『不徳のギルド』は「月刊少年ガンガン」で連載されている漫画作品です。9巻発刊時点で累計100万部を突破する人気作となっています。西洋風のファンタジーな世界観が舞台となっており、主人公やヒロインたちが繰り広げる魔物狩りがテーマです。コメディ要素が多い一方でシリアス展開もあり、時には性的に過激な描写もあったりと、多くの読者を惹きつけています。そんな作品は、一体誰が描いているのでしょうか？今回は、作者について解説したいと思います！
はじめに：どんなお話？
魔物を倒す「ガード」に高卒で就職したキクル・マダンは訓練や実践に明け暮れ、気づいたら出会いがないまま過ごしていました。ガードを辞めて大学に入りたいと考えているキクルでしたが、キクルが辞めると町の治安が崩壊しかねないという問題もありました。出会いが無いことを辞める理由にしていると思ったギルド職員のエノメは、獣人の美少女であるひたむきを紹介しますが、キクルはひたむきを後継者にして自分は辞めようと考えていました。しかしひたむきは非常に弱く、キクルは安心して引退するために、ひたむきを鍛えることにします。ひたむきの他にもキクルの教えを受ける新人ガードが多数登場しますが、彼女たちも一長一短でなかなか上手くいきません。キクルは、思い描いていた青春から遠ざかることを嘆きながらも、彼女たちたの絆を深めていきます。
作者は河添太一
不徳のギルドの作者は、河添太一（かわぞえたいち）氏です。東京都出身で1988年生まれであり、現在は33歳です。高校生たちの日常を描いた『男子高校生の日常』のアンソロジーコミックである『男子高校生と財布』を手掛けたこともあります。ちなみに画像は河添氏のTwitterのアイコンであり、爬虫類のようなキャラクターが描かれています。作者の顔画像は筆者が探した限りでは無かったので、公開しないようにしているのかも知れません。
河添氏の他の作品について
河添氏の他の作品としては、生徒会をテーマにしたコメディ漫画『ばのてん！』や『謎解きドリル』などがあります。ちなみに河添氏には「メブキ総合組合」というサイトがあり、河添氏が描いたイラストが随時掲載されています。イラストの内容は、不徳のギルドのコミックの表紙に使われた物がメインとなっています。
アニメ化に対するコメント
性的に過激な表現が多いことで有名な作品であり、連載時の雑誌ではモザイクがかかっていましたが、単行本版では規制が解除されています。単行本版では、隠されていた乳房も見られるようになり、過激さが増しています。そんな問題作？のアニメ化が決まった際、河添氏は次のようにコメントを発表しています。
作風上荒れることもあるかと思いますが、その時は一緒に怒られて下さい。我々は一蓮托生。
「アニメを観るのなら、作者と気持ちを一つにしよう」という趣旨の、ジョークも含めたコメントです。筆者も、原作を読んだ時にその性的描写に思わず驚きました。ですが、アニメ化したらどうなるんだろうという不安よりも、早くアニメ版を観たいという期待の方が大きくなり、今ではアニメの放送を待ち遠しく感じています！
河添氏のTwitterについて
河添氏はTwitterで、不徳のギルドに関する情報を積極的に発信しています。原作のストーリーがどのようになっているか、アニメ化についての情報など、様々なツイートをみることが出来ます。担当声優や、OP曲ED曲を担当する歌手等のツイートを積極的にリツイートしており、アニメ化に携わっている人たちへのリスペクトが分かりますよね！
作者紹介まとめ
河添氏にとって『不徳のギルド』は初めてのアニメ化となります。アニメ化がスタートしたら、ネット上で感想のコメントが多く見られること間違いないでしょう。実際にどういう反響が来るかは、作者の河添氏さえ分からない部分があります。そういった要素も楽しむのも、アニメを楽しむコツなのだと思います！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
