いまではすっかりおなじみとなった異世界転移・転生作品。10月から放送開始される秋アニメでも新しい作品が登場します！そんな中から紹介するのは異世界転移作品の「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです」。これまたおなじみの長～いタイトルになっていますが「超余裕」の愛称で愛されている本作品。今回はそんな「超余裕」のあらすじをアニメ公開前に一足早く紹介していきます！
目次
7人の超人高校生たち
作品タイトルを見ていただければ分かると思いますが、本作には超人的な能力を持つ高校生たちが登場します。その数は7人！高校生でありながら総理大臣となった「御子神司」。財界の魔王と呼ばれる天才的な実業家「真田勝人」。天才マジシャンの「プリンス暁」。世界最強の剣豪「一条葵」。世界最高の発明家「大星林檎」。世界最高の医者である「神崎桂音」。忍者の末裔であり世界最高のジャーナリスト「猿飛忍」。以上の7人が本作に登場する超人高校生になります。
飛行機が墜落？7人の超人高校生は異世界へ転移
中学生以来久々に集結する事になり飛行機に乗っていた7人でしたが、超人高校生たちを乗せた飛行機は突如太平洋上空で姿を消してしまいます。大怪我を負いながらもなんとか一命をとりとめた一同。最初に目を覚ました御子神が目にしたのは耳の尖ったエルフの少女や獣の耳や尻尾を持つビューマ（獣人）たちでした。かみ合わない会話に「常軌を逸した予感」を感じた司は事故現場へと向かい、その現場を見て自分たちが異世界へ転移してしまった事を認識する事になります。
困窮する村の財政を立て直す超人高校生たち
大怪我を負った7人が助けられた村は非常に貧しく困窮した状況でした。狩った肉や毛皮は税として奪われ、村に残されるのはくず肉やジャガイモ程度。そんな状況でも村人は7人が全快するまで1か月の間介護を続けました。その恩に報いるため、超人高校生たちは村の財政を立て直す事で礼をする決意をします。
勝人はエルクを連れて街で荒稼ぎする事に
財政を立て直すとなれば天才実業家真田勝人の出番！勝人は村の金庫番をしているエルクを連れてフィンドルフ侯爵領最大の商業都市であるドルムンとへと向かう事になります。しかし街にある商会では異常なマージン（中抜き）が行われており、持ってきた荷の買値では冬を越すこともできないような状態。これに対し勝人は取引をキッパリ断り新たな作戦で商会に戦いを挑みます。
エルム商会VSノイツェランド商会
街の商業権を独占していたノイツェランドに対し勝人はまず商業権を得るために市長の元を訪れ、巧みな話術で営業許可書を手に入れます。これで商会に提示された金額の4倍ほどで商品が売れると喜ぶエルク。しかし勝人はただ商品を売るのではなく、他の商人に声をかけ「委託」という形にしてエルム商会で商売をしないかと持ち掛けます。結果、その作戦は大成功！エルム商会は一気に大商会へと成長していきます。
勝敗の決め手となったのは行商人！
委託により陸側で商売に成功していたエルム商会でしたが、ノイツェランド商会はそれほど気にする素振りを見せていませんでした。しかしエルム商会の手が港の利権まで届いたことによりヤッコイは大慌て！即エルム商会が店を開く中央広場に自らも店を出し戦争を挑む事にします。しかし翌日ノイツェランド商会に運ばれてきた商材は無し。理由はヤッコイが私腹を肥やす為にリストラした行商人たちが皆エルム商会についたからでした。
勝利をおさめたエルム商会と3つの契約
商業戦争に勝利して宣言通りノイツェランド商会を潰した勝人……と思われましたが、勝人はノイツェランド商会を潰す事をせず3つの契約を結ぶことにしました。1つ、営業許可証の取得妨害を禁止、2つ行商人制度の復活・輸送と関税の商会負担。3つ村人たちへの謝罪金支払い。ドルムントの流通はエルム商会だけでは支えられないと分かっていた勝人は初めからノイツェランド商会を潰すつもりはなく、この契約をさせる事こそが目的だったのでした。
フィンドルフ侯爵との戦い
ノイツェランド商会との戦いを終え予定通り村の財政を立て直す事に成功した7人でしたが、その事がきっかけで今度は領主に目を付けられてしまいます。村へとやってきた白銀騎士のインザーギは「平民の分際で金貨に触れた」という理由で「国家反逆罪」を言い渡します。言いがかりどころではない状況ですが、主戦力が出払っていた村人たちでは対抗する事は出来ず、村は火刑に処されてしまいます。
さらわれたリルル。助けるか否か……
この騒動の中でリルルはインザーギの手によってさらわれてしまいます。暁が縄抜けして村人全員が火刑から逃れたであろう事を知りつつ放置したインザーギは、領主の貢物になるなら村人の命は助けてやるとリルルに持ち掛けます。一方、リルルがさらわれた事に気づいた村人はリルルを助ける事で一致するのですが、そこへ司は待ったをかけます。
司の考えを変えさせた村人たちの想い
リルル1人を助けるか。村のすべてを助けるか。二者択一を迫られた司はリルルではなく村を選びました。リルルはさらわれても殺される訳ではない。もしリルルを助け出せば討伐軍が村へ攻め入り全滅させられる。ならば大勢の命を救う事が1番だと考えたからです。しかしウィノナはどんな不利益があっても自分たちが人間であるために仲間を見捨てる事は出来ないと言いきり司に助けを求めます。その後も村人たちの決心を聞いた司は「民主国家の政治家」としてこの市民革命に協力する事を約束あした。
戦いの火ぶたを切るのは劣化ウラン弾！？
いよいよ始まるリルル奪還戦！その火ぶたを切ったのは弓でも十でもなくなんと劣化ウラン弾でした。城壁を一撃で吹き飛ばしたエルム村の仲間たちはジュラルミンの盾と金属の弓を使い一気に城内へと攻め込みます。当然超人高校生たちも大活躍！葵は甲冑を兵を甲冑ごと一刀両断にして敵兵を怯ませ、暁は得意のマジックで敵を翻弄して戦意喪失させていきます。
城内に乗り込む司と忍の前に現れたのは……
外で大規模な戦闘が行われている間に城内へと突入した司と忍の前に現れたのは「帝国一等魔導官」を名乗る男。インザーギの事を無能と呼び強敵の雰囲気を醸し出しています。ピストル並みの速度で風の刃を飛ばす魔法を使う魔道官。さすがにこれは苦戦必至……と思われたのですが、忍は敵の攻撃をスイスイと避けてあっという間に懐へ飛び込み気絶させてしまいます。それもそのはず、忍は事前に酒場の店員としてこの魔導官に近づいており、魔法の秘密や城の構造を聞き出していたのでした。
最終決戦！司VSインザーギ&領主
ついにリルルのいる領主の寝室へとやってきた司はそこでインザーギとの戦闘に入ります。警棒で応戦し最後は掌底でインザーギをしとめる司。領主の銃撃にひやりとする場面もありましたが防弾スーツにより無傷でその場を制圧します。その後リルルを助け出すのですが、意識がもうろうとしているリルルの口からは異世界転移に関すると思われる意味深な言葉が……
最大の敵、ギュスターヴ
おそらくアニメ第一期で最大にして最後の敵となるのがこのギュスターヴ。皇帝に対して異常なまでの絶対服従心を抱いており、その実力は今まで戦ってきた敵と比べても格段に上がります。ギュスターヴの政策により困窮する街。ギュスターヴによる巨大な威力を誇る戦略魔法。様々な面で長きにわたり超人高校生たちと対決する事になります。
超余裕あらすじまとめ
ここまで「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！」についてあらすじを紹介してきましたがいかがだったでしょうか？アニメではまだどこまでの内容が放送されるか分かりませんが、公式サイトにギュスターヴが紹介されているのでそこまではアニメで放送されることは間違いないと思われます。果たして超人高校生たちの戦いがどのように描かれるのか、放送前から楽しみな作品となっています！
