本作「それでも歩は寄せてくる」で一番の見どころと言えば、歩の一言に照れまくるうるしの姿！さり気なく繰り出される歩の攻撃をうけ、顔を真っ赤にして照れてしまったり、何とか取り繕うとして余計に照れてしまったり、勝手に妄想して照れてしまったり……とにかくうるしの照れる姿が一番の見どころとなっています。そこで今回は数々の照れシーンから、特に見てて恥ずかしくなるようなうるしの照れシーンを紹介していきます！
目次
記念すべき初照れは両手を広げて……
原作でうるしが一番最初に照れたのはもちろん第一話から。歩に「かわいい」と言われ、その時点ですでに照れていたのですが、「私のこと好きだよな」という質問にはYESと答えない歩。するとうるしは自分の事を好きだと認めさせるため、ある作戦に出ます。両手を広げ、「私のこと好きって認めたら抱きしめてやるぞ」。さらに「チューもしてやってもいいぞ」と追撃します。しかしギリギリ耐える歩……その結果、うるしは困り顔で顔を真っ赤にしながら涙を浮かべ、手を広げたまま固まるという状況になってしまいました。
褒められ過ぎてダメになるうるし
花壇に座ってため息をつくうるし。苦手な体育の授業が迫り憂鬱だったところへ歩がストーキング……もとい、心配して後をつけてやってきました。そこでうるしは歩に自分を元気つける様に頼みます。「運動できなくても問題ないくらいかわいい」「笑顔は最高にかわいい」「マジメな顔するとすごくきれい」「髪の毛がつやつや」「良い匂いがする」。とにかく本心で褒めまくる歩。褒められ過ぎたうるしは、眉をハノ字にして困った表情をしていましたが、手で押さえた口元はニヤケがとまらない状態でした。
運動会でお姫様抱っこをされて……
コミックス第2巻の表紙にもなっているこのシーン。運動会の借り物競争で目の前に走ってきた歩から「センパイ！きてください」と頼まれ、承諾するといきなり抱きかかえられて、お姫様抱っこしたまま走り出す歩。いきなりの展開に状況を飲み込めないうるしは、歩に抱きかかえられて硬直し、そのままゴールまでなすがまま……（抱っこされながらバトンを握りしめている姿が可愛い）漫画では頭の中で「何これ」を連呼して顔を赤くしていましたが、2巻の表紙を見てみると、いつもどおり「へあ？」や「んあっ！？」など言葉を口にしてテンパっていたようです。
デートでエスコートしてたはずが……
学校の文化祭、前日に歩からデートして欲しいと頼まれ、部員探しも兼ねて2人で文化祭を回る事にしたうるし。そして文化祭当日、デートの経験が無いという歩に対し、先輩風を吹かすうるしは「私がエスコートしてやる」「ついてこい！」と張り切るのですが……うるしもデート経験など無く、この時点ですでに暗雲立ち込める事に。しかし意外にも普通のデートをこなすうるしは、次第に自信をつけていき、後半は自信に満ち溢れた態度をとっていました。そこへ偶然やってきたマキがデート中だと聞いて禁断の一言を……「うるしー、人生初デートがんばってー」。ここまでエスコートすると豪語していたうるしでしたが、初デートという事をバラされて照れながら逆切れ。「そうだよ人生初デートだよ。悪いか！！」と涙目を浮かべるのですが、逆に歩は初デートの相手が出来た事に感動し、うるしはいつも通り「んあっ！」と叫んでさらに照れていました。
歩を名前で呼ぶようになって……
いつも歩のカウンターで照れさせられているうるしですが、このシーンでは普通に恥ずかしがりながら「歩」と下の名前で呼びます。事の発端はうるしが「タケル」と名前で呼んでいた事から。これまで歩の事は「田中」と呼んでいたのですが、歩から「オレも下の名前で呼んでほしくて」と頼まれ、「歩」と呼ぶことになりました。最初はこの頼みを聞いた時、「なんだそれ」「わかったわかった」と笑いながらOKしていたのですが、いざその時になると緊張しだすうるし。そして名前を呼ぶときには、ちょっと困り顔で照れながら「歩」と呼んでいました。いつもと違い、ちょっとなよっとした照れ方をしていて可愛いシーンになっています。
エッチなやつと勘違いして……
部室にテレビとDVDプレイヤーを設置した日、歩にDVDを持っていないか尋ねると、歩はあからさまにカバンを隠して「持っていません」と答えました。明らかにおかしい態度を見て、DVDを持っていると確信したうるしは、カマをかけて歩に白状させます。（こういう時は簡単にボロを出す歩）しかしなかなかDVDを出したがらない歩を見て、最初はアニメか戦隊もののDVDかと思っていたうるしは「あ！！エッチなやつだ」と思い込んでしまいます。そこから先は勘違いしたままモジモジとして、恥ずかしがるうるし。最終的に一緒に見る事になり、恥ずかしがりながらも何か期待するような仕草を見せていたのですが……中身がホラー映画だと知り、すごくがっかりした表情をしていました。
ただの手を繋ぎたいやつになってしまい……
季節は冬。そんな中でもとびきり寒いある日、うるしは冷え性で手が冷たくなるという話をしていました。対して歩は乾布摩擦をしたりしていて体温が高く、うるしはそれを羨ましがります。そして何気なく「歩に私の手も温めて欲しいな」と口に出してしまったうるし。すぐに「あっ」と思ったのですが、ここで引き下がったら意識していると思われると考え、うるしは冷たい手を差し出します。外に聞こえるほど心臓をドキドキさせながら照れるうるしだったのですが、いざ歩が手を握ると、うるしの手はホカホカ……実はドキドキし過ぎて体温が上昇してしまったため、うるしの手は温かくなり、「これじゃ私ただ手つなぎたい奴じゃん！」とさらに照れてしまいました。
タケルと桜子を見て……
図書室でタケル&桜子と並んで勉強中、隣に座っていつもより近い位置で勉強を教えてもらっていた歩は、うるしのいつもより近い位置に緊張していました。その言葉を聞いたうるしは少し照れたものの、照れる歩をからかうように身を寄せます。と、ここまでは珍しくうるしの攻めだったのですが、となりでベッタリ引っ付くタケルと桜子を見たうるしは、顔を赤くしながら2人が付き合っているのか歩にひそひそと尋ねます。「あんなに引っ付いてるんだから好きに決まっている」と言ううるし。しかしうるしもひそひそ話をする為、かなり歩に接近して話しており……自分で「引っ付いてる＝好き」と言ってしまっていたうるしは、照れた焦り顔で歩から距離をとるように遠くへ離れていきました。
バレンタインでやらかすうるし
本作のバレンタインエピソードは同じ時間軸で２パターン用意されており、一つは原作で連載されたもの。そしてもう1つがコミックス4巻のおまけとして紹介されたエピソードです。まず原作の方では、渡すタイミングをことごとく逃し続け、最終的にこっそりカバンへ入れようとするものの派手に転んでしまい、転んで恥ずかしい+チョコを発見されてしまいその流れで渡す、恥ずかしさ二倍のバレンタインになっていました。一方おまけエピソードでは、歩が来る前にさり気なく渡すシミュレーションをして準備万端だったうるし。しかしバレンタインを意識しすぎてガチガチに緊張しながら部室へ入ってきた歩を見て、うるしにも緊張が伝染。その結果、恥ずかしそうに「も……もらってください……」と言いながらチョコを渡してしまい、なんか本命っぽくなって照れていました。
歩を恋愛対象として意識しはじめて照れるうるし
最後に紹介するのはまさしく八乙女うるしが「乙女」になってしまったこのシーン。修学旅行で4日間会っていなかった2人でしたが、うるしはとうとう修学旅行中に「歩の事が好き」と意識するようになります。そして修学旅行を終えて戻ってきたうるしは、案の定「後輩の歩」から「大好きな歩」となった歩を前にめちゃくちゃ緊張。なんとかその場は取り繕うのですが、部室の外で過去最高級に顔を真っ赤にし、その場で顔を押さえてしゃがみ込んでしまいました。
八乙女うるしの照れシーンまとめ
ここまで八乙女うるしの照れシーンを紹介してきましたがいかがだったでしょうか？今回紹介したシーンは原作のほんの一部であり、まだまだうるしの照れるシーンは山ほどあります。いったいどの照れシーンがアニメ化されるかは分かりませんが、どのシーンも見ていてニヤけるようなものばかりなので、是非楽しみにしていてください！
