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現実主義勇者の王国再建記

【現実主義勇者の王国再建記】アニメ第1部のタイトル解説!!主人公ソーマが参考にしている兵法や武将の名言について!

更新日:

ライトノベル表紙1巻

人気アニメ「現実主義勇者の王国再建記」には難しいタイトルや歴史の教科書に載っているような故事成語が多く出てきます。そこで今回はそれらを解説し、各話の内容と合わせて解釈していきたいと思います。

第1話 まず勇者より始めよ

ソーマとリーシア

中国の故事成語、「戦国策」に「先ず隗(かい)より始めよ」という言葉があります。アニメのエンディングでもこの言葉がみられますが、意味としては、大きな計画を実行する時は手近なところから始めた方が良い、または物事に挑戦するときは最初に言い出した自分がまずは取り組むべきだ、という意味があるそうです。後者の方が良く使用されるそうなので、この隗を勇者に置き換えると、まずは勇者になってみて自らの計画を実行するというソーマの姿と合致した意味になりますね。

第2話 ただ才あらば用いる

演説するソーマ

アニメオープニング曲「HELLO HORIZON」の歌詞にあるように、第2話は世界に認められるような才能ある人材を募集した回でしたね。これは魏の曹操が出した求賢令に「ただ才のみ是(これ)挙げよ」との文言があり、意味としては、才能さえあれば人格も出自も問わないというものでした。曹操は、才能を見極める才能を持っていたとも言われるくらいの人物だったそうです。ソーマもポンチョを最重要視したりと、曹操に似た才能を持っているのかもしれませんね。

第3話 臣をして忠臣たらしむことなかれ

登用式

「十八史略」の中に「願わくば臣をして良臣たらしめよ、臣をして忠臣たらしむることなかれ」という言葉があります。これは君主と同調して栄誉を受けるのが良臣であり、君主を諫め自身は殺され国も滅びるのが忠臣だ、という意味です。これは逆説的に、なんにでも賛成する部下ばかりを持つと国が滅びるのだ、というのが本当の意味だそうです。この本に記された唐の皇帝、太宗(たいそう)は部下の意見にも積極的に耳を傾けた君主だったそうです。ソーマには政治面ではハクヤが相談相手となり、良き忠臣であったとも言えるでしょう。

第4話 食指、動く

ゼルリン

「春秋左伝」の故事に由来します。楚の人が偉い人にすっぽんを献上していたところ、ちょうどその屋敷に来た、ある人の人差し指がぴくりと動きました。ある人は「私の人差し指がこうなる時は必ず珍味にありつけるんだ」と言いました。実際この人はすっぽんにありつけたというお話です。第4話ではタコやごぼう、イナゴなどこの世界では珍味な食材を食べていましたね。

第5話 衣食足(た)って、栄辱を知る

制服姿の3人

「管子」の中に「倉廩(そうりん)実(み)ちて即ち礼節を知り、衣食足りて即ち栄辱(えいじょく)を知る」という言葉があります。斉の宰相だった管子は、強国にするためには、米蔵が食料で満たされてはじめて民は道徳心を持ち、衣服や食料が満たされてこそ恥ずべきことを弁え、栄誉あることをするのだ、と言いました。第5話では玉音放送により食料難が少しは解決してきて、ソーマが初めて城下へ民衆の様子を見に行った回でしたので、それを指していると考えられます。

第6話 智者は時にそむいて利を捨てず

カエデ笑顔

この言葉は故事成語では見つかりませんでしたが、意味としては、優れた者は主君にそむいてでも自分の利益を得るというものです。今回の第6話では、陸軍のハルバート・マグナが、禁軍所属のカエデを護るため、陸軍を辞め禁軍に所属する決断をしました。ソーマに説得されたとはいえ、すぐにカエデのことを考えて自分の意見を変えられるハルバートは、間違いなく優れた者だったと言えるでしょう。

第7話 古老、曰く

話し合うソーマたち

この言葉も故事成語ではありませんが、日本の昔話や伝承文学作品によく使われる文言です。言い伝えや伝承をその町の老人が伝える場面はよくありますよね。第7話では、湾岸都市の反対住民ウルップが「海神さまの怒りを買う」と言い張っていました。地震や津波の伝承は、過去の先人たちの教訓であり、先進的なソーマであっても伝承を尊重していたのは印象的でしたね。

第8話 森、鳴動す

泣くリーシア

この言葉も故事成語ではありませんが、鳴動とは大きな音を立てて揺れ動くことであり、特に地震の時に起こる土地の振動と音響の意味です。第8話ではアイーシャの故郷、神護の森で土砂災害が起きてしまった回でした。自然を管理すること自体、人には大それたことだというソーマの言葉は現代の我々にも刺さる言葉でした。

第9話 縦横、成らず

ゲオルグ顔

この言葉も故事成語ではありませんが、この場合の縦はカストール率いる空軍、横はゲオルグ率いる陸軍のことでしょう。三公との会談の結果、海軍のエクセルのみがソーマの味方をし、陸軍と海軍はこれに敵対しました。これを指し、縦横ならず、と表現していると考えられます。

第10話 兵は楽しむ所に非(あら)ざるなり

ガイウス顔

「孫臏兵法」に「兵を楽しむ者は亡び、而(しか)して勝ちを利とする者は辱めらる。兵は楽しむ所に非ざるなり。而して勝ちは利とする所に非ざるなり」とあります。兵法家の孫臏(そんぴん)の言葉ですが、文中の「兵」とは戦争や軍事などを指しており、つまり戦争を好んで積極的に起こしたり、勝つこと自体が目的となってしまうと必ずしも利益のある勝利にはつながらない、という意味です。アミドニア公国はまさに戦を好んでおり、民が飢えると忠告したコルベールを解雇していました。たとえ彼らが勝利していたとしても、それは国内の困窮の代わりに得たものに過ぎない、「利とする所に非ざる」ものだったことでしょう。

第11話 李代桃僵(りだいとうきょう)

カストール戦闘

「兵法三十六計」にこの言葉があります。「李」はすもも、「桃」はもも、の意で、桃を守るため、すももを害虫に食べさせたという話がこの言葉の由来となっています。つまり大きな利益を上げるため、少ない犠牲を払うことという意味です。戦艦アルベルトを犠牲としカストールに勝ったソーマ、自らを犠牲とし不正貴族を捕らえたゲオルグ、アルトムラを一時は捨てヴァンを占領しに行ったソーマ、今思うと、第11話はこのタイトルにふさわしい回でしたね。

第12話 囲師には必ず闕(ひら)く

口をふさぐソーマ

孫子は兵法の鉄則としてこの文言を唱えました。意味としては、敵を包囲する時、敵を360度囲い込み、相手の逃げ道を完全に失くすのではなく、少しだけ逃げ道を開けておくべきだという意味です。たとえ戦力でこちらが勝っていても、逃げ道を失い追い込まれた敵兵は、窮鼠猫を嚙むように最後の抵抗を見せ、かえって自軍の被害が大きく出てしまうおそれがあるということです。ガイウスたちを囲ったソーマは左右は包囲しましたが、それ以上囲うことはせずに、ユリウスこそ逃がしましたが、自軍の兵の犠牲は少なく済みました。

治定まりて功成りて礼節おこる

第12話でヴァンを占領したソーマが言った言葉です。司馬遷の言葉として紹介されており、意味としては国に平和が訪れた後に文化が生まれる世の流れということだそうです。「礼」とは社会の秩序、「楽」とは人々の心を感化させるもの、という意味で、ソーマがヴァンを占領したことで、領民たちは音楽や娯楽、新たな食文化といった「楽」を手に入れてました。それまでのアミドニア公国は司馬遷の言葉からすると、治が定まっていない国家だったということになりますね。

第13話 百戦百勝は善の善なる者に非(あら)ず

話すソーマ

同じくこの言葉も孫子の兵法にある文言です。「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」は有名な言葉ですね。戦いで打ち破ることよりも戦わず相手を降伏させることの方が優れているという意味です。ソーマは決して戦いを好むような王ではないですが、どうしても戦わないといけない時にはできるだけ味方の損害を出さないような戦い方を選択していました。そんなソーマだからこそ、この戦乱の世にあっても国がまとまっていったのでしょう。

まとめ

ライトノベル表紙1巻

いかがだったでしょうか。兵法や故事成語などから引用された各話のタイトルは、物語の内容と合わせて考えることで、なるほどそういう意味だったのか、と納得できたのではないでしょうか?王国再建のために、ソーマの好む歴史書や孫子の兵法などが、これからもよく登場してくると思うので、今後のお話の展開がますます楽しみになりましたね。

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Kyami466

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