治癒魔法の間違った使い方は2024年1月から放送される冬アニメの一作品で、小説家なろう原作のライトノベルとコミカライズ作品が原作のアニメとなっています！設定自体はオーソドックスな異世界召喚の作品ですが、一般人に過ぎなかった主人公が圧倒的脳筋に変貌し無双していくというコミカルかつ爽快で分かりやすく面白い作品です。今回は治癒魔法の間違った使い方の登場人物を紹介していきたいと思います！
目次
登場人物その① ウサト（兎里健）
生徒会長の犬上鈴音（鈴音）と副生徒会長の龍泉一樹（カズキ）とともに異世界に召喚された高校二年生。魔王軍の脅威に晒されたリングル王国の重鎮たちに召喚されるも、勇者としての素質を持っていたのはスズネとカズキだけでウサトは完全に巻き込まれる形で召喚された一般人です。しかし、珍しい治癒魔法の素質を持っていたことにより、国救命団のローズに目を付けられ半ば強引に救命団に入団させられます。そこでの訓練は苛烈極まりないものでしたが、負けず嫌いで環境に順応する精神力を備えていたことから厳しい訓練をクリアし、いざというときには物理で殴って解決する脳筋ヒーラーへと変貌します。
登場人物その② スズネ（犬上鈴音）
ウサトが通う学園の美人で完璧超人な生徒会長。ただ、皆が思い描く完璧超人像とは少し違うようで、性格はお茶目でアニメやゲームにも造詣が深く、異世界テンプレに目を輝かせるなど異世界召喚にも驚くほどに順応します。魔法の適性検査では雷の属性であることが判明し、カズキとともに勇者として魔王軍と対峙することとなります。
登場人物その③ カズキ（龍泉一樹）
ウサトのクラスメイトで副生徒会長を務めるイケメン。裏表のない真面目で心優しい性格をしており、魔力の適性検査で光の属性であることが判明。魔力の量や、光という珍しい属性からスズネとともに勇者として広く知れ渡るようになります。ただし、カズキは異世界召喚などの知識は無く元の世界への未練を残していたり、初めて戦場に出る際には恐怖で弱音を吐くなど、至って普通の感性を持っています。
登場人物その④ ローズ
リングル王国救命団の団長を務める女性。彼女が率いる救命団は戦場にて多くの命を救い、過去の魔王軍の侵攻でも救命団がいなければ勝利はなかったと評価されています。実は王国最強の人物で、能力はウサトと同じ治癒魔法の使い手です。治癒魔法は戦闘には向かない能力とされていますが、怪我や疲労を無理矢理治療しての苛烈なトレーニングにより手に入れた超人的な身体能力を武器して戦う脳筋ヒーラーで、そのスパルタすぎる性格と圧倒的な力から国内外で恐れられる存在です。
登場人物その⑤ ブルリン
リングル王国にて『リングルの闇』、『猛獣の穴倉』と呼ばれている危険な森の頂点捕食者ブルーグリズリーの子供。大蛇の魔物に親を殺されたことをきっかけにウサトと共闘し、その後森の外から連れてこられて救命団の一員となります。ウサトのトレーニングの際にはブルリンを背負って走り込みを行う姿が街の人々に浸透するようになります。他の国に行くとドン引きされる模様。
登場人物その⑥ 黒騎士（フェルム）
魔王軍の中でも有数の実力者であり、魔力でできた黒い鎧を着込んでいることから黒騎士と呼ばれています。その能力は受けた傷をそのままの箇所に跳ね返す反転の能力で、ありとあらゆる攻撃を無効化し受けた傷を同じ個所に同じだけ返すという強力なもので、不意打ちや目くらましも通用しない無敵の能力です。通常では対処方法は存在せず、カズキとスズネを殺し魔王軍を勝利に導く存在でしたが、対象を回復させながら痛みや衝撃だけを伝える治癒魔法を纏った物理攻撃は無効化出来ず、ウサトやローズが唯一の天敵。ウサトに倒された後は王国軍に捕まり、その後は魔法を封じられて救命団に入団させられます。中身は貧弱な女の子。
登場人物その⑦ アマコ
ウサトにカズキとスズネが黒騎士に倒されるビジョンを見せた獣人の女の子。未来を予知する能力を持っており、ウサトに未来を見せたことで王国軍が敗北する未来を回避させることに成功します。時詠みの姫と呼ばれており、その目的は病気の母親を救える人物を探しだし、母の元に連れていくことでした。
登場人物その⑧ グラディス
魔道学園の学園長。物腰柔らかな女性で、差別意識の強い学院の風潮に対して疑問を抱いており変えていかなければいけないと考えています。リングル王国の協力に対しても肯定的ですが、それまでに協力体制を取ることができなかったのは、魔王という強大な存在を恐れていたという都市全体の総意によるものでした。
登場人物その⑨ ナック
魔道学園の生徒でウサトと同じ治癒魔法の素質を持つ少年。魔道都市ルクヴィスでは魔力量や系統による差別が横行しており、治癒魔法使いであるナックは激しい差別を受けていました。しかし、ウサトとの出会いから彼をイジメていた主犯格の生徒、ミーナと対決することとなり、ローズ仕込みのスパルタ特訓を受けることとなります。実は学園の生徒のみならず、両親からも差別的な扱いを受け、誰一人味方のいない状況で逃げるように学園にやってきたという経緯があります。
登場人物その⑩ ミーナ・リィアーシア
魔道学園の生徒でナックをイジメていた主犯格の女子生徒。家柄、魔力の量、優秀な魔法の系統が揃っている紛れもなく優秀な人物でした。実はナックとは幼馴染みで、子供の頃はとても仲が良く、連絡が取れなくなったナックを純粋に心配し、追いかけるように魔法学園に入学します。しかし、当のナックは酷い差別を受けて現状を変える努力もせず、ただ逃げ続ける生活を送っていたことに業を煮やし、彼を虐めるようになっていました。
登場人物その⑪ アルク
ウサトたちが諸外国に派遣された際に同行した守衛の兵士。世界情勢や各国の特色などにも詳しくウサトたちの案内人の役割をこなす傍ら、戦闘能力も高く火の魔法と剣術の合わせ技を使う実力者です。イアヴァ村の騒動ではネクロマンサーによって捕らえられて操られてしまいます。
登場人物その⑫ ネア
イアヴァ村に住む村娘。村に発生したゾンビと村はずれに住みついたネクロマンサーに苦しめられている現状を嘆いていましたが、実は彼女こそが村に住みついていたネクロマンサーの正体で、吸血鬼とネクロマンサーのハーフという珍しい存在でした。両親が討伐されて以降、孤独な生活を送っており、村娘に紛れるなどをして退屈と孤独を紛らわせていましたが、異世界から召喚された未知の存在であるウサトに大きな執着と興味を見せ、ウサトを手に入れて話し相手になってもらおうとしていました。高度な魔術を操る存在ではありますが、所々爪の甘いところがあり、村人たちに危害を加えようともしておらず、言うほど邪悪な存在ではありません。騒動の後、半ば無理矢理にウサトの使い魔となって同行することになります。
登場人物その⑬ ルーカス・ウルド・サマリアール
祈りの国サマリアールの国王。悪人ではないものの油断のならない性格。彼自身、無条件で国民から慕われる器ではないことを自覚しており、色んなものを切り捨てて結果を出すことによって国家を運営してきたやり手の人物。情報収集能力も高く、ウサトたちの立場や情勢についてもほぼほぼ熟知していました。妻のエリザを失っており、残された娘のエヴァを溺愛しています。
登場人物その⑭ エヴァ・ウルド・サマリア―ル
サマリアールの王城にて幽閉同前の生活を送るルーカスの娘。純粋無垢な性格で浮世離れした性格の王女。このような生活を送っている理由は、王族にかけられた呪いによるものであっていつその命が失われるか分からない状況となっています。
【治癒魔法の間違った使い方】登場人物まとめ
2024年1月に放送されるアニメ、治癒魔法の間違った使い方の登場人物についてまとめてみました！剣と魔法のオーソドックスな異世界ながら、主人公を始めとする一部の人間は出る作品を間違えているかのような脳筋ファイターであり、そんな個性がめちゃくちゃ光って面白い作品となっています！なろう系大好きな人には絶対おすすめなので、是非見て欲しい作品です！
