小説になろうにて2013年より連載開始され、現在、原作は約4億PVを超え、累計発行部数は550万部を誇るメガヒット中の「転生したらスライムだった件」。主人公である元人間三上が死んだことにより、文字通り転生した先は異世界のスライムとしてでした。そこから物語は始まります。人間やドワーフ、エルフ、ゴブリンにオーク。はては魔王まで。ファンタジーの世界にて活躍する主人公スライム、リムル=テンペストですが、ある日魔王の1人ミリム・ナーヴァと出会います。彼女もこの物語のキーパーソンであり、生い立ちにも秘密がありそう。今回は、そんなミリム・ナーヴァを紹介、考察していこうと思います。
目次
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァの登場とジュラの大森林
本作にてミリムが登場するのは、魔王の1人であるクレイマンと共にオークロードを魔王化する計画をたてますが、リムル=テンペストにより失敗してしまい、ジュラの大森林の不可侵条約が撤廃されるシーンからです。リムルに興味を持った魔王(クレイマン、ミリム、カリオン、フレイ)はジュラの大森林への侵攻を各々企てます。しかし、ジュラの大森林は不可侵条約にて守られていました。それは元々暴風竜ヴェルドラの封印を解かないためであり、リムルが捕食したことにより、その危険も無くなっているため、ミリムは不可侵条約撤廃を提案します。条約の可否は提案者の他2人の魔王が合意すればなされるとミリムに言われ虚を疲れたような他3人の魔王でした。若い魔王は知らなくても仕方ないと簡単にいうミリム。さすが、最も単純にして最も老獪な魔王ですね。
魔王の世代とは
現状わかっている魔王の中でどのような順で魔王になっていったかというと、第一世代とされるのがギィ、ミリム、ラヴィリスであり、第二世代がダグリュール、ルミナス、ディーノ、その後にクレイマン。第三世代とも言うべき、新しい魔王はレオン、カリオン、フレイ、そしてリムルなのですが、こちらはまだまだ詳しいことがわかっていませんね。
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァとリムル=テンペストの交友
オークロードとリムルの戦いを水晶でみて興味を持ったミリムは単独でリムルに会いにテンペストへ。すぐに気配に気づいたリムルは臨戦態勢をとりますが、挨拶に来たと言うミリム。しかし、すぐさまシオン、ソウエイ、紅丸が一斉に攻撃を開始。傷一つ付けられず、皆殺しにされるかと思いきや、リムルのはちみつ攻撃により、あまりの美味しさにやられ、リムルと友達になります。ちなみにリムルの「大賢者」を持ってしても、ミリムの魔素量は下限段階で10倍以上と言う異常な強さを誇っています。
ドラゴンナックル
リムルよりプレゼントされたドラゴンナックルがミリムはお気に入り。実はこの武器、あまりに強すぎるリムルのために攻撃力低下の効果を付与されています。そんなドラゴンナックルをつけてもさすがはミリム、リムルとの戦闘訓練でも、リムルは歯が全くたちません。そんなリムルをミリムはしきりに魔王へと誘っています。
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァの竜眼と生い立ち
ミリムには「竜眼」と言う見るだけで相手の魔素量がわかるスキルがあります。いったいなぜ?それはミリムの生い立ちと大きく関連しています。実はミリムの父親は星王竜ヴェルタナーヴァという原初の竜であり、現存する4の竜種の一番年上の兄でもあります。竜族は基本的に寿命はなく、ヴェルタナーヴァは常に最強の存在でした。しかし、勇者ルドラノ妹であるルシアと恋に落ちます。そして、彼女との子供を授かるのです。それがミリム。ヴェルタナーヴァは子供に大半の力を奪われ、人として生きることとなりヴェルタ・ナーヴァとなります。このナーヴァがミリムの引き継いだ姓に当たります。そのため、おそらくミリムは竜種の力を使うことができ、長く生きることも可能なのだと思われます。ちなみに暴風竜ヴェルドラは4人のうちの末っ子です。
4体のみ存在する竜種
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
暴風竜ヴェルドラが登場する際に放った言葉、4体のみ存在する竜種。長兄のヴェルタナーヴァ(すでに死んでおり、おそらくミリムの事を竜種としてカウント)。長女であるヴェルザード、次女のヴェルグリンド、そして末っ子のヴェルドラ。実はこの4体も所在はバラバラです。ミリムは魔王であり、ヴェルザードは魔王ギィと共に、ヴェルグリンドは皇帝ルドラと、そしてヴェルドラはリムルと共にいます。
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァが魔王になった理由
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
父であるヴェルタ・ナーヴァが娘のミリムのために与えた元ドラゴンのガイア。ミリムの友人でもありペットでもあったガイアはとある王国に殺されてしまいます。ガイアの死を嘆き、ミリムはガイアを殺した国と国民の数十万を殺してしまいます。そして、魔王へと進化します。その時、魔王になった事で図らずとも死者蘇生が行われ、ガイアは復活します。しかし、自我のないミリムのいうことだけ聞く、カオスドラゴンとして。ミリムは悲しみながらもこのカオスドラゴンを封印してしまいます。
この話がリムルの魔王化を決意させた
このミリムが図らずとも行った死者蘇生をエレンから聞いたリムル。シオンたちの死を嘆き、自身の甘さを痛感していましたが、単騎、シオンを殺した兵たちを皆殺しにします。魔王化の条件である1万人以上の生贄を捧げ、リムルテンペストは魔王となり、シオンを生き返らすのでした。
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァとワルプルギス
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
魔王達の宴、ワルプルギスは3名以上の魔王の承認が必要で、魔王達に拘束力を持つ数少ない条約の一つです。魔王クレイマンが、新しく魔王となったリムルを陥れるために発起させました。この折、クレイマンは自分の操魔王支配にてミリムを操っていると思っていました。実際には操られていなかったのですが、クレイマンを操る黒幕の存在に気づいており、それを知るためにわざと操られたふりをします。操られている際に、ミリムはカリオンと戦うのですが、ミリムのドラゴ・ノヴァにより一撃でやられてしまいます。また、操っていると思っていたクレイマンはミリムを殴ったことによりリムルが激昂し、暴食之王にてリムルに食べられてしまいます。
十大魔王から八星魔王オクタグラムへ
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
この事がきっかけで、カリオンは負けを潔く認めミリムの配下へ。同じく、フレイはあぶなっかしくて見ていられないと負け惜しみを言いつつ、ミリムの配下へとなります。そしてクレイマンは死んでしまったために、新たに魔王となった「新星ニュービー」リムル=テンペストを加えて十大魔王から八星魔王オクタグラムへと名前が変わります。
【転生したらスライムだった件】ミリム・ナーヴァ考察まとめ
出典: 転生したらスライムだった件 ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
異様な強さを誇るミリム・ナーヴァ。リムル=テンペストと親友になり、過去を紹介されると本当によかったなって思ってしまいます。戦いの最中、自分の必殺技を忘れていたり、甘いものには目がなく、お菓子同盟を作ったりと魅力溢れるミリム。今後の活躍も目が離せません。
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