アニメミル

アニメ好きのエンタメマガジン

SPY×FAMILY

【SPY×FAMILY Season2】アーニャはなぜかわいい??世界的には異質!?日本幼児キャラクターの謎を追う!!

更新日:

少年漫画の金字塔、週刊少年ジャンプの注目ヒット作『SPY×FAMILY』ですが、皆さんは本作に登場するキャラクターの中でどのキャラクターが一番好きですか?数多くの人気キャラクターが登場する本作ですが、この問いを聞かれたらほとんどのファンの方が「アーニャ」と答えるのではないでしょうか?アーニャはあどけないキャラクターでありながら、相手の心の内を読むことができる能力を有している「エスパー」であるため、高度に相手の意図を汲んだ行動をすることができるというギャップのあるキャラクターとなっています。このように見た目も可愛らしく、性格も独自性があって面白いキャラクターであるアーニャが人気を得るのはある意味、自明の理と言えるかも知れませんね。今回はそんな、本作の大人気キャラクターであるアーニャを紹介していくとともに、記事の後半からは日本で幼児キャラクターが人気になりやすい理由についても紹介をしていきます。アーニャ以外にも数多くの可愛らしいキャラクターを取り上げるので是非ともチェックしてくださいね!

アーニャが可愛い!

さて、冒頭でも解説をしたように本作の一番の魅力とも言えるアーニャの可愛らしさですが、巷ではアーニャが人気すぎてアーニャのように話す「アーニャ構文」が流行ったりと中々のヒットになっています。

あどけない動作×エスパー

このようなアーニャ人気の一番の原因となっているのが、アーニャ自身の設定の独自性であると言えるでしょう。アーニャはこれまでの幼児キャラクターの鉄板であるあどけない性格を全面に描きながらもエスパーの能力を有していることで、ある意味大人を超越した立ち位置として作中で活躍しており、他の幼児キャラクターとは異なる面白さがあるキャラクターとなっています。

ジャンプを代表するキャラクターに

純粋な可愛らしさだけでなく、物語進行上でも独自の立ち位置を確立することで、設定に独自性のあるキャラクターとなった結果、競合だらけのジャンプ作品代表する名キャラクターに成長したのです。

アーニャのようなキャラクターは他にも??

ところが、この「可愛らしいけど、何かすごい力を持っていて大活躍をする」という設定を持った幼児キャラクターは意外と日本に多く存在しています。アーニャ構文やエスパーと行った設定は本作独自のものですが、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけなど、活躍する幼児という設定はもっと前から日本にあった鉄板設定であったという側面もあるでしょう。

西欧にはないキャラクター??

一方で活躍する幼児という設定は日本以外の海外ではあまり見ることがありませんね。特に日本と同じようにアニメ文化が根強いアメリカやヨーロッパ等の西欧の作品群ではめっきり見ない設定となっています。

意外と海外にはない幼児キャラクター

日本ではやたらめったら可愛らしい幼児が活躍をしているのに海外では活躍していないというのはおかしな話ですよね。ここからはそんな海外では不思議と描かれない活躍をする幼児キャラクターの謎について解説をしていきたいと思います。

子供の外出が少ない西欧

なぜ西欧の作品では、ヒーローとして活躍するような幼児キャラクターが登場しないのかという点ですが、これには西欧ならではの日本とは異なる幼児に対する考え方の違いがあるのです。 というのも、基本的に西欧では、子供が1人で買い物に行ったり、夜中1人で外に出たりするような状況というのは一切無いのです。

西欧では幼児は守られるもの

そもそもの日本との治安の違いでもありますが、西洋では子育てをする際に、子供の安全に極端に気を使わなければならないので、必然的に子供は1人でのびのびと活動するのではなく、親の同伴のもと守られながら生活すべきであるという考え方が根強いのです。

日本と子ども文化

一方で、日本では一昔前から子供が1人でお使いに行ったり、夜中コンビニに行ったりするというのはよくあるシチュエーションとなっています。このような子供の行動範囲の広さこそが、「子供は自由に外に出て様々な経験をして成長して家に帰ってくれるもの」という日本人の共通認識へとつながっているのです。

可愛い子に旅をさせる日本

「可愛い子には旅をさせよ」という諺が日本にありますが、まさにこのような考え方が自然と定着している文化背景があるからこそ、日本では子供を主役としたアニメ作品が多いと言えますね。

「Kawaii」は日本の文化ならでは

このように、日本では元々小さな子供たちが主体的に活躍をするアニメ作品が多く描かれていたので、必然と幼児キャラクターや幼児のような等身をした子供っぽいキャラクターが多く描かれる傾向にあったのです。人間ではないモンスターたちも2頭身のものが多くどこか子供っぽい造形となっているのは、このような文化背景があるからなのです。

日本キャラクターと幼児

このように、現在数多くのキャラクターが登場し、世界からも「Kawaii」として定着している日本のキャラクターたちですが、これらのキャラクターが活躍するのに至った過程には、日本人ならではの幼児に対する考え方が隠れていたのです。考えてみれば、日本のアニメーション作品草創期の『鉄腕アトム』や『鉄人28号』でも主人公が小学生だったり幼児の体型をしたロボットだったりと、かなり初期からこのような傾向があったことがわかります。

日本はロリコン文化??

日本のキャラクターたちは、どれも幼い見た目をしたものが多く、それが当たり前となっているふしがあります。もはや、日本の文化そのものがロリコン文化だとも考えることができますね。なぜ日本は幼児の見た目をしたキャラクターをかわいいと感じるような文化となったのでしょうか?

ロリコン文化の源流はアニミズム??

これには諸説ありますが、一説には「日本のロリコン文化の源流はアニミズムにある」とも言われています。アニミズムというのは、自然の中に不思議な力があって、それを崇拝するという思想のことで、日本人はこのアニミズム思想の強い民族であると言われています。一般的に自然の中に潜む神々は人間に比べてあどけなく、子供っぽい存在であると考えられています。日本の神様やお化けに「イタズラ」という動作が多く出てくるのもそのためです。

一神教圏に受け入れられるか??

このように「日本人は自然を崇拝していて、その自然の中に根付いている神様は人間よりもより純粋で幼い見た目をしている」という固定観念があるからこそ、日本人は自らよりも幼い存在を可愛らしいと感じる文化が根付いたともいえます。そのように考えると、このような日本人の長い歴史をかけて培った感性が一神教を信じる西欧諸国の人々に受け入れられるのかというのは少し疑問に感じますよね。

ロリコン文化は批判とどう向き合うべきか

実際、アニメ文化が浸透している西洋でも、日本のアニメ作品に対して肯定的な意見が目立つ一方で、「日本のアニメは幼いキャラクターの過激なシーンが多く、未熟な幼児に対する過激な愛情を助長している!!これはロリコン文化だ!!」と批判されることもありますね。このような批判に対して我々はどのように向き合えばいいのでしょうか?

日本文化の独自性であり弱点でもある

まさに、このような可愛らしい幼児キャラクターが活躍するというのがある意味で日本文化の独自性でもあり、弱点でもあるのです。日本人だけでアニメ作品を楽しむのであればまだしも、今や日本のアニメ作品は世界中の人々が注目をする世界的コンテンツにまで成長しました。急激に拡大した視聴者層に、これまでと同じようなアプローチで作品を提供し続けていけばいいのか、真剣に考えなければならない時期が迫っているともいえます。

コンプライアンスとアニメ

特に現在は世界的なアニメ作品で、その時代の潮流に合わせたリメイク作品を作る流れが主流となっており、アニメ作品とコンプライアンスの関わりが重要視される時代となっています。黒人差別問題などのセンシティブな話題に対して積極的に切り込んでいく作品が多く目立つように、世界的にコンプライアンスを重視する流れがあるのです。

線引きを模索する過渡期

このような状況の中で、日本のアニメーションがどのように 描かれていくのか、フィクションと現実の線引きをうまく模索しながら、より良いものを作っていかなければならないという過渡期に差し掛かっていると言えるでしょう。日本文化ならではのKawaii文化の大元となった、可愛らしい少女が活躍する作品をどのように次世代につなげていくのか、これからのアニメ界隈の動きに注目です。

アーニャが世界で勝ち取った人気とそのインパクト

世界的にコンプライアンス意識が高まっている状況の中で、本作『SPY×FAMILY』のアーニャが世界的な人気を獲得したというのは、非常にインパクトのあることだったのです。冒頭で解説をしたように、西欧では小さな少女が活躍をする作品はあまり多くありません。そのためアーニャのような活躍をする幼女キャラクターが西欧で受け入れられるのかどうかは非常に不透明だったのですが、本作のアーニャは見事に西欧で人気を獲得しました。

海外に広がる「Kawaii」文化

このような異質のキャラクターであるアーニャが海外でも受け入れられた要因の1つとして挙げられるのが「長い年月をかけて日本のKawaii文化が世界に広がっていった」ことです。長い年月をかけて培ってきた日本のキャラクターたちは、そのデフォルメされた見た目を探求し続け、他の文化では生まれることのない数多くの魅力的なデザインのキャラクターたちが生まれるまでに成長しました。

海外にも受け入れられる日本のキャラクター

このような日本が長い年月をかけて培ってきた日本のキャラクターデザインが海外でも注目を集めるようになっていったのです。

受け入れられる文化になるためにオタクができること①

このように一部では批判の声があるものの、日本人の幼児を崇高なものと考え、かわいいと思う感性は、海外でも受け入れられており、今後大きなムーブメントとなる可能性を秘めているコンテンツに成長しているといえるでしょう。筆者自身も、日本ならではの幼女文化は日本アニメーションの強みであると考えています。

受け入れられる文化になるためにオタクができること②

だからこそ、私たち大人のアニメファンはこれからも『SPY×FAMILY』のアーニャのような素晴らしいキャラクターが生み出されていくために、幼女キャラクターのグッズを外から見たら「やりすぎだろ!」と突っ込まれてしまうような過激な使い方をしたりだとか、幼女キャラクターを苦手な人に幼女キャラクターを過度に勧めたりしないとように心掛けていくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?今回は本作『SPY×FAMILY』のアーニャの可愛さと、その可愛さの裏に隠れた日本ならではの文化について紹介をしていきました。アーニャのような可愛らしいキャラクターは、日本のアニメーション作品ならではの武器ですので、ぜひとも応援をしていきたいですよね。今後、さらなるコンプライアンスの徹底を図る西欧アニメーションと、日本の自由な制作風土のアニメーション作品がどのように関わっていくのかという点にも注目ですね。

Amazon コミック・ラノベ売れ筋ランキング

  • この記事を書いた人

nissy

どうも、アニメや歴史、都市伝説系の記事を書かせていただいてます。ニッシーです。YouTubeのシナリオライターとかもやっているのでよかったらそちらの方も見てください。

おすすめ記事

1

平素から、このサイトを使用している皆さまには、大変にお世話になっております。普段よりも丁寧な書き出しですが、実はこの度!!新機能である掲示板を作成しました!(まだまだリリースしたてなので、至らない部分 ...

dアニメのおすすめ 2

アニメ好きの皆さん、アニメをいっぱい見たい!って考えた時に、様々な有料の動画配信サービスがありますよね。そんな中で、どのサービスを選ぶのが得なのかって比較したことありませんか?もし、あなたがアニメをメ ...

モテるために 3

ふとした時に、オタクな私はどうやったらモテるのだろうかと考え、男性のモテる趣味ランキングを紹介したサイトにたどりつき、愕然とした。男性のモテる趣味をTop15形式で、色々と紹介していたものだったのだが ...

-SPY×FAMILY
-, , , , , , ,

Copyright© アニメミル , 2024 All Rights Reserved.