キャンプが好きな女子高生たちの日常を描いたアニメ「ゆるキャン△」。アニメ化されたことがきっかけで、キャンプを始めてみたという人は多いはずです。これと同じような現象としては「けいおん!」を見て楽器を始めるといったことがありますが、近年のアニメで取り上げられる題材がブームになる頻度が高くなっていますよね。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
そんな「ゆるキャン△」を見てキャンプを始めてみようと考えている人の中には、アニメの中でキャラクター達が使っているキャンプ道具と同じものを使いたいと思っている人も多いと思います。アニメで使われた道具と同じものを実際に使うことで、アニメの世界観に思いを馳せながら、作品をより深く楽しめることでしょう。
今回はアニメ「ゆるキャン△」の中で、キャラクター達が実際に使っていたキャンプ道具をまとめていきます。好きなキャラクターと同じ道具が使いたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
1.各務原なでしこ(かがみはらなでしこ)
高校入学と同時にキャンプの魅力に目覚めた女子高生。食べることと料理が大好きで、キャンプでは毎回土鍋やカセットコンロを持ち込んで、本格的な料理を振舞っています。実は、食べるのが好きすぎるのが災いして、中学生の頃は太っていたそうなのですが、自転車で浜名湖を1周を夏休みの間、毎日行うことでダイエットに成功します。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
浜名湖は1周およそ40㎞といわれているので、1か月毎日続けたとしても1200㎞以上走っていることになります。そんな経験を積んでいるからこそ、高校入学時には自転車で本栖湖のキャンプ場に到達するなどの豪脚ぶりを見せています。
本作の中では、キャンプの初心者として、どちらかといえば読者の立場と同じような目線でキャンプを体験していきます。このなでしこの言動というのはキャンプ初心者の方にとっては、とても参考になったのではないでしょうか。
では、なでしこが使っていたキャンプ道具をまとめていきましょう。
①ランタン「コールマン ルミエールランタン」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャンプ用品店でなでしこが見入っていたランタンです。作中では、アルバイト代を貯めてから購入したいと常々思っていました。
キャンプらしいなデザインと小ぶりでかわいいフォルムがなでしこのハートをわしづかみにしたのでしょう。このランタンを手に入れるためになでしこはバイトにいそしんでいます。
②ランタン「スパイス スマイルLEDランタン タンポポ」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
作中でなでしこが使っているランタンです。800円程度のリーズナブルなランタンですが、かわいい見た目が特徴的ですね。
女の子らしいデザインが魅力的なランタンです。いかにもなでしこが選びそうな見た目をしていますね。実際に売っているこちらのランタンは、スマイルデザインだけではなく、様々な絵柄があるので、自分の好みに合わせて購入しても楽しいですよね。
③寝袋「NOYUO マミー型 寝袋 シュラフ」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
なでしこ、イヌコ、あきちゃんの3人がおそろいで使っているシュラフです。マミー型という特徴的な形をしており、最低使用温度はー10℃まで対応することができます。重量も1500gとそれなりの性能をしているにもかかわらず、価格は4000円代とコストパフォーマンスが高いです。
これに関しては、作中で登場しなくてもおすすめなシュラフかもしれませんね。
④自転車「ミニベロ DAHON BOARDWALK D7」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
なでしこが乗っているミニベロです。アニメでは、これに乗って家から本栖湖まで走ってきました。先ほども触れましたが、なでしこは浜名湖を毎日走っていたほどの脚をもっていることもあり、ミニベロとはいっても、かなり走りこんでいそうですね。
ちなみに、このダホンというブランドはミニベロの中ではかなり高性能なタイプです。お値段もそこそこしますね。なでしこは父親に購入してもらったそうなのですが、アニメの真似をして気軽に購入できる金額ではなさそうですね。
サイクリングが好きで、ちょうど新しい自転車の購入を考えている「ゆるキャン△」ファンは買ってみてください。
2.大垣千明(おおがきちあき)アキちゃん
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
なでしこが通っている高校の野外活動サークルの部長を務めています。普段はメガネをかけており、長髪をツインテールにした髪形が特徴的です。キャンプ場を選ぶときは下見をするほどフットワークが軽く、キャンプの中でやってみたいと思い立ったときにはすぐに行動に移すタイプです。
サークルでは少ない活動予算の中で、安価なキャンプ道具を探したり、日用品をアレンジしてキャンプに利用できないか試行錯誤を繰り返しています。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
高価なキャンプ道具を買おうとすると鼻血がでます。酒屋でアルバイト中。
そんなアキちゃんが使っているキャンプ道具をまとめていきましょう。
①スキレット「ニトリ 6インチスキレット」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
たまたま出会ったりんのじいちゃんに分けてもらった肉のおいしさに感動し、肉を焼いていたスキレットを即買いしました。
スキレットで調理した料理って、キャンプと絶妙にマッチしますよね。皆さんもキャンプで料理を作るときは、ぜひスキレットを使ってみてください。
②焚き火台「ユニフレーム ファイアスタンド」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
作中でも何度も触れられていますが、キャンプ場によっては地べたに直接焚火をすることが禁じられていることがあります。その場合に、こういった焚火台を使うことで、地面に火が触れることなく、焚火をすることがきます。
アキちゃんはこの焚火台を定価6000円代だったところを、セールを利用して4500円で購入しました。さすが、買い物上手ですね。
こちらの焚火台は重量が約500g程度のコンパクトなタイプなので、ソロキャンをする人にはもってこいの焚火台ですね。
3.犬山あおい(いぬやまあおい)イヌ子
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
野外活動サークルのメンバーで、アキちゃんの同級生です。のんびりとした落ち着いている性格をしており、関西弁風の口調が特徴的です。
太い眉と八重歯がチャームポイントで、みんなのまとめ役でもあります。
そんなイヌ子のキャンプ道具を紹介していきましょう。
①キャリー「BUNDOK(バンドック) キャリー カート」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャンプ道具一式を運ぶときにイヌ子だけはキャリーを使っていましたね。おそらくそのキャリーはバンドックではないかといわれています。のんびりとした性格をしたイヌ子らしく、荷物を持つときにも楽ちんな道具を使っていますね。
4.斉藤恵那(さいとうえな)
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
リンの同級生で、よくキャンプ中のリンとSNSでメッセージを交わしています。ソロキャンプが好きなリンと、何とかリンをキャンプに誘おうとする野外活動サークルのメンバーとの間に立つおせっかいな一面もあります。
普段は帰宅部でキャンプには積極的に参加することはありませんが、たまに野外活動サークルに同行してキャンプ場に赴くことがあります。
ちくわという名の犬を飼っており、キャンプ場に連れてきたりしています。
そんな彼女ですが、キャンプ道具に関しては、いい物を使っています。野外活動サークルの面々がコスパを重視しているのに対して、斎藤さんは耐寒性能や安全性を最優先に考えており、同行したメンバーが驚愕するような価格のキャンプ道具を持っています。
そんな斎藤さんが使っているキャンプ道具を見てみましょう!
①寝袋(シュラフ)「モンベル 寝袋ダウンハガー800」
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
キャンプには積極的に参加する姿勢は見せていなかった斎藤さんが、初めてサークルのメンバーと一緒にキャンプをすることになった話で、父親から「アウトドアはいい経験になるから」と言って購入してくれたシュラフです。
こちらのシュラフ、とにかく軽量かつコンパクトなだけではなく、耐寒性能も抜群なハイエンドな商品です。初めてのキャンプで、持ってくることはほぼないようなシュラフでもあり、これを見てメンバーたちは驚きの声を上げていました。
とにかく、性能が高く持ち運びにも便利なので、とてもおすすめなシュラフではありますが、お値段が高いので、おいそれと購入するのは難しいかもしれませんね。
5.野外活動サークル所有のキャンプ道具
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」には、キャラクター個人が持っているキャンプ道具だけではなく、野外活動サークル名義で所有しているキャンプ道具も登場します。とにかく価格が安く、少ない予算の中で購入したものなので、あまり性能に期待はできません。
作中では、テントを立てる練習用などの用途で登場することはありましたね。
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ここでは、野外活動サークルが所有しているキャンプ道具を紹介していきます。
①GIGANTIC TREE(ギガンティックツリー) 【2人用】ドームテント MCZ-5095
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セールで980円という破格の値段で購入したテントです。さすがにこれだけ安いと性能に疑いを持ってしまいますよね。自然の中で寝泊まりするキャンプということもあるので、これだけ安いと心配になってしまいます。
②ケトル 「コールマン ファイアープレイスケトル 」
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こちらはまともなキャンプ道具です。このコールマンのケトルは焚き火に豪快に突っ込んでお湯を沸かすことができます。なんともキャンプらしい道具ですよね。
6.志摩リン(しまりん)リンちゃん
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ソロキャンプが好きな女子高生。キャンプ経験は本作に登場するキャラクターの中でも豊富な方で、キャンプ場で過ごす一人の時間が大好きです。
基本的には、人が少ない冬場にキャンプをしており、誰かと一緒にキャンプをすることもありません。基本ソロキャンが好きなので、なでしこや野外活動サークルの誘いも最初は断っていましたが、次第に複数人でのキャンプの魅力にも目覚めていきます。
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高校に入ってからは免許を取得したことで、スクーターに乗って遠方のキャンプ場にも行けるようになっています。
学校では図書委員を務めており、アルバイトも書店です。
キャンプ経験豊富な彼女が使っているキャンプ道具は、経験に裏打ちされたものバカ理といえるでしょう。ソロキャンに興味がある人は参考になります。
①テント「モンベルムーンライト3」
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軽量かつ組立も簡単なハイスペックな2~3人用テントです。価格は3万円から5万円と結構なお値段がしますが、居住性も持ち運びもいい感じです。
②チェア「エーライト メイフライチェア」
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ゆったりと座ることができるキャンプ用のチェアです。リンちゃんはキャンプ場でこの椅子に座って読書を楽しんだりしています。おしゃれな柄が多く、人気のキャンプ道具でもあります。価格は2万円前後と高価ですが、その価値はありますね。
③寝袋「ドイター スターキャッチャー」
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冬場にキャンプをやるリンちゃんなので、シュラフに関してはー10℃まで使用することができる、暖かいシュラフを使っています。冬専用のシュラフではありますが、かなり快適なシュラフなのでおすすめです。
④エアマット「イスカ コンフィライトマットレス180」
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テントで寝るときに必要なマットです。シュラフの下に敷けば快適に寝ることができます。
⑤バーナー「SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター」
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機能性の高いガスバーナーです。キャンプ経験豊富なリンちゃんらしい、経験者が選ぶキャンプ道具ですね。
⑥クッカー「コールマンパックアウェイ」
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人気のキャンプ用調理器具です。これ一式で煮る、炒める、茹でるなど様々な調理ができるようになります。
⑦マグカップ「ベルモント シングルマグ」
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あると便利なのがマグカップです。コーヒーを淹れたり、飲み物を飲んだり、のんびりとしたひと時を過ごすには欠かせませんよね。
⑧ランタン「ジェントス LEDランタン」
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リンちゃんが使っているランタンです。明るく使用時間も長いので、キャンプ場での夜の強い味方になります。
⑨ナタ「白樺180MM ナチュラルスピリット」
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薪を小さく割るときに使うナタですね。キャンプ場では薪を調達したり、購入した薪を焚き火に使えるように切ったりします。また、こういったナタが一本あると、様々な用途に使えますね。
まとめ
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」を見てキャンプに行ってみたくなった人は、作中で登場したキャンプ道具を参考にしてみるといいでしょう。道具の特性や価格なども知ることができるので、購入の参考になりますし、何よりキャラクターと同じ道具を使うというのがいいですよね。