現実世界とは異なる世界で主人公が冒険をする作品である「異世界転生作品」ではその作品ごとに、現実とは異なる特色ある戦闘設定があります。本作でもスキルという形で現実世界ではありえないような、炎や氷などが飛び交う派手な戦闘を楽しむことができます。特に本作の面白いところは、主人公が剣ということもあり、移動や料理、学力もスキルで補えるという点です。確かに主人公の剣には脳みそがないですし、動くための脚などもないので、スキルという形で保管するしか動く術がありませんよね。そのため、他の作品と比べて本作では、ただのスキルだけでも膨大な種類のスキルがあり、非常に多種多様なスキルが活躍する作品となっています。それゆえ、ごちゃごちゃしてしまい難しいイメージを持たれてしまいがちな作品となっておりますので、今回の記事では本作に登場するスキルとその分類について紹介していきたいと思います!
本作において最も重要な要素!!
スキルは冒頭で紹介したように、作中において最も重要な要素となっています。本作では主人公の剣である師匠が移動するだけでもスキルを必要とするため、行動や日常生活の動きでも細かくスキルが用意されているのが特徴です。
武器は攻撃力よりもスキル
そのため、武器においても純粋に攻撃力や耐久性が重要なのではなく、スキルをどれだけ多様に扱えるのかという点も非常に重要なのです。作中で師匠が自身の攻撃力の低さを嘆いているシーンもありましたが、本作における攻撃力はそこまで重要ではないという点は必ず押さえておきましょう。
インテリジェンスウェポンが強いわけ
特に本作の主人公である師匠はインテリジェンスウェポンという武器に分類され、高度な頭脳を持ちます。スキルは使い手だけでなく武器も自我を持って使えた方が戦闘に有利なのです。まさに本作の主人公である師匠をより活躍させるために進化した本作ならではの設定であると言えますね。
作中でも特に重要な要素
このように、スキルというのは本作の面白さの一つであると同時に、作中でも特に注目していきたい要素なのです。本作においてスキルを理解しないで読み進めるのと、一度しっかり勉強してから読むのとでは面白さに雲泥の差があると言えます。
スキル一覧を活用しよう!!
そんな、作中最も重要な要素であるスキルについてですが、本作の原作である『小説家になろう』では目次の一番上に「スキル一覧」というページがあります。このページをうまく活用することで、本作におけるスキルについて細かくチェックすることができるのです。
気軽に確認できる
このように、本作でのスキルは非常に複雑な一面を有している反面、目次から簡単にスキル一覧を確認することができるため、気軽に読むことができる作品であると言えます。複雑な設定だからこそ、作者からのフォローも手厚いのです。
スキルの種類
さて、ここからは本作に登場するスキルの基本的な分類とそれぞれの特徴について紹介していきたいと思います。簡単に本作に登場するスキルについて知っておきたいという読者の方は是非ともチェックしてみてくださいね!
武器戦闘スキル
作中の戦闘場面で最も活躍するスキルです。剣術や、拳闘術など通常の武器や拳を扱うための基本的なスキルとなっています。基礎的なスキルなため、習得難易度は低いものが多いのですが、中には剣聖術などのように習得が難しいものもあります。アニメの序盤から描かれることとなるスキルとなっていますので、必ず覚えておきましょう。
戦技スキル
武器を使った必殺技を扱うことができるスキルです。炎を纏いながら敵を斬りつけたり、いかにも必殺技な攻撃をすることができます。武器戦闘スキルに比べてレベルが高いものが多いです。本作の戦闘描写でも必ずと言って良いほど出てくるスキルばかりですので、こちらのスキルもおさえておきましょう。
肉体操作スキル
自分の脚力を上げたりと運動能力を短期の間で底上げするスキルです。戦闘の際に自身の身体能力を上げながら、魔術や戦技スキルを活用して戦うことで普段の能力から一時的に吐出した力を有することができます。このほかに常態化して使うことのできる常態化スキルというものもあり、常態化できる分後者のスキルの方が難易度が高かったりします。
魔術スキル
通常のRPGゲームなどでお馴染みの「魔術」を扱うことができるスキルです。魔術の中でもそれぞれ多くの属性があり、属性ごとに相性が異なるようです。剣であっても扱うことのできるスキルですので、近接武器なのに遠距離攻撃ができるというのは面白いですよね。
感覚探知スキル
入り組んだダンジョンなどで必要となってくるのが感覚探知スキルです。こちらも武器などの鑑定をしたりとさまざまなバリエーションの探知スキルが存在します。RPGゲームでもお馴染みの要素ですよね。主人公の師匠も比較的早い段階から活用していたスキルの一つです。
隠密隠蔽スキル
感覚探知スキルの真逆なのが、この隠密隠蔽スキルです。自分よりも格下の相手から逃げる時や、戦闘中に優位に立つために自身の姿を隠したりとする時にしようします。高度な戦闘を繰り広げるためには必須のスキルです。
影響発揮スキル
周囲を威嚇したり、味方の士気を高めたりと他者の感情に直接影響を与えるスキルです。心を操ることができるスキルでもあるので、より大多数の戦闘で活躍することが多いスキルです。大規模な戦闘ほど役に立つスキルとなっていますので、後半になればなるほど輝くスキルであると言えますね。
耐性スキル
特定の魔術スキルや攻撃にあらかじめ耐性をつけておくスキルです。本作は非常にバリえージョン豊かなスキルや攻撃が存在するため、事前に防御しておく必要があります。
技能スキル
様々な専門的な能力を手に入れることができるスキルです。料理をしたり、演技をしたり、遺体の解体をしたりと使用する場所は限られるのですが、あると便利なスキルが多いのが特徴です。何気に師匠が一番使いこなしています。
学芸スキル
学術的な知識を獲得することができるスキルです。本作の主人公である師匠は剣であるため、脳みそを有しておらず、知能があることが一つの謎なのですが、この類のスキルを初めから有していたと考えることができます。
魔力能力スキル
いかにも魔王や敵キャラが使いそうな能力を持っているキャラがいればそのキャラクターが扱うスキルは魔力能力スキルでしょう。魔力能力スキルは作中でも能力の高い敵がよく使ってくるスキルです。そのため、スキルとしてのレベルも高く並大抵の使い手では扱うことのできないようなスキルとなっています。
特殊能力スキル
特殊能力スキルは死霊を凶暴化させたり、筋肉を鋼のようにしたりと一部の特殊な環境や肉体状況を作り出すことができるスキルです。かなりニッチな効果ですが、自身の環境や洗浄の状況によってドンピシャで刺さると圧倒的な強さを発揮します。作中の中でもごく限られた強者が使っているイメージのスキルです。
常態スキル
常態スキルは自身の能力を常態的に強化してくれるスキルです。回復力が上がったり、嗅覚や聴覚などの五感をより発達させたりと、細かい能力ですが、常に効果を発揮しづけますし、何より絶対に邪魔にならないというのが強みです。作中でも特に地味なスキルとなっていますが、基本的にはレベルの高いものが多いスキルですので、こちらのスキルも選ばれしもののみが使えるといったものでしょう。
加護系スキル
最後に紹介するのは加護系スキルです。加護系スキルは数多くあるスキルの中でも特に数が少ない種類で、一部の精霊の加護を得ることができるスキルです。他のスキルにボーナスを与えるという一風使い道のわからないスキルとなっていますが、求められるレベルは他のスキルのそれと比べても特に高く、非常に高難易度のスキルであるといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『転生したら剣でした』に登場するスキルについて紹介していきました。詳しくはスキル一覧を『小説家になろう』からみてもらえるとわかりやすいと思うのですが、こちらの記事ではさらにわかりやすいように、系統別に特徴をまとめてみました。膨大な数のスキルが登場する作品ですので、全てを把握することは難しいと思いますが、だからこそ自信のお気に入りのスキルを見つけることができる作品となっておりますので、ぜひ本作の原作を読んでみて気に入られた方は本作のアニメ版を引き続き楽しんでみてくださいね。小説版では描かれることのなかった、スキルのイキイキとした描写がてんこ盛りのアニメとなっておりますので、スキルずきの皆様には必見の内容となっています。