女子高生のゆる~い日常とゆる~いアウトドア活動を描いた人気作「ゆるキャン△」、その中の登場人物でとくにゆる~いキャラでつかみ所の無い人物が斉藤恵那です。恵那はとにかくマイペースで、他のキャラクターを始終翻弄します(笑)。そんな不思議な雰囲気を持つ恵那の不思議な魅力をご紹介しましょう。
恵那はリンの友達
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
恵那は主人公の一人であるリンの中学からの友達で、休日もSNSを通してよく連絡を取り合っています。放課後も図書室で過ごすことの多いリンとおしゃべりしています。誰に対しても明るく話しかける性格で、人付き合いの苦手なリンのサポートをすることもあり、非常に人当たりの良い性格をしています。
恵那はのんびり屋さん
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
話し方もどこかゆるっとしていて穏やかな性格をしています。学校では部活動に所属しておらず帰宅部です。休日も家では朝10時や昼まで寝ていることが多く、布団の上で過ごすのが大好きで、「もう布団と結婚してしまえ」とリンに言われるほどです。恵那曰く、「既にこたつと結婚している」そうです。(笑)
愛犬家の恵那
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
恵那は「ちくわ」というチワワを飼っている愛犬家です。部屋で一緒に過ごすほか、SNSでコメント付きで写真を投稿したり、キャンプに連れてきたり、犬用のコスプレを何着も持っていたりとかなり可愛がっています。キャンプに興味を持ち始めたときも、自分のテントよりも犬用テント(ドギーテント)を先に購入するほどです。
からかい上手の斉藤さん?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャンプの楽しいことを思い浮かべてニヤけることが多いリンに「またニヤニヤしている」と茶化したり、SNSでもリンに冗談を言ったりと恵那はよくリンをからかいます。野クルのメンバーも「面白い人たちだ」と評価しています。また、よく人の髪をいじって遊び、(主にリンが)奇抜な髪型にされて周囲の人を困らせています。人をおちょくって遊ぶことが多いので、同時期に放送されかつ中の人も同じアニメにちなんで「からかい上手の斉藤さん」とファンから呼ばれています。
恵那は意外に重要なポジション?
野クルとリンを橋渡し
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
野クルが中庭でテントの組み立て練習をしている際に恵那は組み立てを手伝い、それがきっかけでなでしことリンが再会することとなりました。その後もリンが一人でキャンプしている場所をなでしこに教えたり、野クルからキャンプの誘いを受ける度に、行くかどうか悩むリンの背中を押しています。野クルとリンの出会いやリンがグループでキャンプするきっかけを作るなど物語に深みを出すきっかけとなる、なにげに重要な存在でもあります。
キャンプを楽しく
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
みんなで行ったクリスマスキャンプの際には愛犬のちくわを連れてきてみんなを癒やしてくれたり、サンタのコスチュームを全員分持ってきてクリスマス感を演出したりと、キャンプ初心者ながらキャンプを盛り上げるためにいろいろと考えてくれています。
恵那もキャンプに興味あり?
野クルに入りそうで入らない
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
恵那は野クルと出会って以来、時々連絡を取ったり、学校で話したりしていました。馬が合うのか、そのうちに野クルの3人とも仲良くなり一緒にキャンプをするまでになります。クリスマスキャンプ後には千明、あおいと3人でもキャンプをするほどになりました。千明からは野クルのメンバーに入れたいと狙われていますが、本人はまだ帰宅部が良いとその気が無いようです。
羨ましい!恵那の道具
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
恵那もまだまだキャンプ初心者で、道具は持っていませんでした。しかし初心者ながら恵那の父親が「アウトドアは良い経験になる」と野クルには手が出ないような高価なキャンプ用品を買ってくれたりしています。4万5千円の寝袋を見たときにはリンでさえ羨ましがりました。キャンプに興味を持った恵那はネットでいろいろな用品を探しているようです。
恵那がいることで生まれる作品のバランス!
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
主人公のなでしこが属するグループの野クルと関わりを持ち、もう一人の主人公のリンとは親友という二つの立場の間にいるのが恵那です。どちらにも属することもなく、深く関わり合うこともなくマイペースですが、恵那の存在が二つのグループを結びつけ、二つのグループの不思議な関係性、絆を作り出していると言えます。これによって作品に深みが増しているのです。主人公達ほどは目立たないながら、周囲を引き立たせてくれる名脇役という立場が恵那の魅力でしょう。今後の活躍にも目が離せません。