2021年秋より始まった「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」。正直なところ、最初はそれほど注目された作品では無かったのですが、いざアニメ化されると物語はもちろん、その映像の美しさに度肝を抜かれた人もかなり多かったのではないでしょうか?今回注目するのはそんな超美麗なアニメーションを作った制作陣や、作者について!いったいどのような人たちによって無職転生が作られたのかを紹介していきます。
目次
無職転生の作者はどんな人?
無職転生の作者は「理不尽な孫の手」先生。かなり変わった名前ですが、このペンネームで活躍されています。また、「マゴノテ・ソード」という名前をあてている事も。無職転生を執筆し始めたのは2012年からであり、みなさんお馴染みの「小説家になろう」で連載を開始。Web版での連載は2015年で終了していますが、原作小説は今も連載されており、2021年9月現在で25巻まで既刊されています。同時期にデビューした有名作家も多く、「Re:ゼロ」の作者である長月達平先生、「このすば」の作者である暁なつめ先生、「オーバーロード」の作者である丸山くがね先生、「幼女戦記」の作者であるカルロ・ゼン先生とは特に仲が良く、新刊が出ると献本しあったりしているようです。
原作小説だけじゃない!漫画も大人気の無職転生
小説家になろうから生まれる「なろう系作品」の多くは、コミカライズ版が出てからアニメ化されることがほとんどなのですが、無職転生もコミック版が登場しています。まずは本編を漫画化したメイン。こちらは2014年からコミックフラッパーで掲載され、2021年9月現在15巻まで既刊されています。
無職転生~ロキシーだって本気です~
続いて登場したのが2017年からComicWalkarやニコニコ静画で掲載されている、「無職転生~ロキシーだって本気です~」。サブタイトルの通り、本作ではロキシーが主人公として活躍。2021年9月現在も連載は継続されており、8巻まで既刊されています。「けいおん!」のアンソロジー本などの制作にも参加しており、少し可愛らしい絵柄になっています。
無職転生~4コマになっても本気だす~
最後に登場したのが「無職転生~4コマになっても本気だす~」。2018年10月~2020年8月までコミック電撃だいおうじで掲載されていました。全23話でコミックスは3巻まで刊行されています。絵柄は更に可愛らしくされた感じで、サブタイトル通り4コマ漫画の作品となっています。ちなみに出版社は原作小説と同じく全てKADOKAWAとなっています。この他にもコミックスではありませんが、小説付きのドラマCDも登場しました。
アニメーション制作会社は「株式会社スタジオバインド」
無職転生と言えばあの映像の美しさ。まるで劇場版アニメを見ているような気にもさせてくれる素晴らしいアニメーションですが、制作している会社はバインドという会社となっています。ぶっちゃけ「そんな会社あったっけ?」と思った方も多いと思いますが、バインドは2018年に設立したばかりのアニメ制作スタジオ。実は無職転生アニメ化の為に作られた会社であり、それゆえにあの手の込んだアニメーションが生まれたのだと思われます。今後どのようなアニメを制作していくのかは分かりませんが、2021年現在バインドが主導で作ったアニメは無職転生だけとなっています。(製作協力としてはカラクリサーカスにも参加)
キャラクターデザインは杉山和隆さん、髙橋瑞紀さん
アニメでキャラデザを担当しているのは杉山和隆さんと髙橋瑞紀さん。これまで参加してきた他作品を見てみると、杉山和隆さんは「チェンソーマン」「ヤマノススメ」など、髙橋瑞紀「うらみちお兄さん」「シャドウバース」「ムヒョーとロージーの魔法律相談事務所」などがあります。
無職転生、作者や制作会社まとめ
ここまで作者や制作陣について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?このアニメの為に共同出資で会社を作るなど、アニメに対する本気度が伺えます。第二期ではどんな映像で驚かせてくれるのでしょうか。