いよいよ2021年4月より放送開始が決定した「エデンズゼロ」。これまでもRAVE、フェアリーテイルとアニメ化され、今回アニメ化される「エデンズゼロ」にも注目が集まります。本作の見どころは人間と機械の共存、そしてエーテルギアを使った派手な戦闘シーンです。今回はエデンズゼロのあらすじを紹介！最終目的であるマザーについても現在分かっている範囲で紹介していきます。
目次
テーマパーク グランベル王国
物語の始まりとなるのはロボット達が暮らすさびれたテーマパークと言われるグランベル王国。100年ぶりの来客にグランベルのロボットたちはレベッカを大歓迎します。そんなレベッカの前に現れたのが同年代と思われる一人の少年。名前はシキと言い、この王国で唯一の人間でした。一日遊びまわって楽しんだレベッカは就寝……しかし目が覚めると広場でウィルスに感染したというロボットたちに拘束され、処刑されてしまいそうになってしまいます。レベッカはそのピンチをシキに救われ、2人は王国から逃げ出すかたちで宇宙へと旅立っていきました。
時を喰われた星、惑星ノーマ
宇宙の女神マザーを目指すための宇宙船を手に入れるべく、ワイズ博士を尋ね惑星ノーマへとやって来たシキとレベッカ。しかしワイズ博士の家には年老いた博士の姿がなく、代わりに現れたのは自分がワイズだと言う若い青年でした。「時喰み」により50年過去に遡ったノーマで盗みをはたらき組織を裏切ったワイズは、シビルの手下に追われて逃走。その後、お金が入っていると思って盗んだカバンにはピーノというアンドロイドが入っており、このピーノを巡ってシビルとの戦いが始まります。
宇宙海賊 エルシー・クリムゾン
大暴れしたシキたちは警察に追われながら惑星ノーマを脱出。宇宙まで追い回される事になりますが、一緒に船へ乗り込んでいたワイズのエーテルギアにより宇宙船を改造し、なんとかピンチを乗り越えます。しかしそれもつかの間、今度は巨大な宇宙船に拿捕されてしまう事に。そこへエルシーという名の宇宙海賊が現れシキと戦闘を繰り広げました。戦闘後にそのエルシーは戦っていたのが自分をコピーした偽物である事を告げると、その巨大な船をシキに譲ると言い始めます。船の名前はエデンズゼロ。かつてシキの父親代わりである魔王ジギーが乗っていた宇宙船であり、ジギーから「いつかシキが宇宙に出る時この船を渡して欲しい」という頼みを引き受け、エルシーが預かっていた宇宙船だという事も明かされました。
シスターを探しブルーガーデンへ
エデンズゼロを手に入れたシキたちの元へ最初に現れたのは魔王四煌星の1人ウィッチでした。ウィッチはエデンズゼロを護るため10年間スリープモードで船に残っていたのですが、シキが魔王の椅子に座った事で再起動。シキの事を「魔王様」と呼び、魔王の帰還に涙を流して喜びました。しかしエデンズゼロの真の力を目覚めさせ、マザーへ向かうには残り3人の魔王四煌星の力が必須だという事を聞かされたシキたちは、シスターが向かったとされるブルーガーデンを目指し船を進めます。しかしそこでシキたちは事件に巻き込まれてしまい……。
レベッカ救出のためギルストへ
動画配信者を狙った誘拐事件に巻き込まれたレベッカ。シキはその仲間と思わしき人物が「ギルストに来い」と言っていた事を思い出し、「救出を手伝いたい」という謎の少女ホムラも連れてエデンズゼロはギルストへ急行します。攫われたレベッカは仲間のB・キューバ―たちを助ける為、牢屋から脱獄して奮闘。その頃レベッカを助けようとしていたシキの前に現れたのが傭兵団の団長を名乗るシスターでした。悪人と変わり果てたシスターに驚くシキでしたが、戦闘中にもう1人のシスターが現れ……。
ハーミットを探して 超仮想惑星デジタリスへ
シスターを助け出し、時喰みに食われたギルストをギリギリで脱出したシキたちは、続いてハーミットとヴァルキリーの居場所を探す事に。すると幸先よく通りかかった宇宙空間ですぐにハーミットを発見します。しかし見つかったハーミットは完全に心を閉ざして異常スリープ状態となっており、シキたちはハーミットを助ける為に仮想空間デジタリスへ向かうことを決断。仮想空間をチートで牛耳っていたジャミロフと戦い仮想空間を護るため、そしてハーミットの閉ざされた心を開き仲間へ迎えるために奮闘します。
シャオメイの試練
ハーミットを仲間に加えたシキたちは、最後の魔王四煌星ヴァルキリーを探し出すため時の惑星ミルディアンへと向かいます。そこには伝説の占い師シャオメイが存在し、どんな事でも占いで言い当てる事が出来ると言われていました。しかし時詠みの能力で占ってもらうには、いくつかの試練を超える事が条件となっており、シキたちはシャオメイの試練を受ける事に。試練という名のシャオメイの趣味に付き合うかたちでシキたちはバトルコロシアムで試合を行う事になります。
宝石の惑星サンジュエルとマザーの情報
シャオメイの試練をクリアしたシキたちは、時詠みによりヴァルキリーがサンジュエルにいるという情報を手に入れる事に成功。さらに目的地がわかり大喜びで出発しようとする一同をシャオメイが引き止めると、最終目的地であるマザーについての情報も話し始めました。これまでおとぎ話のような存在のマザーでしたが、実際にマザーは存在する事。そしてシャオメイの時詠みの力もマザーから与えられたものである事。そして最後に、マザーは大魔法使いであり叶えられない願いは無いという事。シャオメイの話を聞いた一同は各々の願いを口にし、より一層士気を高めてサンジュエルへと向かいます。
紅婦人とヴァルキリーとホムラ
サンジュエルに到着したシキたち。カジノをはじめ煌びやかなその星は紅婦人という女性の独裁が行われている星でした。争いごとを起こした人間は地下の労働区へ転送。そこで死ぬまで鉱石の採掘を行う事が義務付けられてしまいます。強盗と争ったことでシキとホムラも労働区へと転送。そこでホムラは労働区の英雄となったヴァルキリーの亡骸と再会する事になります。ヴァルキリーの過去を知り、紅婦人が自分の母親だと知ったホムラは戦いの後に紅婦人と決別。ヴァルキリーを探すためという理由でエデンズゼロに乗っていたホムラですが、この日を境に自分がヴァルキリーとしてエデンズゼロのメンバーに加わります。
巨大戦艦ベリアルゴア潜入作戦
紅婦人との戦いが終わったシキたちは、息つく暇もなく今度は闇の錬金術師ドラッケン・ジョーに目をつけられてしまいます。しつこく後を追ってくる相手に対し、シキは逆に反撃する事を提案。シキたちはドラッケンのいる巨大戦艦へと乗り込む事になります。しかしそれを前もって察知していたドラッケンはシキたちを迎撃。さらに手薄になっているエデンズゼロに刺客を送り込み、シキとエデンズゼロの両方を狙おうと画策します。最終的にドラッケンは全てのメンバーを捕らえ、魔王四煌星を無力化してエデンズゼロの乗っ取りにも成功。最後はシキを殺害し、その世界での物語は終了してしまう事になります。
もう1つの世界
目の前でシキを殺されてしまったレベッカは完全に戦意を喪失して恐怖に怯えながらの監禁生活を送る事に。しかしシャワーを浴びている最中にみんなの事を思い出し「もう一度会いたい」と願った時レベッカの足のエーテルギアが輝き、重力に引っ張られるようにしてどこかへと落ちていきます。レベッカが再び目覚めると、そこはまだドラッケンと出会う前の世界であり、自分がタイムリープしてきた可能性を知ったレベッカは、前回の世界線での記憶を元に対処法を考え、未来予知のような能力でドラッケンと二度目の戦いに挑みます。
エデンズゼロ あらすじまとめ
ここまで本当にザックリとですがあらすじを紹介してきましたがいかがだったでしょうか？おそらくアニメ第一期は、今回紹介したドラッケン・ジョーの戦いまでだと思います。原作でもまだまだ謎の多いマザー。そしてドラッケン・ジョーとの長きにわたる戦い。もしかすると原作にはなかったアニメのオリジナルの展開もあるかもしれないので、今から楽しみな作品です。
