『ヴァニタスの手記』は、19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼と人間の関わり合いを描いた作品です。ダークな設定である一方でコメディ要素もあり、そのバランスによる面白さが人気となっています。2022年1月には第2クールが放送される予定で、更に期待が高まっています。今回は『ヴァニタスの手記』の作者について、詳しく紹介していきたいと思います！
はじめに：『ヴァニタスの手記』ってどんなお話？
19世紀のフランスでは、吸血鬼と人間が混在した生活を送っていました。吸血鬼の青年ノエは、吸血鬼に呪いを与えると言われている魔導書「ヴァニタスの書」を探しにパリへと向かっていました。旅の途中でノエはとある事件に遭遇し、混乱を極める中、颯爽と現れたのは自称「吸血鬼の専門医」である人間ヴァニタスでした。ヴァニタスは、ノエが探していた魔導書を持っていました。二人の不思議な出会いから、吸血鬼と人間を巡る物語が幕を開けます。ちなみに「手記」の読み方は「カルテ」です。
作者は望月 淳氏
『ヴァニタスの手記』の作者は望月淳氏です。神奈川県出身で、誕生日は12月22日です。女性の漫画家で、2004年の時にデビュー作『パンドラハーツ』でデビューしています。年齢は非公開ですが、デビュー作を描いた頃に専門学校に在学していたので、2004年の時点で19歳か20歳だったのでは無いかと思われます。デビュー作は読み切り作品でしたが、2005年に『Crimson-Shell』という漫画で初連載を果たします。中学時代から毎週ノート数冊分の漫画を描いていたそうです。子供の頃から好きだったことを仕事に出来るのは、とても素晴らしいことですよね！
望月 淳氏のこだわり
カラーイラストの時はPC処理を行わないというスタイルで描いており、原画の周囲には色を試した痕跡などが残っています。使用する紙にもこだわりがあり、ワットマン水彩紙を利用しているとのことですが、この水彩紙は既に廃版になっています。現在は他の紙を使っている可能性もありそうです。また、ペンも用途によって様々な種類を使い分けています。
望月 淳氏の他の作品は？
2005年に初連載を果たした望月氏は、2006年から『Pandora Hearts』という作品の連載をスタートさせます。ちなみに前述した通りデビュー作も『パンドラハーツ』というタイトルですが、デビュー作とは違う作品という位置づけになっています。不思議の国のアリス等の童話をモチーフにした作品であり、独特な世界観は『ヴァニタスの手記』にも引き継がれている部分があると思います。2015年まで9年間連載されていた作品で、2009年にアニメ化されました。アニメ版では皆川純子さんや田村ゆかりさん、小野大輔さんなど有名な声優が多数出演しました。
望月 淳氏の顔画像は？
望月淳氏の顔画像を検索して探してみましたが、望月氏と思われる人物の画像はありませんでした。顔が知られると「作品のイメージとのギャップが生まれる」と考える漫画家もいるので、望月氏も同じポリシーなのかも知れません。『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎氏も昔は顔出しをしていましたが、現在はメディアに出る際は顔を伏せています。
望月 淳氏の他の情報
女性イラストレーターである深遊氏との交流が深いことでも有名です。深遊氏はイラストコンテストで優勝するほどの実力派のイラストレーターで、『円環少女（サークリットガール）』というライトノベルのイラストを担当しています。望月氏のコミック巻末のスペシャルサンクスでは深遊氏のことが非常によく書かれています。また『キューティクル探偵因幡』というコメディ漫画を描いた、もち氏とも仲が良いことで有名です。『キューティクル探偵因幡』はアニメ化もされています。
『ヴァニタスの手記』作者紹介まとめ
『ヴァニタスの手記』の作者について紹介しました。作者の漫画家になった経緯や作画のこだわりなどを知ると、作品を読むのがもっと楽しくなりますよね。望月氏に関しては、公開されている情報がまだそれほど多くないので、これから新しく情報が追加されるかも知れません。望月氏の他の作品も読んでみたくなります！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
