ジョジョ第6部が2022年1月からアニメ化!ジョジョシリーズの中で唯一の女性主人公で、ジョジョシリーズの大きな区切りとなっている作品であり、そのストーリーもなかなか衝撃的な展開の作品となっています。今回はジョジョ第6部のストーリーをネタバレ紹介していきたいと思います。今回は後編で、前編は別の記事でまとめています。
目次
ジョジョ第6部ストーリーその⑦ 厳正懲罰隔離房デスマッチ
徐倫は厳正懲罰隔離房に収容されてしまいます。しかし、それは徐倫が黒幕へ近づくために利用したものでした。懲罰房は地獄のような環境で、フー・ファイターズは徐倫を助けにいこうとしますが、一人では絶対に達成できません。フー・ファイターズは幽霊アナスイに協力しますが、エンポリオはそれを止めます。アナスイは分解癖のある殺人者で、本来誰かに従うような人物ではありませんでした。しかし、アナスイは意外にも徐倫救出に協力的でした。アナスイは徐倫に一目惚れして結婚したいと言い出し、徐倫との結婚を祝福するなら協力すると言い出します。
スタンド使いとの死闘
プッチ神父がDISCにより仕掛けた『デスマッチを強要させるスタンド』によって、徐倫は隕石を降らせるスタンド使いと戦い、アナスイの協力で懲罰房へ侵入したフー・ファイターズは風水によって吉の方角と凶の方角を指し示すスタンド使いと戦います。何とか撃退するも、その後徐倫たちが追っていた骨は囚人たちを植物化させ緑の赤ちゃんとして生まれ落ちます。徐倫とアナスイは緑色の赤ちゃんを回収しようとするのですが、遠隔操作タイプのスタンドのヨーヨーマッに飲み込まれ奪われてしまいます。
ジョジョ第6部ストーリーその⑧ 緑色の赤ちゃんを追え!
アナスイと徐倫は緑色の赤ちゃんを取り返すためにヨーヨーマッを追い、フー・ファイターズは本体を暗殺しに向かいます。ヨーヨーマッはイジメやすいやつでしたが、それこそが罠でいつの間にか絶体絶命の状況に追い込まれますが、アナスイが何とか撃退します。DアンGを暗殺しようとしていたフー・ファイターズはその過程ですべての黒幕『ホワイトスネイク』が神父のエンリコ・プッチであることを突き止めます。
フー・ファイターズ蒸発!!??
アナスイと徐倫は緑色の赤ちゃんを追いますが、赤ちゃんは近づくものの大きさを半分にし続けるというスタンドを覚醒させており、赤ちゃんに近づくたびに小さくなるため理論上赤ちゃんに近づけなくなるのですが、赤ちゃんが徐倫の星の痣に興味を向けたことから能力は解除され、赤ちゃんを回収することに成功します。一方、宿敵エンリコ・プッチから何とか逃げて、徐倫に敵の正体を伝えようとするフー・ファイターズは生命線の水分を補給しようとしますが、プッチ神父に水を熱湯に変えるスタンドを付加されてしまい蒸発してしまいます。
ジョジョ第6部ストーリーその⑨ さよならF・F
プッチ神父に出し抜かれたフー・ファイターズですが、無線機でその危機を察したウェザー・リポートが雨を降らせて復活します。フー・ファイターズはウェザー・リポートとともに徐倫とアナスイの前に姿を現し、黒幕がプッチ神父であることを告げます。しかし、そのウェザー・リポートはプッチ神父が擬態した姿で、隙を突かれたアナスイは致命傷を負い、フー・ファイターズも消滅寸前。徐倫は単身プッチ神父と戦い追い詰めるも、プッチ神父は承太郎のDISCを死にゆくアナスイに挿入し、徐倫が気を取られた隙に逃走。フー・ファイターズは生命と引き換えにアナスイを助け、徐倫にさよならが言えてよかったと言い残し消滅します。
ジョジョ第6部ストーリーその⑩ 脱獄!
徐倫は刑務所を去ったプッチ神父を追うために脱獄を決意しますが、脱獄には障害がありました。物事を三つしか記憶できなくなるスタンド使いに行く手を阻まれます。スタンド自体に記憶を継承させることで主任看守のミューミューをオラオラして脱獄します。エルメェス、エンポリオとともに脱出し、アナスイもウェザーとともに脱出してプッチ神父を追いかけます。
自由人の狂想曲
アナスイとウェザーはその道中でスタンド使いの妨害を受けます。そのスタンド能力は世界中のキャラクターを実在化させ、キャラクターに惹きよせられると肉体と精神が分離し、その物語の結末の通りに殺されてしまうというスタンドでした。全世界を巻き込んだスタンド能力にアナスイは殺されそうになるも、ウェザーが実在化したゴッホを脅迫してすべてを元に戻す物語を描かせたことによって能力を打ち破ります。
ジョジョ第6部ストーリーその⑪ ひさしぶりねロメオ
徐倫とエルメェスはプッチ神父を追うための足を確保するべく、自分をハメた元恋人ロメオの元に顔を出します。ロメオは心から反省していると言い、徐倫にお金とキーを渡します。しかし、徐倫がそこを後にした瞬間に警察に通報します。もちろん徐倫にとってはそんなことは予測済みでエルメェスのシールをロメオの舌に貼っていました。が、ロメオは警察に嘘の証言をします。ロメオは徐倫を売らなかったのです。でも、やっぱり裏切らない保証がないのでロメオはシールをはがされて口封じされます。
リキエルのスカイ・ハイ
ロメオから受け取ったヘリでプッチ神父を追う徐倫たちは、ヘリの中で何者かの攻撃を受けます。姿も見えず、何をされているのか分からない状況でヘリから引きずり出されます。徐倫たちの前に立ちふさがったのは、ロッズという謎の生物を操るディオの息子であるリキエルでした。リキエルのスカイ・ハイは目にも見えない高速で飛び回るロッズという生物を操り、標的の体温を奪い様々な疾病を引き起こすスタンドでした。
ジョジョ第6部ストーリーその⑫ アンダー・ワールド
徐倫はリキエルを撃退し、プッチ神父を追いケープ・カナベラルへと向かいます。その道中、オーランド市内の病院内にプッチ神父がいることを察知した徐倫はここで勝負をつけるために病院内に入りますが、そこでスタンド使いのドナテロ・ヴェルサスの能力であるアンダー・ワールドに捕らわれます。ヴェルサスのアンダー・ワールドは地面に記憶された事象を再現させる能力で、徐倫とエルメェスは墜落する飛行機の出来事の再現の中に閉じ込められてしまいます。
記憶を取り戻すウェザー
ヴェルサスの能力は必ず再現されるという仕様を逆手に取られ、助かる席でやり過ごすことで二人は脱出。ヴェルサスは追い詰められますが、プッチ神父から奪ったウェザー・リポートの記憶DISCをウェザーに返す隙を突こうとします。しかし、記憶を取り戻し凶暴性を増したウェザーの隠された能力であるヘビー・ウェザーはサブリミナルで虹に触れたものを無差別にカタツムリだと思い込ませる能力でした。
ジョジョ第6部ストーリーその⑬ ウェザーとプッチ神父の過去
ウェザーの本名はウェス・ブルーマリンでしたが、実は過去に病院ですり替えられていたプッチ神父の弟であるドメニコ・プッチでした。プッチ神父は懺悔に来た女性からその真実を知りましたが、ウェスは妹のぺルラと恋人になっていました。プッチ神父は苦悩の挙句、別れさせ屋に二人を別れさせようと依頼します。しかし、その別れさせ屋は白人至上主義者の団体で、ウェスが黒人の血を引いていると勘違いし、ウェスを殺害。ウェスの死を知ったぺルラは自殺しますが、ウェスは死んでいませんでした。そのときの怒りから発現したのがヘビー・ウェザーの能力で、だからプッチ神父は記憶を封印していたのです。
ウェザーVSプッチ神父
ウェザーは自分でも能力を制御できず、アナスイに自分を殺すように頼みます。しかし、その前にプッチ神父と決着を着けなければなりませんでした。ウェザーはプッチ神父を追い詰めますが、徐倫たちが車で乱入された隙を突かれ、プッチ神父に殺されてしまいます。しかし、ウェザーは死に際にプッチの能力を利用して自分の能力をDISCに封じ込めていました。
ジョジョ第6部ストーリーその⑭ ケープ・カナベラルへ
ケープ・カナベラルに到着したプッチ神父のスタンドであるホワイトスネイクは重力を逆転させ、物体を裏返す『C-MOON』と進化していました。その能力でエルメェスは吹き飛ばされ、徐倫は能力を覚醒させたプッチ神父と死闘を繰り広げます。その死闘の最中、吹き飛ばされたエルメェスは復活した承太郎を引き連れてプッチ神父の前にやってきます。しかし、プッチ神父も自身の能力の最終形態、時を加速させるスタンド『メイド・イン・ヘブン』を覚醒させます。
メイド・イン・ヘブン
メイド・イン・ヘブンの能力は承太郎のスタープラチナの時を止める能力をはるかに凌駕するスタンドでした。時を加速させる能力でエルメェス、アナスイ、そして徐倫をかばった承太郎ですら葬られてしまいます。徐倫は最後の希望となるエンポリオを身を挺して逃がし、プッチ神父にやられてしまいます。
ジョジョ第6部ストーリーその⑮ 因縁の終わり
プッチ神父の能力で世界は一巡しますが、過去の因縁を持つエンポリオを逃がせばいつの日か必ず自分を倒す日が来る。その可能性を摘むためにプッチ神父は一巡後、徐倫(のそっくりさん)と承太郎(のそっくりさん)が面会に来る時で加速をやめ、エンポリオにとどめをさそうとやってきます。しかし、それこそがエンポリオの勝算でした。エンポリオはプッチ神父の攻撃を利用し、自分の頭にウェザー・リポートのDISCを挿入します。
僕の名前は
エンポリオはウェザーですら知らなかった隠された能力、純粋酸素を集める能力で酸素を部屋に充満させていました。純粋酸素は人間にとって猛毒で長時間その環境にいれば当然死に至ります。時を加速させればその速度は格段に速くなる。メイド・イン・ヘブンを逆手にとられたプッチ神父は倒され、一巡後の世界でプッチ神父がやってきたことの起こらない一巡前と一巡後とも違うパラレルワールドへ移行しました。それによってジョースターの因縁は終わります。一人残されたエンポリオの前にエルメェス、ウェザー、徐倫、アナスイによく似た人物が現れます。旅への同行を提案してくれる彼らに名前を聞かれ、一巡前の記憶を持つ唯一の人物となったエンポリオは「ぼくの名前はエンポリオです」と泣きながら答えるのでした。
【ジョジョの奇妙な冒険】ストーンオーシャン 6部 ネタバレストーリーまとめ後編
ジョジョ第6部のストーリーをまとめてみました。前編も別の記事でまとめています。ジョジョ第6部はジョースター家の因縁に決着がついた作品で、最後の展開はジョジョシリーズの中でも重苦しくも心に残るラストだったと思います!ラストが必見の作品なので、1月から始まるアニメはぜひ最後まで見てほしいです!