週刊少年ジャンプで大人気連載中のバレー漫画『ハイキュー!!』。個性豊かなバレー男子たちが繰り広げる熱い対決で、若い女性のファンも多いです。この記事では、すべての試合が面白い『ハイキュー!!』のなかでも、感動できる試合を選定してランキングにしてみました！見どころもあわせて紹介していきますので、まだ見たことない方はぜひチェックしてみてください。
感動の試合 第1位！ 烏野VS青葉城西(春高予選)
烏野と青葉城西といえば、因縁の相手ですね！影山の先輩にして最大の敵・及川徹が主将を務める青葉城西は、烏野にとっては「倒さなければいけない敵」。インターハイ予選では準決勝であたりましたが、そのとき烏野は青葉城西に敗北し、リベンジを誓いました。
そして春高予選の準決勝で、またしても宿命の戦いをすることに。烏野は春高予選までに東京合宿で、日向&影山の「変人速攻」を完成させ、東峰のサーブを強するなど個々がパワーアップし進化を遂げました。そんな烏野が青葉城西に全力でぶつかった試合は当然、一瞬も目が離せないような展開に！まだ見ていない方は、アニメ2期で見られますのでぜひチェックしてください。
見どころ① 狂犬ちゃんこと京谷賢太郎に注目！
青葉城西がインターハイ予選のときと1番違うポイントは、狂犬ちゃんこと京谷賢太郎が加入したことです。もともと部にはいたようですが、入部早々に先輩ともめごとを起こし、部活にはこずに別のところで練習をしていました。
京谷は身体能力は高いですが、他のプレイヤーに上がったトスを横取りして衝突したり、スパイクを外したりと欠点も多い選手。しかしエンジンがかかると、止められないほど強烈なスパイクを放ちます。京谷の過去が紹介されたり、試合中に心情に変化が現れたりと、彼にはかなりスポットが当てられます。
見どころ② 最後の必死のラリー
このセットをとった方が勝者になるというラスト、両チームデュースで競り合い一歩も譲りません。誰もが絶対に勝つという思いで、必死にボールに食らいつきます。視聴者は何度も「ボールが落ちる！」と思う場面がありますが、田中や京谷が次々とファインプレーをし、菅原は顔面レシーブまでしてでもボールを落としません。
及川はベンチに突っ込みながらエース・岩泉にトスをあげますが、これも澤村に拾われてしまいます。お互いに出せるすべてを出し切った最後、影山が日向にトスをあげ、スパイクを打ちますがその先には日向がどこに打つか読んだような及川の姿が…。しかしブロックに少し当たったボールは軌道を変えて、及川の腕にはじかれコートの外へ飛んでいきます。
感動の試合 第2位！ 烏野VS白鳥沢
アニメ3期で10話を使ってしっかり放送された、春高予選の決勝戦「烏野VS白鳥沢」。全国三大エースの1人・牛島若利擁する白鳥沢は県内最強といわれています。日向と影山はそんな牛島に対し、「勝って全国へ行く」と宣戦布告したことがあります。しかし牛島は、「県内の決勝にも残れない者に何をいわれようが、どうとも思わん」と一蹴しました。
そして、日向と影山は牛島と戦える決勝まで勝ち上がり、ついに彼に挑戦する権利を得ました。高校の試合は普段3セットで行われますが、決勝は5セットマッチ。最初は白鳥沢が圧倒的に優勢と思われましたが、結局勝負は5セット目にまでもつれ込んでいきます。
見どころ① 月島がバレーにハマる瞬間
月島は牛若のスパイクに苦戦し、1度もブロックで止められません。しかしブロックでスパイクのコースをしぼり、西谷のところへ打たせ続けストレスを与えていました。そしてついにセッター白布のトスが乱れた瞬間、月島が牛若のスパイクをキルブロックでうち落としたのです！
月島は心のなかで、「たかがブロック1本、たかが25点中の1点、たかが部活…」と思いながら、「もしもその瞬間がきたら、それがお前がバレーにハマる瞬間だ」という木兎の言葉を思い出します。その直後、月島が初めてガッツポーズをして、雄叫びをあげました！そして烏野のチームメイトも震えあがり、飛び上がって喜びます。
見どころ② 烏養コーチの「下を向くんじゃねぇ！！！！！」
勝敗が決まる5セット目、あと1点取られたら烏野は負けるという場面。ブロックの要・月島がケガで離脱し、烏野はコートの6人全員が満身創痍の状態で息を荒げながら下を向いていました。すると、烏養コーチはベンチから立ち上がり、「下を向くんじゃねぇ！！！！バレーは常に上を向くスポーツだ！」と大声で叫んだのです！その言葉を聞いた澤村がうっすらと笑みを浮かべると、医務室に行っていた月島が戻ってきます。
感動の試合 第3位！ 烏野VS音駒(全国大会)
烏野の元監督・烏養一繋(うかいいっけい)と、音駒の監督・猫又育史(ねこまたやすふみ)は中学からの因縁のライバルです。その関係で、昔から何度も練習試合をしたため、いつしか烏野と音駒の戦いは「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれるようになりました。しかし烏養監督が現役時代に公式試合で、「ゴミ捨て場の決戦」をすることは叶いませんでした。
しかし烏養監督の孫である烏養繋心がコーチを務める今のチームで、念願の決戦を全国大会で行う日がきたのです！何度も練習試合をしたため、お互いに特別な思い入れがある烏野と音駒。アニメ4期ではおそらくこの2校の対決が放送されると思われます。
見どころ① 研磨がバレーを本気で楽しむ姿！
研磨は幼なじみの黒尾がバレーをやっているからという理由で、なんとなくバレーを続けています。しかし研磨は常に新しくて、面白い日向にだけは興味があるのです！黒尾いわく、研磨が日向と試合しているときは、買ってきたゲームを今からやるようなワクワク顔をしているらしい…。
汗をかくのも疲れるのもキライという研磨が、烏野との試合中にクタクタになっても「たのしー」といったり、チームメイトに「ボールを追いかけろ」と怒鳴ったりするほど夢中になっていきます。そして試合の最後、黒尾に「俺にバレーを教えてくれてありがとう」というのが、とても印象的ですよ！テンションが低いなりに、キラキラしていく研磨に注目してみてください！
見どころ② 練習を共にしてきたチーム同士ならではの「特別な想い」
烏野と音駒はアニメ1期で練習試合をして、GWも夏休みも共に合宿をしてきました。いっしょに練習をした時間が長いだけに、日向＆研磨、月島＆黒尾のように「特別な想い」を抱いている相手ができています。試合の要所要所で相手を認めたり、楽しんだりしているところが青春を感じて胸が熱くなりますよ！
感動の試合BEST3まとめ
数多いハイキューの試合のなかでも、感動できる試合を選んでみましたがいかがでしたでしょうか？『ハイキュー!!』の熱い試合はコミック3～4巻くらい使うほど、しっかり描かれています。ここでは試合の概要や見どころを紹介しましたが、実際見ていただければ前後の流れやキャラクターの過去話などもわかるので、もっと感動できると思います。ぜひアニメもチェックしてみてください！
