本作「カノジョも彼女」の主人公である直也は基本的にはいたって真面目なのですが、直接彼女に二股をしていいか相談するような狂ったところもあり、その直也を取り巻くヒロインたちも、いろいろと何かがおかしい爆弾を抱えています。その為、主人公の直也を始め、普通の感性では理解できない様な意味不明な行動や言動をとるキャラが多数登場。今回はその中でも特におかしな迷言をいくつか紹介していきます。
目次
二股していいか…一緒に彼女に聞きに行かないか！？
全ての始まりであり、すべての元凶ともなった目を疑いたくなるような問題発言。こっそり二股するだけでも問題なのですが、何をとち狂ったのか浮気相手を連れて彼女の元へ二股していいか聞きに行こうとしています。（文字で打っていても訳の分からない展開……）しかもこれは、10年間同じ女の子だけに毎月告白し続け、やっとOKを貰い付き合う事ができた男のセリフという事で、ますます理解不能な事に……そしてこの提案を出された彼女である渚も、つい勢いに流されてOKしてしまうのでした。
オレたち何も悪いことしてないのに！？
3人が二股同居生活を開始する事になった翌日、咲は自分が直也の彼女だとクラスで知られているため、二股の事は絶対に秘密にするよう忠告します。同じクラスで過ごしていても渚は初対面の他人……その事に耐えられない直也は「オレたち何も悪いことしてないのに！？」と反対するのですが、咲は「世間体が悪いのよ！！」と正論を言って直也の頭をぶん殴りました。一時的に丸く収まりましたが、学校では「二股は悪い事ではなくクラス中に知られても構わない」という直也の考えに振り回される事になります。
オレは二股はしても、エッチなことはしない約束をしているんだ！！
直也が突然現れた初対面のミリカに言った一言。3人でお弁当を食べるため、こっそりと体育倉庫で食事をしていた3人でしたが、ある日そこへ窓からミリカが現れます。体育倉庫に男1人と女2人……エロイことをしていたのでは？と疑うミリカに対し、直也は初対面の相手に大声で訳の分からない発言をし、ついでに二股している事までバラしてしまいます。これには咲も思わずブチギレ。綺麗なアッパーカットを直也にお見舞いしていました。（この後逆にミリカの弱みを握り、二股バレの危機は回避）
付き合ってもない男女が、一つ屋根の下はどうかと
凄く真っ当な意見ではあるのですが、二股をしている直也が言うと「お前が言うな！」と言ってしまいそうになる迷言に大変身。直也はこの時すでに2人の彼女と同棲中。これはつまり裏を返せば「好きな子が出来たら何人でも一つ屋根の下で暮らす」とも取れます。さすがのミリカもこの発言にはツッコミを入れるしかなく、「二股してるくせにマジメかー！」と叫んでいました。
再生数は谷間で稼ぐんだよ！！
底辺ミーチューバーから登録者数5万人超えの人気ミーチューバーになったミリカの名言。動画では身バレ防止のためマスクをしているミリカの武器は持ち前の巨乳。動画ではこれでもかというくらい胸を強調して登録者数を伸ばしてきました。それだけに、なんだかバカっぽい迷言に聞こえますが説得力もあり、ここまで苦労してきたのがよく分かる名言でもあります。ちなみに妹は胸を一切出さず、可愛さとゲームの上手さで既に登録者数も1万人を超えており、再生数は谷間で稼ぐ理論は破壊されています。
いくらなんでも三股はできない！人として！
ミリカにしつこく言い寄られた直也が言い放った一言。その前に人として二股して3人で同居するのもだめだろ！と言いたくなるところですが、この後しっかり咲から「二股だってダメだけどね！！」とツッコミを入れられ、渚も口にはしていませんが「何言ってんだこの人」といった表情で汗をかいています。本作のツッコミの中でも1.2を争うほど咲に共感できるツッコミでした。
しょせん二股野郎の言葉だよ！？
家の庭に住み着いたミリカを追い出すため、強硬手段でテントなどを売り払おうとした時の名言。ちなみに周りの人間が直也に対して言ったセリフではなく、直也が自分で自分の事を「二股野郎」と言ったシーンです。ミリカに告白されても断り続けてていたので咲たちはそこまでする事ないと止めるのですが、直也は自分自身でそのうちミリカの事も好きになって三股するのではないかと危惧していました。自分を二股野郎と呼ぶおかしな迷言ですが、「確かに直也の言う通りだな」と言いたくなる迷言です。
誰でもいいから発情してるだけなんだよね？
これまでさんざん好きだという事を臭わせていたミリカに対し、「もしかして自分の事を好きなのでは？」と思い始めた直也。これは厄介なことになったと焦った咲は、ミリカは発情期なだけだという苦しい言い訳をして直也はあっさりとそれを信じてしまいました。しかし翌日、学校でミリカと会った直也は「好きだと勘違いしてごめん」と謝罪。「好きだと勘違い」と勘違いしている直也はさらにこの発情期発言をし、ミリカは「言う方も信じる方もバカか！！」とツッコミを入れるのですが、直也は咲の言葉を信じミリカが発情期なのだと勘違いしたままでした。
互いの肌に触れたいだけの、いちゃつく為だけの行為なんだなって！
旅行先で彼女2人と手を繋いで満足気に直也が言った一言。「手を繋ぐ」という恋人なら自然にする行為を、わざわざ妙な言い回しをして2人を困惑させます。咲は「言い方がイヤ！」と怒るのですが、直也は更に背徳感を感じドキドキするなどと言っていました。これには咲も呆れ気味に恥ずかしさで震えながら「そりゃよかった」と聞き流していました。
二股してる人にいわれるなんて！！
いつもは大人しくて滅多にツッコミなんて入れない渚の会心のツッコミ。咲を優先して自分は二番目でいいと言って、常に咲に譲り続けてきた渚。この時も咲を優先するように言って走り去ろうとするのですが、それを直也は良しとせず追いかけます。その途中で直也が言った「他の人と付き合うの！？」「水瀬さんの浮気者ー！！」という思わず耳を疑うようなセリフに、渚も思わず「二股してる人に言われるなんて！！」とツッコまずにはいられなかったようです（笑）
私が諦めるためにも、二股なんて絶対やめさせる！！
初登場時から直也の二股に大反対し、咲とだけ付き合うように言い続けてきた柴乃。いつも咲の事を第一に考えるまさに親友であり、本作の中で唯一と言っていいほどまともなキャラだったのですが……この一言をきっかけに状況は一変。なんと柴乃も直也の事が好きであり、自分が諦める為に咲とだけ付き合って欲しいと思っていたのでした。しかし直也が他の女の子も彼女にしてしまった事で、柴乃も徐々に自分の気持ちを抑えきれなくなっていきます。そしてついに「キスでもすれば……諦められるのかな……」と、100％逆効果だと思われる考えまでするようになり……。
私よりおっぱいちっちゃい子がいるー！！
転校してきた柴乃を見た時に咲が言ったバカ丸出しで失礼すぎる迷言。「めっちゃかわいくて……」で止めておけばいいものを、即座に胸の話しに持っていってしまいました。ただ、1つ言っておきたい事は咲が貧乳ではないという事。渚やミリカと周りに巨乳が多すぎるせいで貧乳のような扱いをされていますが、実際のところはそれなりにあります。（自分より小さいのが超レアと言っていますが）そしてこのセリフを聞くと柴乃は完全に貧乳キャラのように聞こえますが、温泉回ではだけたシーンを見る限り、それなりにあります。
直也くんとヤってる？
友達同士の会話ならいざ知らず、手前でニコニコ笑いながらこんな事を言っているのはまさかの母親。前作アホガールでもよしこの母は似た感じの母親でしたが、咲の母親もなかなかのとんでも具合。「おい親！！」と怒る咲に対して、「咲は興味津々でしょ？」と追撃していました。ちなみにこの後バニースーツを着て誘惑し始めたのも、この母親のせいだったりします。
「カノジョも彼女」理解不能な迷言まとめ
ここまで「カノジョも彼女」に登場するおかしな迷言を紹介してきましたがいかがだったでしょうか？この他にも主人公の直也を中心に、意味不明な発言が多く登場します。たまに真面目な顔をして言っていても、よく考えたらおかしなこと言っているという事もしばしば……。みなさんも真剣な雰囲気に流されず、アニメでおかしなことを言っているシーンを見かけたら、どんどんツッコんであげてください（笑）
