大人気アニメ「犬夜叉」の続編が決定しました。その名も「半妖の夜叉姫」。殺生丸の双子の娘2人と、犬夜叉とかごめの娘1人がヒロインとなって登場します。まさかの続編アニメということで、ファンの中で大盛り上がりを見せましたよね。キャッチコピーが「殺生丸には、娘がいる。」ということで、「誰が妻なんだ？」と話題にもなりました。そして犬夜叉とかごめは無事結婚したということになりますね。そんな「半妖の夜叉姫」に登場する犬夜叉とかごめの娘は「もろは」です。妖怪退治をして賞金稼ぎをしている彼女が持っているのは、妖刀の「倶利伽羅丸」です。こちらの記事では、まだ情報は少ないですが、妖刀倶利伽羅丸について紹介します。
もろはの刀！妖刀・倶利伽羅丸とは
娘の「もろは」が持っている刀。妖刀です。ちなみに「倶利伽羅丸」の「倶利伽羅」とは、うねる龍の文様のことを指します。倶利伽羅丸は、「紅龍破」（こうりゅうは）を放っていて、龍の火炎と化して敵を攻撃するということがわかっています。最近倶利伽羅丸のカラーイラストも公開されましたが、とてもかっこいいですね。
もろはのビジュアルはこんな感じ
ちなみに「倶利伽羅丸」の持ち主である「もろは」のビジュアルはこのような感じです。犬夜叉とかごめの特徴を所々受け継いでいて、かわいいですね。犬夜叉完結篇にて、戦国時代に犬夜叉と共に残ることを決意したかごめ。もちろん「もろは」も、戦国時代を生きています。しかしなぜかずっと1人で過ごしてきて、両親のことはよくしらないそうです。犬夜叉とかごめはどこにいるのか、どこで登場してくるのかにも注目ですね。
倶利伽羅丸に元ネタはあるの？
「倶利伽羅丸」には元ネタというか、元々ある刀が存在し、「もろは」の持つ「倶利伽羅丸」もそこからきているとされています。倶利伽羅丸とは宝物であり、歌舞伎などの『祇園祭礼信仰記』に登場します。絵画の天才である雪舟の子孫が持っていて、龍の文様が浮かび上がってくるという名刀です。ちなみに「倶利伽羅」とはうねっている竜をデザインをしている紋様のことを指し、倶利伽羅丸の他にも多くの刀、槍にこの模様が刻まれました。雪舟の孫である雪姫は、点火を狙っている松永大膳から、「金閣寺の天井に龍の絵をかけ」と命令されます。しかし彼女は倶利伽羅丸の龍を参考にしないと描けないと答えたところ、桜の木に縛られてしまいました。
「倶利伽羅」が刻まれている刀
他にこの「倶利伽羅」が刻まれている刀としては、「大倶利伽羅」などが有名です。大倶利伽羅といえば刀剣乱舞にも登場しているので、馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。本来は「大倶利伽羅広光」（おおくりからひろみつ）と呼ばれる刀で、南北朝時代に作られたとされている太刀の日本刀であり、重要美術品に指定されています。刀身に倶利伽羅剣に絡みついている倶利伽羅龍が彫られていて、倶利伽羅龍は龍神もしくは不動明王が変身した姿と言われています。これは不動明王の神通力が表されているとされていて、全ての煩悩、怒りをおさめ、消滅され、さらに悪を屈服させるという意味を持っています。
【半妖の夜叉姫】倶利伽羅丸に関するまとめ！
以上が「半妖の夜叉姫」に登場する、「もろは」の妖刀・倶利伽羅丸に関するまとめでした。まだまだ出ている情報が少ないのですが、最近カラーイラストも公開されたということで、武器好きのファンの方にはたまらないですよね。また倶利伽羅丸には元ネタがあり、倶利伽羅龍が刻まれている刀が他に多くあることもわかりました。「もろは」や「倶利伽羅丸」が登場するアニメ新シリーズである「半妖の夜叉姫」は2020年秋に放送予定です。早く「もろは」の活躍を見届けたいですね！
