演劇に挑戦する女子高生たちをテーマにした『ワールドダイスター』はアニメ、ゲーム、漫画など様々な展開が予定されているメディアミックスです。春にはアニメが放送され、夏にはアプリゲームが配信される予定となっています。原作は無いので、まだ詳しいことは分からない部分も多いですが、作中には4つの劇団が登場することが判明しています。今回は、4つの劇団がどのようなものなのか、紹介していきたいと思います！
物語のあらすじ
時は20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、世の中は空前の演劇ブームとなり、数多くの役者たちが「ダイスター」を目指していました。そして更に、その頂点である「ワールドダイスター」となることを夢見ていました。主人公で高校生の鳳ここなも「ワールドダイスター」になる夢を追っていました。憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑み、ここなはそのオーディションできらめく才能の持ち主たちを目の当たりにします。舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が始まります。舞台役者の最高峰「ワールドダイスター」になるのは、一体誰なのでしょうか。
シリウス
主人公である鳳ここなたちが所属する、浅草を拠点にしている劇団です。日本が誇るワールドダイスターである「山吹シャモ」という人物が立ち上げた劇団です。メインとする演劇のジャンルは音楽劇で、華やかな演出が注目され人気を博しています、シリウスの演劇を観るために、日本中からファンが詰めかける程の知名度と人気があります。ダイスターを輩出しているものの、ワールドダイスターはシャモ以降、現れていません。アニメでは、主人公たちの中から新たにワールドダイスターが誕生する・・・というストーリー展開なのでしょうか。今から楽しみですね！
銀河座
上野を拠点にした都内有数の大規模な劇団です。日本人のみならず国際的な人材を受け入れ、良い劇のためなら他の劇団の人間でもスカウトする積極性があります。数多くのダイスターを生み出していますが、規律は厳しく人気がなければ即降板させられるというシビアな環境のため、常に緊迫した状態が漂っています。扱う劇のジャンルとしては王道かつスタンダードで、万人受けしやすい内容と言えます。主人公たちとどう関わってくるのかはまだ分かりませんが、他の劇団をスカウトするといった点から、シリウスに銀河座から誰かがスカウトされる、といった展開もありそうです。
劇団電姫
15年前に秋葉原に設立された劇団です。コンセプトとしては2.5次元舞台を中心にしています。アニメを舞台で役者が演じるケースは実際に日本でも行われており、とても高い人気を誇っています。ファンとの距離の近さが評価され、徐々に規模を大きくしています。しかし秋葉原は徐々に変化しており、 劇団電姫の成長も微妙な状態で、現在はビジネスと文化の狭間で揺れています。元々順調に成長を続けた劇団でしたが、今では劇団が生き残るための問題提起がされている状態であり、そういった点がとてもリアルに描かれていると言えます。
Eden（エデン）
カリスマ的存在の世羅テトラという人物が、40年前に立ち上げた劇団です。かつては移動式劇団として活動していました。世羅が劇団を離れ、規模が縮小していきます。その後、連尺野初魅という若手の天才が入団しますが、一部団員の追放騒動により評判が一気に下がるという憂き目に遭うなど様々なことが起こります。初魅を頂点にして独創的な劇を展開しており、いわゆる王道的な内容ではありませんが、特定のファンの心に響くような劇を展開するのだと思われます。
4つの劇団の紹介まとめ
登場する4つの劇団はそれぞれ個性的で、スタンダードな劇を扱う劇団もあれば独創的な劇を行う所まで様々です。また、それぞれが何らかの課題を抱えており、そういった課題をどうやってクリアしていくかが大きなポイントになるのではないかと思います。アニメ本編の放送が今から楽しみですね！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
