『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』は、同名のスマートフォン向けアプリゲームを原作としたアニメです。第一シリーズと第二シリーズが過去に放送されており、今年の春にはついに最終章『Final SEASON-浅き夢の暁-』が放送予定で話題になっています。この作品では「神浜市」という架空の町が舞台になっており、神浜市での出来事を中心に物語が進行します。今回は、神浜市について様々な視点から解説していきたいと思います！
神浜市とは一体何なのか？
神浜市は、物語の舞台となる町です。今作の原作である『魔法少女まどか☆マギカ』の舞台の、見滝原市や風見野市から離れた場所にある都市です。人口は300万人程度で、実在する市町村と比較すると大阪市の人口より多く、横浜市の人口よりは少ない位の数です。とても都会的な町の人口であることが分かります。高速道路や鉄道や地下鉄など交通網が発展している一方で、歴史が古い町でもあり、昔の名残を感じさせる部分もあります。神浜市との位置関係として、見滝原市は北西方向に存在しており、西側には宝崎市という都市もあります。
神浜市と魔法少女に関する噂
神浜市は、魔法少女に関する噂が何かと多いことで有名です。「魔法少女がそのままの姿でありつづけられる場所」とされていますが、魔女や使い魔が他の町よりも強力なのが現状です。魔法少女の数が多く、中高一貫校が多いということもあり、同じ学校に在籍している魔法少女が複数というケースも珍しくありません。他の町から魔女や使い魔が消えて神浜市に集まって来たり、キュウベえの代わりに小さいキュウベえが現われたり、ウワサと呼ばれる怪物が出現するようになったりと、様々な異変が神浜市で起きています。
神浜市の現状
神浜市の現状としては、西部はそれなりに開発が進んでいるものの、東部では開発が遅れており寂れた感じになっています。地価の問題もあるのか、東部の住民は経済的に困窮しているようです。また、神浜市の各所に廃墟があり、急速に発展させた代償とも言えるでしょう。前述した通り中高一貫校が多く、魔法少女が通う学校に限った話で言えば、全て中高一貫校です。神浜市立大学のような、小中高大一貫校も存在しています。休日や祝日であっても、各学校の生徒が制服で活動していることも特徴です。
神浜市の治安は？
どんな場所でも大なり小なり犯罪は起きうるものですが、神浜市は凶悪犯罪が多く、お世辞にも治安が良い町とは言えません。例を挙げると、クリスマスシーズンに銃を用いた誘拐事件や爆破事件、警察と検察による捏造事件、イベント会場での銃を用いた殺人未遂事件などがあり、現代の日本では考えられないような事件の数々が起きていました。
神浜市のエリア
新西区、水名区、参京区、中央区、栄区、工匠区、大東区、南凪区、北養区の9つに分かれています。それぞれの区に細かい設定やコンセプトがあり、主人公たちのチームである「チームみかづき荘」の名前の由来になった「みかづき荘」は新西区に存在しています。由比鶴乃の実家が経営している中華料理店「中華飯店万々歳」は参京区にあります。中央区は多数の企業が集結するオフィス街であり、栄区はファッション街です。近代的な印象を受ける一方で、水名区や工匠区には古くてやや時代錯誤な風習が残っています。
いろはが来る前の神浜市について
主人公である環いろはが神浜市にやってくる1年前、同市の魔法少女たちは七海やちよと梓みふゆが中心となっている西側、和泉十七夜を中心とした東側と、二つの共同体に分かれていました。これらの共同体は魔女退治の戦闘において互いに協力し合って戦力不足を補う他、魔法少女同士の争いを回避する目的もありました。魔女不足から双方が対立し、魔法少女が襲撃されるという事件も起きて本格的な争いになりかけたこともありましたが、魔女の増加によって争いの原因が解消されたこともあり、争いは徐々に減っていったようです。しかし、わだかまりが完全に無くなった訳ではなく、魔法少女昏倒事件なども発生しており派閥間で緊張が高まることもありました。神浜市の魔法少女たちが本当の意味で一致団結するには、まだまだ時間がかかるのかも知れません。
神浜市についての解説まとめ
神浜市について、様々な視点から解説してみました。神浜市は架空の町とは思えない程設定が細かく、実在する町なのでは無いかと感じてしまう程です。そのような細かい設定や作り込みがあるからこそ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』のゲームやアニメにはファンが多く、人気のコンテンツなのだと思います。これから始まる最終章も楽しみですね！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
