『マギアレコード 魔法少女☆まどかマギカ外伝』は同名のスマートフォン向けゲームを原作としたアニメです。過去に第一シリーズと第二シリーズが放送されました。第一シリーズは全13話で、第二シリーズは全8話となっています。初代の『魔法少女まどか☆マギカ』が放送開始から11年経過しており、日本のみならず海外にもファンがいるなど、人気の作品となっています。今年の春には最終章である『Final SEASON-浅き夢の暁-』が放送予定で話題になっています。最終章の前に、過去のシリーズを改めておさらいしておきたいという人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、最終章を観る前に第一シリーズと第二シリーズの振り返りをしたいと思います！まだ観ていない人にとってはネタバレを含む可能性もあるので、ご注意ください！
目次
いろはの願い
主人公の環いろはは宝崎市に住んでいる中学生で、魔法少女として戦う日々を過ごしていましたが、契約時の自身の願いが何だったのか忘れていました。ある日、同じ魔法少女である黒江から『神浜に行けば魔法少女は救われる』という噂を聞きます。神浜とは一体何なのか。魔女との戦いの中で、いろはは偶然にも神浜に辿りついたのでした。その後、いろはは自分の願いが「妹のういの病気を治すこと」であったと思いだします。しかし、ういが存在した痕跡が綺麗さっぱり消えており、全く残っていませんでした。
鶴乃との出会いと口寄せ神社
ういに関する手がかりを手に入れるため、神浜市を本格的に調べることにしたいろはは、中華料理店の娘である由比鶴乃と出会います。鶴乃はういを助けるため、七海やちよに協力を依頼します。やちよは神浜市の噂に詳しく、話し合う中で三人は「口寄せ神社」が怪しいのではないかと考えます。口寄せ神社の絵馬にいろははういの名前を、やちよは昔の親友であるみふゆの名前を書きます。噂通りに二人が現れますが、実物とはかけ離れた偽物でした。更に、神社の主である馬の怪物に襲われて大ピンチに陥ります。
フェリシアとの出会いと裏切り
神浜市の工匠区に迷い込んだいろは『フクロウ幸運水』という幸運を呼び込むという水を勧められ、飲んでしまいます。同じくフクロウ幸運水を飲んだのは深月フェリシアという魔法少女でした。飲んだ二人は行く先々で信じられないくらいの幸運に恵まれます。報酬をもらって傭兵をしているフェリシアは、いろはの専属の傭兵になり、一緒にういを探すことを提案します。しかしその後「マギウスの翼」という組織にフェリシアは勧誘され、彼女はいろは達を裏切ってマギウスの翼の側についてしまいます。
噂とさなとの出会い
いろははみかづき荘に引っ越し、神浜市の学校に転校することになりました。新しい学校になかなか馴染めないいろはは、同じように孤立している同じクラスのレナと一緒にお昼ご飯を食べることになりました。話している中で、いろははレナから「透明人間」の噂と「ひとりぼっちの最果て」という噂を聞きます。そして鶴乃からは「電波少女」という噂を聞きます。全ての噂に繋がりがあると感じたいろはは、届きつづける不審なメールに返信することにしました。メールの送り主は自身をアイと名乗り、いろはに「ひとりぼっちの最果て」に来るように言います。「ひとりぼっちの最果て」には二葉さなという少女が監禁されていました。最終的にさなは解放され、アイは自ら消滅しました。
やちよの決意、そして・・・
いろははマギウスの翼に勧誘されましたが、断りやちよと合流します。やちよは自分のせいで周りが不幸になっていると思い込み、いろはにチームみかづき荘を解散すると告げます。記憶ミュージアムが崩落し、脱出しようとした彼女たちに待ち受けていたのは、巴マミでした。ここまでが、第一シリーズのあらすじになります。次からは、第二シリーズのあらすじをネタバレ込みで解説したいと思います！
ついにマギウスの本拠地へ
マギウスの本拠地「ホテルフェントホープ」の場所を突き止めるためにやちよは試行錯誤していました。そんな中、宝崎市の魔法少女の黒江と小さいキュウベえを発見します。逃げる黒江を追う途中でやちよの前に現れたのは、かつての親友である梓みふゆでした。みふゆはマギウスの翼のメンバーで、マギウスの計画の必要性を主張しました。その後、やちよはいろはを見つけて、取り戻すことに成功します。いろははやちよと黒江と共に、マギウスの本拠地へと向かいます。
マギウスとの戦い
ついにマギウスの本拠地へと乗り込みますが、いろは達の前に現れたのは、マギウスの戦士となった由比鶴乃と巴マミでした。二人とも洗脳されて自我を失っており、完全に操られている状態でした。仲間を攻撃する二人に戸惑い、いろは達は上手く戦うことができません。一方その頃、神浜市にはマギウスの作戦によって魔法少女が集められており、史上最大級のスーパーセルも接近していて、6時間後に上陸するという絶体絶命のピンチに陥っていました。そのスーパーセルの正体は最凶最悪の魔女と言われる、ワルプルギスの夜でした。
壮絶な戦いの行方
ウワサと融合していた鶴乃を倒されたことで、鶴乃は無事に解放されました。作戦が台無しになってしまったことで怒りを露わにしたマギウスの灯花は、ウワサの大軍を出動させます。しかし同じマギウスの柊ねむは、灯花の様子を見て困惑します。どうやら、ねむが想定していたのとは違う方向で事が進んでいるようでした。一方いろはは、気が付くと見知らぬ世界にいました。そこでいろははメルという占いをしている魔法少女に出会います。メルを見たいろはは、記憶ミュージアムで灯花によって見せられた、過去の出来事を徐々に思い出していくのでした。ここまでが第二シリーズのあらすじとなります。
第一シリーズと第二シリーズのネタバレ込み振り返りまとめ
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の第一シリーズと第二シリーズのあらすじを、ネタバレを含めつつ紹介しました。作中では『魔法少女まどか☆マギカ』に登場したキャラクターも再登場しており、物語において重要な役割を果たしています。当時観ていた人にとっては、好きだったキャラクターが活躍するのを再び見られるのですから、テンションが上がること間違いありません。いろは達はどうなるのか、そして最終章はどのように完結するのか、今から楽しみですね！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
