週刊少年ジャンプにて、絶賛連載中のバレーを題材とした漫画『ハイキュー!!』。爽やかな男子高校生たちが送る、感動の熱いストーリー+コミカル要素で若い女性を中心に大人気となっています。『ハイキュー!!』の主人公は日向翔陽と影山飛雄のコンビですが、この2人のほかにも支え合い切磋琢磨している”コンビ”がたくさんいます。この記事では、『ハイキュー!!』に登場する愛すべきコンビをエピソードを添えて5組紹介していきます。みなさんの好きなコンビはあるでしょうか?
目次
まずは王道!日向翔陽(ひなたしょうよう)&影山飛雄(かげやまとびお)
『ハイキュー!!』のコンビといえば、まずは主人公の日向翔陽と影山飛雄です。他に紹介するコンビと比べると、圧倒的に仲が悪いですが、試合中のセット感は群を抜いています。影山の超高速トスは、日向にしか打つことができません。そして原作が進んでも同じチームでありながら、しっかり「ライバル」としてお互いを意識していますね。いつか日向が影山を倒す日はくるのでしょうか?
日向と影山の出会いは最悪!
日向が中学のときに出場した、最初で最後の試合の相手が影山擁する北川第一でした。日向はバレー部ではない友達に頼んで結成した、寄せ集めメンバーで出場したため、影山にこてんぱんにされて敗北しました。その上、試合の最後影山に「お前は3年間何をやっていたんだ?!」といわれ、日向は影山を絶対倒すと決意したのです。
しかし日向が高校へ進学すると、そこには影山の姿が…。出会い頭にさっそくケンカに発展し、その上影山は「勝ちに必要な奴にしかトスはあげない」といい日向にトスすらあげてくれません。そこから日向の身体能力を認めて、「変人速攻」が完成するまで何度も何度もケンカをして徐々に”相棒”になっていきました。
烏野1年のもう1つのコンビ!月島蛍(つきしまけい)&山口忠(やまぐちただし)
烏野1年のもう1つのコンビといえば、月島と山口ですね!あまり誰とも群れない月島ですが、山口がツッキー大好きなためいつも2人で行動しています。実は山口は小学生のときいじめられっこで、月島に助けられたことがキッカケとなり憧れるようになったのです。月島は助けたあとも山口のことを覚えておらず、おそらく助けたつもりすらないと思いますが、それでも山口は月島が大好きになりました。いつも月島にべったりな山口と、「山口うるさい」とかいいながらも彼をとても理解している月島の関係は見ていて微笑ましいです。
山口が月島にキレた?!月島を変えるキッカケになった言葉。
夏休みの合宿で、山口は月島に「最近のツッキーはカッコ悪いよ!」といいます。その理由は月島が身長も頭脳も才能もあるのに、本気でバレーをやろうとしないからでした。「たかが部活にどうして本気になれるのか」がわからない月島に対し、山口は「そんなのプライド意外なにがあるんだ!」と、強い口調でいったのです。そのとき月島は、山口のいいたいことはわかるものの納得できませんでした。
しかし月島はその足で、梟谷の木兎に話を聞きにいき、「バレーの面白さ」について教えてもらったのです。これをキッカケに、月島のバレーに対する考え方が変化していきます。
梟谷の名コンビ!木兎光太朗(ぼくとこうたろう)&赤葦京治(あかあしきょうじ)
梟谷の主将・木兎&副主将・赤葦はファンから支持が高い大人気コンビです。人気のヒミツは、自意識が高い変人・木兎と、そんな木兎を理解し上手に扱う後輩・赤葦の掛け合いに好感が持てるからでしょう!
テンションと、”ノっている”かどうかが直接プレーに影響してしまう木兎のメンタルの管理は、梟谷にとってはとても重要です。他のメンバーも木兎のめんどくさい性格は理解していますが、かれのの取り扱い方法を熟知しているクールな赤葦は重要な存在です。
スター選手木兎を本当に尊敬している後輩・赤葦!
木兎はある試合で、得意なクロスをとことん止められ敗北しました。悔しい想いをした木兎はストレートを練習することにしたのですが、他の部員たちがあまりの練習量についてこないなか、赤葦はそれに付き合い続けました。そののち、木兎は同じチームにストレートを活かして勝利したのです!そのとき、赤葦と共に喜びをわかちあいました。木兎はこの瞬間バレーにハマったと話しているので、彼にとって赤葦は特別な存在になったことでしょう。
赤葦は木兎をスター選手として尊敬していますが、思っていないことは決していいません、そのため、木兎はよく彼の正直すぎる物言いにツッコミをいれています。先輩・後輩という関係なのに、夫婦漫才のようなやりとりが面白いコンビです。
音駒の幼なじみコンビ!黒尾鉄朗(くろおてつろう)&狐爪研磨(こづめけんま)
音駒といえば幼なじみの黒尾と研磨コンビです。この2人は黒尾が研磨の家の隣に引っ越してきた、小学校低学年のときからいっしょにいるのです。そして今は誰にでも絡んでいく黒尾は、当時研磨以上の人見知りだったというのも驚き!
いつもは2人で研磨が好きなゲームをしていましたが、ある日黒尾が誘ったことがキッカケで研磨もバレーをするようになりました。そして人見知りの2人は、いっしょに地元のバレーチームに行くことにしたのです。そこで黒尾は猫又監督と運命の出会いを果たし、バレーにのめり込んでいきました。
研磨のセッターの才能を見出したのは黒尾!
研磨の観察眼や頭の良さに気づき、セッターに向いているといったのは黒尾です。研磨は疲れたり汗をかいたりすることが好きではないものの、黒尾に誘われてなんとなくバレーは続けていました。そんな研磨に対して、ずっと「バレーをやめるな」といっていました。そして今音駒の”頭脳”となった研磨は、ブロックが得意なオールラウンダー黒尾と2人でついに全国大会へ出場を果たしたのです!
黒尾は研磨より1歳年上ですが、研磨のことを心の底から信頼しています。この2人は他のコンビに比べると熟年夫婦のような落ち着き方をしていますが、黒尾が研磨のことで喜んだり驚いたりする姿は微笑ましく感じます。
及川への毒舌も魅力!及川徹(おいかわとおる)&岩泉一(いわいずみはじめ)
及川と岩泉といえば、青葉城西の主将とエースコンビです。小学生のころからいっしょにバレーをやっていて、2人のトス&スパイクは影山いわく「阿吽の呼吸」。及川も追いつめられると、岩泉にトスをあげるほど信頼しています。大エース牛島若利と同世代の2人は、なかなか彼に勝てず悔しい想いをしていっしょに涙したこともありました。共に苦難を乗り越えていたこのコンビの絆は固いです!
及川を殴ったり、キツイこと言えたりするのは岩ちゃんだけ!
及川はルックスも華やかで、雑誌やTVでも注目されるほどの選手です。しかしそんな及川がファンの女子たちに囲まれているときにボールを頭に投げつけたり、「う〇こ野郎」と呼んだりできるのは岩泉だけ。実は性格がよくない及川に対し岩泉は、「(影山より)やっぱお前の方がムカつくわ」と、冷たくと言い放ちます。こんなことをいえてしまうのも、本当に仲がいいからなのです!
愛すべきコンビまとめ!
『ハイキュー』に登場するコンビを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?今回紹介したほかにも、たくさんのコンビが存在します。例えば、日向&研磨や月島&黒尾など、組み合わせを変えたバージョンもあるので、お気に入りのコンビを応援するのも楽しいですよ!