『神は遊戯に飢えている。』は日本のライトノベル作品です。遊戯は「ゲーム」と読み、神々が作ったゲームに挑戦する天才少年と、元神様の少女の活躍を描いた物語です。今年の4月にはアニメ版が放送されることで話題となっています。この作品では「神々の遊び」と呼ばれるゲームが登場し、物語の中心となるキーワードです。今回は、作中に登場する「神々の遊び」の概要について紹介したいと思います！
物語のあらすじ
「神々の遊び」は暇を持て余した神が作った究極の頭脳ゲームです。人類がそのゲームを10勝すれば、どのような願いも叶えてくれると言われています。しかし高難易度であるが故に、達成した人は未だに存在しません。そんな中、期待の新入りとして注目されている主人公のフェイは、元神様のレーシェと共に「神々の遊戯 （ゲーム)」に挑んでいきます。パールという少女も仲間に加え、神々との頭脳戦が今、幕を開けます。
神々の遊びとは何か
作品のタイトルからも分かるように、作中の世界には「神」が存在します。他にも天使や悪魔、竜や精霊なども存在しており、人類はそれらを崇拝しています。何故そういった物が人類に見えるかというと、神々の方から人類に接触してきたからです。神々は「神呪（アライズ）」と呼ばれるゲームに参加する資格を、選別した人類に授けることで、人類は「神々の遊び」に参加します。
7つのルール
神々の遊びには、7つのルールがあります。ルールは、神呪に関する事が多いです。1つ目のルールは、神々から神呪を受けた人間は使途となる、ということ。2つ目は、神呪を授かった人類は、神々との頭脳戦に臨むことが出来るということ。3つ目は、神々の遊びは、全て「神々の遊び場」で行われるということ。4つ目は、神呪の力は、神々の遊び場でしか発揮できないということ。5つ目は、神々の遊びで勝利すれば、神呪の力を現実世界でも使うことが出来るということ。6つ目は、3回負けると挑戦権を失うということ。そして7つ目は、神に10回勝利することでクリアとなる、ということです。クリアすれば「神の栄光」が与えられます。これらのルールは原作の第1巻に記載されています。
ルールに関する補足
神呪を授かった人類は「超人型」「魔法士型」のどちらかに分類されますが、超人型では肉体強化され、魔法士型では魔法が使えるようになります。魔法士型に関しては、火の魔法士であれば火の魔法、氷の魔法士であれば氷の魔法といったように、タイプによって使える魔法の種類に制限があります。勝利すると現実でも神呪を使えるようになりますが、使うことでどのような恩恵があるのか、といった部分までは今の段階では詳しく書かれていません。物語が進めば、
報酬について
神々の遊びを完全攻略すると「神の栄光」が与えられますが、これは願いを百でも千でも叶えてくれる、という非常に太っ腹な報酬となっています。フェイも驚くほどの内容ですが、この莫大な報酬は妥当とも言えます。何故なら、今まで完全攻略した人類が存在しないからです。神に10勝するという超難題を達成したのですから「全ての願いを叶えてくれる」という報酬は、十分過ぎるくらい割に合っていると言えます。神々も「人類に攻略できる訳がない」と高を括っているのかも知れません。そんな超難題に、フェイやレーシェがどのように立ち向かっていくのか、楽しみですね。
神々の遊びについての概要まとめ
様々なルールと規格外の報酬が特徴的な「神々の遊び」は、実際にプレイしてみたくなるようなワクワク感があります。主人公のフェイが、元神様のヒロインレーシェと協力し、どのように攻略していくかがこの作品の見どころです。別の記事では、神々の遊びにはどのようなゲームがあるのかについて具体的に紹介していますので、そちらもぜひご覧ください！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
