『賢者の弟子を名乗る賢者』は、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されていた小説を書籍化した作品で、ゲームの世界に転生した異世界転生をテーマにしています。2022年の1月にはアニメが放送されることで注目されています。今回は、アニメ版で是非聞いてみたくなるような、作中の名ゼリフを紹介していきたいと思います!
目次
『賢者の弟子を名乗る賢者』ってどんな作品?
28歳の青年である咲森鑑はVRMMOの「アーク・アースオンライン」というゲームで九賢者の一人「ダンブルフ」という老人としてプレイしていました。キャラクターのリメイクで女性キャラクターのアバターを作って遊んでい咲森は、そのまま寝落ちしてしまいます。目を覚ますと、そこはなんとゲームの世界でした。ゲームの世界に飛ばされ、しかも賢者「ダンブルフ」ではなく、咲森が遊びで作った女性キャラクターのアバターの姿になってしまいます。賢者であるダンブルフの見た目が少女とバレたら自身の沽券に関わると考え、賢者の弟子の「ミラ」を名乗ることになり、銀髪の美少女「ミラ」として新しい世界で冒険していくことになります。
名ゼリフその1:「この世界はいったいなんなのじゃ!」
1巻のセリフです。ミラがゲーム内の王国であるアルカイト王国の王であるソロモンに対して言ったセリフです。ミラが元々咲森というプレイヤーであるのと同様に、ソロモン自身も元はゲームのプレイヤーです。同じプレイヤーならこの世界の異変の理由を知っているはずと考えたミラが、上記のセリフを言います。しかしソロモンにも理由は分かりませんでした。ソロモンは、今まで自分たちが生きてた世界だってどこかのゲームの世界だったのかもしれないと語ります。現実を生きていると思っていたとしても、実は何かのゲームの世界なのかも知れないと考えると、少し不気味さがあります。言葉の背後に怖さを潜んでいるかのようなセリフです。
名ゼリフその2:「いつかみんなを助けてみたい・・・です・・・!」
4巻のセリフです。カラナックという街の危機を救ったミラに対して、タクトという少年が言ったセリフです。タクトはカラナックに祖父と住んでおり、いつかミラのように召喚術を使って人を救いたいと思うようになります。ミラはタクトに対して、純粋な興味こそが大切だと語ります。ミラのようなメインキャラクターだけでなく、周囲のキャラクターにもスポットライトを当てていることが分かるセリフです。
名ゼリフその3:「召喚術はお主の様な教師に担当してもらえて幸せじゃ」
5巻のセリフです。召喚術の教師であるヒナタに対して、ミラが言ったセリフです。ミラはアルカイト王国の学園であるアルカイト学園で召喚術科教師をしています。ヒナタは単に召喚術を教えるだけでなく、若い生徒の感性を取り入れることが大切と考えています。若い感性を基に召喚術の発展させようとするヒナタの姿に、ミラは喜んでいました。ヒナタの取り組みは結果的にミラの新しい召喚術につながるので、ヒナタの功績はとても大きなものであったことが分かります。上記のセリフを言われたヒナタは、教師冥利に尽きることでしょう。
名ゼリフその4:「ようやく・・・お会いできました・・・」
5巻のセリフです。ミラが自身の正体がダンブルフだとマリアナに明かした時に、マリアナが言ったセリフです。マリアナは妖精族の女性で、ダンブルフの補佐官をしていました。ミラは最初こそ正体をマリアナに言わず、ダンブルフの弟子だと主張しました。しかし、長旅をなることを予想したミラはマリアナに真実を伝えることを決意します。真実を知ったマリアナは涙を流して喜びます。マリアナにとって30年ぶりの再会でした。ようやく会えたことに感動し、歓喜するマリアナの姿は、アニメ版でも是非観たいシーンです。
『賢者の弟子を名乗る賢者』作中の名ゼリフまとめ
いかがでしたでしょうか?『賢者の弟子を名乗る賢者』に登場する名ゼリフを紹介しました。メインキャラクターからサブキャラクターまで幅広く心理描写を行うことで、様々な名ゼリフが誕生していることが分かって頂けたかと思います。アニメではどのようにセリフが表現されるのか、今から期待が高まりますね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。