの翼はとても魅力的で、ストーリーを盛り上げてくれます。敵キャラクターは主人公と同じくらい重要と言われることもあるので、とても重要な存在と言えるでしょう。それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
