山梨県の高校に通うアウトドア好きの女子高校生たちの日常を描いた「ゆるキャン△」。作中では、様々なキャンプ場でアウトドアを楽しむキャラクター達の姿が印象的でしたね。「ゆるキャン△」を見て、アウトドアに興味をもったという人の中には、アニメで登場したキャンプ場に行ってみたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャラクター達が実際にキャンプをした場所で、同じような体験をするとより作品の魅力を味わうことができるのはないでしょうか。今回はアニメ「ゆるキャン△」で、キャラクター達が赴いたキャンプ場をまとめて紹介していきます。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」がきっかけでアウトドアを始めたという人や、アニメの聖地めぐりが好きな人はぜひご覧になってください。
目次
1.アニメ 第1話 浩庵キャンプ場 (山梨県)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」の第1話「ふじさんとラーメン」に登場したキャンプ場です。
ソロキャンプが好きなリンちゃんが冬場にソロキャンを楽しんでいたところに、自転車を走らせて本栖湖までやってきたなでしこがベンチでずっと眠っていました。これがリンちゃんとなでしこの初めての出会いでしたね。
なでしこは山梨に引っ越してきたのをきっかけに富士山を見に来たというのですが、変えることができなくなり、リンちゃんと2人ではじめてのキャンプを体験することになります。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
富士五湖で最も深く、透明度も高い本栖湖周辺のエリアにあるキャンプ場です。千円札の裏側に描かれている富士山は、この本栖湖から眺めた富士山の景色であるといわれています。
元旦には、富士山頂から初日の出がでる「ダイヤモンド富士」でも有名です。
キャンプだけではなく、本栖湖を使ったアクティビティも楽しむことができます。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アニメ第1話に登場したキャンプ場ということもあって、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。このキャンプ場に来たなら、リンちゃんとなでしこと同じようにカップラーメンを食べてみるのがおすすめです。
自然の中で食べるカップラーメンっておいしいですよね。
また、日の出と共に見える富士山も魅力です。
健脚の方はキャラクターと同じように自転車で行ってみてもいいですね。
2.第2,3話 ふもとっぱらキャンプ場 (静岡県)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アニメ第2話「ようこそ野クルへ!」では、なでしこが野外活動サークルに入会しましたよね。そこで野クルのアキちゃんとイヌ子と出会いました。キャンプ初心者のなでしこにアウトドアのイロハを仕込んでいく先輩たち。
また、第3話「ふじさんとまったりお鍋キャンプ」では、このキャンプ場でソロキャンをしていたリンちゃんの情報を聞きつけたなでしこが、この間のお返しに鍋を振舞いました。
冬の寒い中で食べる坦々餃子鍋が2人の体を暖めつつ、まったりとした時間が流れます。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ふもとっぱらキャンプ場」は静岡県の富士宮市「ふもと」にあるキャンプ場です。
「すべての人に、自然の中の生活を」をコンセプトに、自然の中でのひと時を体験することができます。
富士山を眺めることができる自然に囲まれたキャンプ場があります。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アニメでは、なでしこがリンちゃんに鍋を振舞っていましたね。普通、キャンプで鍋をすることはあまりありませんが、「ゆるキャン△」が好きなら思い切って鍋をやってみてもいいのではないでしょうか。時期としては、冬場がやはりおすすめでしょうか。
仲間と一緒に鍋をつつきながら、富士山の見えるキャンプ場でまったりとした時間を過ごしてみるのもいいでしょう。
3.第4話 パインウッドキャンプ場 (山梨県山梨市)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
第4話「野クルとソロキャンガール」では、野クルによる初めてのキャンプが結構されました。なでしこにとっては、初めて自分で準備をするキャンプとなりました。キャンプ道具を揃えなければいけない中で、何とか安く済ませることができないかと、考えを巡らせるシーンが印象的でしたね。そんな野クルがキャンプをしたのが、この「パインウッドキャンプ場」といわれています。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
山梨県山梨市にあるこちらのキャンプ場は、まるでジブリの世界に入り込んだような、自然が魅力的です。夜には、山梨市の夜景を見下ろすことができるので、一人でも優雅な時間を過ごすことができるキャンプ場です。
木材が無料で使うことができるので、焚き火し放題ですね。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
野クルによる初キャンプということもあって、張り切って出発したメンバーたち。
キレイな景色を眺めながら煮込みカレーに舌鼓を打ちました。アニメのストーリーと同じ体験をするのであれば、この煮込みカレーを作って、きれいな夜景を堪能してみるといいでしょう。
4.第5話 ほったらかし温泉 (山梨県山梨市)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
こちらはキャンプ場ではありませんが、野クルの初キャンプの移動中、温泉の誘惑に負けたため、キャンプ場の近くにあった温泉に入ります。その温泉がこちらの「ほったらかし温泉」です。
この温泉の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
富士山が見える絶景温泉としても有名です。温泉には「こっちの湯(元湯)」と「あっちの湯(新湯)」の2種類があります。
温泉にゆっくりつかりながら絶景を眺めるという極上の体験ができます。
この温泉でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」の聖地めぐりで「パインウッドキャンプ場」に訪れるのであれば、その近くにある「ほったらかし温泉」にも立ち寄っておきたいですよね。
5.第5話 高ボッチ高原 (長野県)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
第5話「二つのキャンプ、二人の景色」では、野クルメンバーが初キャンプに行っている間、リンちゃんはいつも通りソロキャンに行っていました。
リンちゃんは原付の免許を取得し、遠方に行くことができるようになっています。道中やキャンプ場でのリンちゃんとなでしこのメールでのやり取りはほのぼのしましたね。
そんなリンちゃんが一人で訪れたキャンプ場が「高ボッチ高原」です。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「高ボッチ高原」が長野県にあるキャンプ場で、富士山のシャッタースポットとして有名です。高地にあるキャンプ場の眼下には諏訪湖と雲海が広がります。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アニメでは、このキャンプ場を訪れたリンちゃんは、キャンプ飯として「スープパスタ」を作って食べていましたね。いつものカレーメンとは違った楽しみを見出していました。
パスタはキャンプ飯としても定番ではあるので、試してみたいところです。
また、キャンプ場から眺めることができる絶景を見ながら、贅沢な時間を過ごすのもいいですね。
6.第6、7話 四尾連湖 水明荘キャンプ場
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
第6話「お肉と紅葉と謎の湖」リンちゃんはソロキャンのためにコンパクトな焚き火グリルを手に入れます。これによって直火禁止のキャンプ場でも焚き火ができるので、思い通りの料理が作れるようになります。
それがきっかけでなでしこと2人で週末にキャンプに出掛けることに決まります。
肉を買い込んで、新品の焚火グリルで盛大に肉を焼いて食べる二人。キャンプの定番ですよね。
そんな二人が訪れたのが山梨県にある「四尾連湖 水明荘キャンプ場」です。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
四尾連湖は標高850mの場所にある山上湖。古くは富士を巡る霊場の湖沼として富士八湖のひとつとしてしられていました。
そんあ四尾連湖の湖畔を眺めながらキャンプができる場所です。四季を通じて、豊かな自然を堪能できるキャンプ場です。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
このキャンプ場に着たら、リンちゃんとなでしこのように焼肉を食べたいですよね。これぞキャンプの醍醐味といったところです。また、なかなか火を起こせないリンちゃんを助けたベテランキャンパーさんが食べていた鱈鍋もなかなかいいですよね。
7.第9、10話 陣馬形山キャンプサイト (長野県)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
第9話「なでしこナビと湯けむりの夜」では、試験明けに2人でキャンプに行く計画を練っていたなでしことリンちゃんだったのですが、直前でなでしこが風邪を引いてしまい、結局リンちゃんはいつものようにソロキャンに行くことになります。
一人でキャンプ場に行くリンちゃんと、ベッドの中から道中の観光情報をナビゲートするなでしこ。道中、通行止めなどのハプニングなどがありましたが、なんとかアキちゃんとなでしこのアシストのおかげで無事到着することができました。
いつものようにソロキャンを楽しむリンちゃんと、なでしこたちの距離が少しずつ縮まっていった回でした。
そんなリンちゃんが行ったのが「陣馬形山キャンプサイト」です。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「陣馬形山キャンプサイト」は、標高1445mもある陣馬形山の山頂にあるキャンプスペースです。キャンプ場から、中央、南アルプスや伊那谷を一望することができる絶景を堪能できます。
こちらのキャンプ場は別名「天空のキャンプ場」とも呼ばれており、高地ならではのきれいな星空を眺めることができます。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
こちらのキャンプ場に赴いたリンちゃんは、キャンプ飯として、豚まんをホットサンドメーカーでプレスしたオリジナル料理を食べていました。カリカリになった生地と、ジュージーな餡の組み合わせは新感覚ですね。また、山姉さんからもらったほうじ茶を飲みました。
このキャンプ場に来たなら、このリンちゃんセットで楽しいひと時を過ごしてみたいものですね。
8.第11話 富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
第11話「クリキャン!」で、野クルのメンバーの3人にリンちゃん、斎藤さんの5人を加えたクリスマスキャンプをやることにした面々。キャンプ場のある高原では、斎藤さんの飼い犬ちくわと遊んだり、近くの牧場でアイスを堪能します。
夜になると、A5ランクの牛肉を使った豪華なすき焼きを食べます。お腹を満たしたキャンパーたちはクリスマスの長い夜を共に過ごし、忘れられない思い出を作っていきます。
そんな彼女たちがクリスマスキャンプをしたのが、「富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ 」です。
このキャンプ場の魅力は?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ 」は、富士山を望む朝霧高原にあるキャンプ場です。自然を生かした教育環境としても利用されており、体験学習なども行っています。東京ドーム9個分の広さの中では、富士山だけではなく、伊豆半島や駿河湾まで見渡すことができます。
このキャンプ場でやっておきたいことは?
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャンプメンバーたちが食べていた豪華なすき焼き、真似して食べてみたいですよね。一緒に作っていたトマトすき焼きも捨てがたいところです。キャンプ仲間たちとこの場所を訪れて、すき焼きを食べるのは、中々できない体験ですよね。
「ゆるキャン△」 聖地めぐりをするときの注意点
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アニメに現実の場所を再現したシーンが出てくると聖地めぐりといって、実際にその場所を訪れるアニメファンが後を絶ちません。その土地にとっては、重要な観光資源にもなる一方で、利用者のマナーが悪いと迷惑が掛かってしまうことがあります。ここでは、「ゆるキャン△」の聖地を訪れるときの最低限のマナーを書いておきます。
①自然を汚さない
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
当然ですが、キャンプ場に含まれる自然を汚してはいけません。ゴミを残して行ってり、禁止されている場所での焚火は厳禁です。キャンパーの一人として恥ずかしくない行動を心がけましょう。
②立ち入り禁止の場所に入らない
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
最近、ネットなどで話題にもなりましたが、アニメと同じアングルでの写真を撮りたいがために、立ち入りが禁止されている場所に入る利用者が多くなっているようです。このような行為が続いてしまうと、キャンプ場の利用が制限されてしまいキャンパーにとってはいいことがありません。聖地だからと言っても、その場所のルールをちゃんと守ってください。
まとめ
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」を見たら、思わずキャンプに行きたくなりますよね。「ゆるキャン△」では、実際に存在するキャンプ場がモデルにもなっているので、ファンの方はぜひ今回紹介したキャンプ場を訪れてみてはいかがでしょうか。