2018年秋から放送されているアニメ『風が強く吹いている』は、箱根駅伝を舞台とした作品です。原作は三浦しをんの同名小説。過去には海野そら太作画による漫画化もされており、全6巻刊行されています。他にも、映画化や舞台化、ラジオドラマ化もされるほど人気のある作品となっています。そんな中から、今回は主に漫画を基に『風が強く吹いている』に登場するキャラクター、第8区走者の坂口洋平(キング)について紹介します。
竹青荘・202号室、自称クイズ王
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
ボロボロのアパート・竹青荘(通称:アオタケ)。その202号室に住んでいるのは、社会学部4年生の坂口洋平(キング)です。元サッカー部。クイズ番組が大好きで、知識豊富。自称クイズ王とのこと。それが由来となって“キング”というあだ名がついたそうです。漫画版では関西出身とのことで、関西弁でしゃべるのが特徴です。
すぐ怒る?
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
坂口洋平(キング)は頭に血が上りやすいタイプのようで、すぐに声を張り上げてしまうようです。初めて竹青荘(アオタケ)のメンバーでランニングをするとなったとき、蔵原走(カケル)が人間らしい生活もできないアオタケの面々と箱根駅伝を目指すのは無理だと言うと、「あのなァ、オレらはお前みたいに生活が陸上でできとらんのや!!」と言い返します。それに対してカケルが「じゃあ生活を陸上にしろ」と言うと、キングは「っくー朝から頭に血ィのぼったおかげで、低血圧治ったわー!!!」と闘志を燃やしながら言っていたことも。
流されやすいところも
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
感情の起伏が激しい坂口洋平(キング)は、流されやすいタイプのようです。5000mを計測することになったとき、全くやる気を見せない竹青荘の面々に対して、蔵原走(カケル)が「やるのかやらねえのかはっきりしろ!!」と声を張り上げて言うと、「や…やるか?」と嫌々ながらも口に出してしまったことも。
先のことは考えないタイプ?
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
蔵原走(カケル)が箱根駅伝を目指すのに否定的だったとき、「まーまーまー。ここはちょっくらハイジに手ェ貸したってもええやないか!」とのんきに言う坂口洋平(キング)。しかしキングはもう4年生であり、司法試験に合格済みの岩倉雪彦(ユキ)に就職のことを指摘されると「よけーなお世話なんじゃ東京モンが!!」とピリついているようすも。あまり先のことを考えないタイプのようです。
アニメ版のキングの声優は、北沢力
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
アニメ『風が強く吹いている』で坂口洋平(キング)の声を演じたのは、北沢力。過去には、アニメ『けいおん!』で唯の父役や『はたらく細胞』で緑膿菌役を務めています。
坂口洋平(キング)、まとめ!
出典: 風が強く吹いている ©三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
今回は主にアニメと漫画を基に『風が強く吹いている』に登場するキャラクター、第8区走者の坂口洋平(キング)について紹介しました。最初は軽い気持ちで、冗談半分で練習に付き合っていたキング。そんなキングも本気で箱根駅伝を目指し始め、努力していく姿は要チェックです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。