進撃の巨人といえば、物語の中でも様々な謎が隠され、伏線が張り巡らされている作品です。そんな中で、物語の中でも主軸として活躍しているアルミンの正体は黒幕なのではないか?という噂が流れています!主人公エレンの親友であり、頭脳面においてもかなり優れているアルミンですが、果たして本当に黒幕なのでしょうか?アルミン黒幕説について詳しく紹介していきます!
アルミンとはどんな人物?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アルミンは本名アルミン・アルレルト。出身はエレンたちと同じシガンシナ地区でです。身長163センチ、体重55キロという、調査兵団の兵士の中でもかなり小柄な体型であるといえます。見た目は金髪碧眼ボブカットという、一見女の子と間違えそうな容姿ですね。格闘面や体力面についてはほかの兵士たちとは比べ物にならないぐらい低いです。その反面、頭脳面や判断力についてはかなり優れており、調査兵団の大きな助けになっているといえるでしょう。
アルミン黒幕説の根拠は?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
エレンの幼馴染であり、親友、さらに調査兵団の参謀的な活躍を見せるアルミンですが、何故黒幕なのではないか?という噂が流れているのでしょうか。その根拠について紹介していきます。
頭がよすぎる
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アルミンは、女型の巨人がアニだと見破り、あぶりだす作戦を思いついたり、超大型巨人の弱点を見抜いたり、他にも色々なほかの人には思いつかないような良策を提案し、その作戦は見事に成功するという場面がたくさんあります。その頭のよさは、幼少からエレンと同じように過ごしてきたとは思えないほどですね。でもこの頭の良さが、実はアルミンは黒幕で、全てを知った上で知らないふりをしながら立ち振る舞っているのではないか?という憶測が広まっているのです。全てを知った上で、調査兵団の助けとなる行動をとる意味はわかりませんが、頭がよすぎるというだけで疑いがかけられてしまうというのもなかなか考え物ですね。
アルミンは巨人だった?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
エレンの母親であるカルラを食べたのは実はアルミンなのではないか?と言われていました。エレンやアニなどの巨人能力をもつ人間というのは、もともとの人間の特徴を現した姿になっていますが、カルラを食べた巨人はアルミンと同じような金髪ボブカットの巨人でした。そして、カルラが食べられたときにアルミンはその場にいなかったのです。そのことから、アルミンは実は巨人なのではないか?と思われていたのです。しかし、原作ではアルミンはベルトルトの超大型巨人の能力を受け継ぐことになっていますし、カルラを食べた巨人は再登場しており、その場にアルミンが一緒にいたことから、この説はないと言えますね。
外の世界に詳しい?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
アルミンの目的というのは、壁外の世界に行くことです。そして、エレンが壁の外の世界に行きたいと思ったきっかけを作ったのもアルミンです。アルミンは何故か、壁外の世界についてかなり詳しい情報を持っています。アルミンは実は外の世界からやってきた人物なのか、エレンと一緒に幼少期を過ごしてきたことを考えると両親が外の世界から来た人だったのか?など、色々な推測ができますね。エレンを外の世界に連れて行くことで何か目的を果たそうとしているのか?などとも考えられます。
顔が怖い
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
進撃の巨人のキャラクターは、真顔で怖いことを言ったり、悪いことを思いついたりします。その時の顔の描写ってかなりゾクっとくるものがあるんですが、その描写がアルミンは特に怖いんです。その恐ろしさから「ゲスミン」なんて呼ばれることも。普段はかわいらしいアルミンなのに、ゲスミンのときは本当に恐ろしいんです。恐ろしすぎて、実は本当は悪いやつなんじゃないか?なんて思われているってことですね。黒幕としての根拠としては弱いですが、この顔を見たらアルミンはもう悪役にしか見れません。
まとめ
アルミンが黒幕だという説は進撃の巨人が始まった当初から結構強く噂されてきました。でも、物語が進むに連れてだんだんとその可能性は薄くなってきたのでは?と思います。でも、もしエレンの信頼する、身近な存在であるアルミンが思いがけず黒幕だったら、と考えれば、また面白い見方ができるかもしれないですよね!