『政宗くんのリベンジ』の放送から約6年が経過し、2023年春に新シリーズとして帰って来ます。前作からかなり年数が経ったので、まさか続編が放送されるとは思わなかった人も多いと思います。前作は完結せずに終了したので、続きをアニメで観たいと思っていた人にとっては非常に嬉しいニュースですね。6年も経っていれば、ヒロインがどういう人物だったか忘れてしまった・・・という人も多いのではないでしょうか。この記事で、メインヒロインの安達垣愛姫についておさらいして、新シリーズに備えておきましょう！原作を知らない人にとってはネタバレになる可能性もあるので、ご注意下さい！
どんな物語？？
8年前、太っていて苛められっ子だった早瀬政宗は、自分に「豚足」というあだ名を付けて振った令嬢安達垣愛姫への復讐を計画していました。ダイエットと筋力トレーニングにより激痩せしてイケメンへと生まれ変わり、苗字まで祖父のものに変えて真壁政宗という名前で故郷に帰ります。昔とはまるで別人になった政宗は、愛姫を惚れさせたうえで最高の形で捨てる、という「デッド・オア・ラブ作戦」を結構します。しかし、愛姫の付き人である小岩井吉乃に自分の過去が知られてしまいます。計画は破綻するかに思えましたが、愛姫への復讐に協力してもらえることになりました。復讐の行方は、一体どうるのでしょうか！？
ヒロイン：安達垣 愛姫（あだがき あき）
この作品のヒロインで、8年前、政宗を「豚足」と命名した人物です。映画館を貸し切りにできるほどのお金持ちであり、入試ではトップ合格し、学園一の美少女で取り巻きも多いです。吉乃に騙されアニメのキャラクターの姿で街に繰り出すなど、世間知らずな一面もあります。幼い頃は両親が不仲だったことから悪戯っ子であり、政宗ともその頃に知り合いました。両親が離婚してからはまじめに振る舞う一方、政宗が来なくなったことで大の男嫌いになった上に、ドカ食いの習慣が身についてしまいます。そのため吉乃にパシリで昼食や間食を買いに行かせる時も、大量に買わせています。男子生徒から多数の告白をされる度に告白相手の身辺などを洗いざらい調べ、過去に政宗にやったように、欠点を見つけては酷評して酷いあだ名を付けて振っているため「残虐姫」と呼ばれている。普段は愛姫の性格を知る生徒たちから恐れられているが、ドカ食いが露呈するのを恐れ、使用人の吉乃と二人だけで昼食を食べています。最初の内は政宗にアプローチされても一蹴し相手にしていませんでしたが、吉乃の作戦により全く相手にされなくなった際は、逆に不安になったり政宗の身を張った好意には照れる素振りも見せているので、心から嫌っている訳では無さそうです。
安達垣愛姫の過去
虐められっ子だった政宗をかばい、虐めっ子たちを撃退したことで政宗からはヒーローのような存在だと思われていました。しかし、その後自分に告白してきた彼を「豚足」という酷いあだ名をつけて、容赦なく振ってしまいます。それ以来、告白してくる男子に酷いあだ名をつけて振るという現在のスタイルが確立します。政宗の転入以来、彼から執拗なアプローチを仕掛けられたり、吉乃の介入によって本気で彼を意識するようになったり（政宗にとっては復讐のための戦略でしかないのですが）、政宗とは割と良好な関係にありました。車に轢かれそうになったところを政宗に助けられた際にはかなり距離が縮まりましたが、藤ノ宮寧子という謎の美少女の登場により彼への好意は一気に失われてしまいます。政宗の努力（といっていいのか分かりませんが）により何とか関係を保つようにはなったものの、まだ上手くいったとは言えない状況でした。政宗が寧子の家を訪れた翌日、彼が彼女を振って愛姫を選んだことを聞いた時からは再び彼への好意が増したものの、完全に振られた寧子に対しては可哀想に感じるなど、彼女への印象も悪いものでは無くなっていきました。寧子を見舞った際には「もう意地を張るのはおやめになって」と言われ、それからは政宗への恋愛感情とそれを否定する感情とで板挟みになり、苦悩するようになります。
豚足事件の真相（ネタバレ注意！）
政宗に酷いあだ名を付けて振った愛姫ですが、この事件には真相がありました。修学旅行中に、幼い頃の政宗との思い出を二人きりになった際に回想していた愛姫ですが、その頃仲が良かった政宗を、クラスメイトで昔の政宗に似ている「雅宗兼次」のことと誤解しており、さらに「豚足」と言った覚えもないと発言したことから、政宗は違和感を持ち始めます。実は愛姫と政宗の関係を嫉妬した吉乃が、政宗を遠ざけようとして愛姫に変装して吉宗に酷い言葉を浴びせたのでした。振ったのは愛姫本人では無いので、当然「豚足」というあだ名のことは覚えていません。そして愛姫は、太っている頃の政宗が好きだったのです。愛姫が雅宗兼次に好意的なのも、納得できますね。吉乃の嫉妬から巻き起こった事件でしたが、吉乃はこの事件のせいで性格が豹変した愛姫に振り回されることになり、結果的に苦労することになってしまいます。
担当声優：大橋彩香
安達垣愛姫の担当声優は、大橋彩香さんです。『ウマ娘』シリーズや『バンドリ』シリーズなど様々な作品に出演しています。歌手としての活動もしていますが、実は子供のころは人前で歌うのが嫌いだったそうです。しかし中学生の頃にアニメを観てからアニメソングを歌いたいと思うようになり、歌いながら歌手の歌い方のクセなどを勉強することで自分の歌に活かすようになります。声優になってから本格的に歌手活動をするようになってからは、人前で歌うことの苦手意識を克服できたそうです。今では作曲家に絶賛されたり、賞を受賞したりするなど歌手としても大きな実績を持っています。
安達垣愛姫の紹介まとめ
安達垣愛姫は一見ワガママで歪んだ性格と思われがちですが、それ相応の理由があり、そうなってしまうのも無理は無いと思ってしまいます。真実が明らかになるシーンは実は第1期では放送されておらず、新シリーズで放送されることになると思います。原作を知っている人も知らない人も、このシーンは必見ですね！今から放送が楽しみです。それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
