話題のアニメ「兄に付ける薬はない！」、もうすぐ第３期がはじまりますね。中村悠一さんと雨宮天さんが演じる主人公兄妹の掛け合いがおもしろくて、おもわずはまってしまいます。原作は中国でかなりの閲覧数を誇るウェブ漫画であり、日本でも「週刊少年ジャンプ＋」にて連載されています。アニメも第１期、第２期と放送され、中国ではドラマ化やアニメ化もされるほどの人気ぶりです！そこで今回こちらの記事では、アニメ版「兄に付ける薬はない！」の名場面を紹介します。アニメを見たことある人もない人も、第３期がはじまるまえにぜひチェックしてみてくださいね。
目次
名場面その１★時秒が開心に惚れる瞬間
「兄に付ける薬はない！」といえば、兄妹のかけあいや喧嘩シーン（といっても、兄が一方的に殴られているだけですが）ももちろん魅力的で面白いのですが、なんといってもキャラクター同士の恋愛関係が気になるところですよね！特に作中で注目されているのは、万歳→時秒→開心の一方通行すぎる三角関係です。ここでは時秒が開心に惚れた瞬間について紹介します！
時分に食堂カードを貸す時秒
時分が食堂カードを忘れたということで、時秒はしぶしぶ貸します。時分はすっかりいい気になってしまい、なんでもおごると友達の開心に大盤振る舞いをしはじめるのです。（この時点でクズですが）そのいっぽう、時秒は時分に食堂カードを貸してしまったため、昼食が買えずに困っていました。それを見かけた開心は、時分から預かった食堂カードで時秒に食事をおごります。これがきっかけで時秒は、すっかり恋に落ちてしまうのです。
自分のカードなのに！
もちろんこれは時秒の食堂カードであり、時秒はただ自分のお金で自分の昼食を買っただけなのですが、もちろん本人は知るよしもありません。それどころかすっかり開心に惚れこんでしまい、次にあったときには開心に昼食代をきっちり返していました。結局の所時秒はかなり無駄な出費をしているため、気づいたときにどうなるかとハラハラしたものですが、結局誰も気づかずに、ツッコミ役不在の回となりました。
名場面その２★オークションに挑戦する時分！しかし……
実は時分と時秒は、複雑な家庭に生まれ育っていて、両親は離婚しています。母親は出ていき、父親は長く家に帰っておらず、２人でやりくりしているのです。生活費を稼ぐとなったとき、なるべくお母さんに迷惑をかけたくないということで、２人は考えます。「らくして稼げるバイトないかな～」とやる気なさげな時分が編み出した方法は、ネットオークションでした。しかしそこで出品していたのは、時秒が大切にしていたぬいぐるみたちです。しかもそのなかには、時秒が欲しくてほしくて手に入らず、ネットで頑張って手に入れた開心そっくりのライオンのぬいぐるみまで入っていました。時秒はこれをすぐに見つけ、なんとかして取り返そうとします。
入札しまくる
値段を釣り上げるという作戦に出た時分は、開心に協力してもらいぬいぐるみを入札。するとすぐさま時秒がさらに高い値段で入札。相手が時秒だとも知らない時分と開心はすっかり調子にのって、どんどん高い値段で入札していきます。時秒ももちろん負けずに、最終的に10,000元で落札しました。日本円で言うところの15万円くらいなので、ぬいぐるみ１つにしてはかなりの高額になってしまいます。さすがに時分と開心もこれにはびっくりしたようで、「なんだか悪いことしちゃったかな」と引き気味でした。結局時分はそのあと、時秒に殴られてしまいますが……。
名場面その３★友達を大切にしている万歳
万歳は、お金持ちのお坊ちゃまです。しかし身分を隠して、普通中学に転入してきました。彼は庶民の暮らしを純粋に楽しんでいて、学校が大好きで、時分や開心などの友達を大切にしています。しかしいつも身分がばれてしまうことを恐れているのです。そんな彼の休日は、スケジュール管理がしっかりされていて、フルコースの朝食、お稽古ごとなど、「THEお坊ちゃま」感がすごいものです。そんな休日にうんざりしている彼のもとに、現在ドバイにいるという母からテレビ電話がかかってきます。
お母さんに反発する万歳
お母さんはけっこう強烈な人物であり、過激なことを平気で口にします。息子が庶民と交わることをあまりよく思っていないらしく、「学校を買収して、万歳専用の個室を作ろう」「コックを雇おう」などと極端なことを言い始めます。これには万歳もかなり怒り、「学校には友だちもいる」と反撃。しかし母は「平民の友達でしょ」「友達なんかいくらでも雇ってあげる」「それなら学校を爆破しよう」などと、息子の意見は聞こうとしません。万歳はかなり怒っていましたが、彼が本当に学校での暮らしや、時分や開心のことを大切に思っているということがよくわかる場面でした。
万辛が監視役に回るが……
万歳を追いかけるようにして普通中学に転入してきた万辛。本来ならば小学生ぐらいの年齢なのですが、優秀すぎるあまり飛び級で時秒と同じクラスに入ってきました。彼は母から、万歳の監視役のようなものを頼まれています。ある日偵察というていで、万歳といっしょに時分の家に遊びに行きました。時分の自堕落さにはかなり引いていて、はじめは出された食べ物も水すらも口にしたくなかった万辛でしたが、おもわぬ事故によりカップ麺を食べることになりました。そして万辛はおもわずその魅力にはまってしまいます。万歳も万辛も、普通中学での暮らしをとても楽しんでいるようです。
名場面その４★かっこいいところを見せようとする時分
時分も開心も、バスケ部に所属しています。開心はかなりモテモテで、女子からの差し入れもファンからの声援も絶えません。そのいっぽうで時分は、開心からの差し入れを「毒味」と称してもりもり食べていたりなど、（補欠なのでベンチにいる）女子からも非難轟々でした。顔だけ見たら時分もかっこいいのですが、素行の悪さから嫌われてしまうのでした。それを見ていた時秒は、これ以上妹に恥をかかせたら殺すとばかりの勢いで時分にせまります。そこで時分は、妹のためにかっこいいところを見せようと奮闘するのです。
しかし結局！
時分は気合を入れてボールを投げたのですが、うっかり時秒の顔に直撃してしまうのです。もちろん時秒からはかなり怒られてしまうのですが……。かっこよくきめようとしても、なかなかきまらないのが時分らしいですよね。
名場面その５★班長と時分の関係とは
第２期に登場する「班長」と時分の関係も気になるところです。ある日の勘違いから、班長が時分のことを好きであると確信した時分（とその周りの面々）は、なんとかして２人をくっつけようとします。時分の追試に立ち会う班長や、時分に勉強を教える班長など、２人の仲はかなりいい感じに思えました。しかし結局の所、班長が時分を好きだというのは勘違いで、時分が鼻毛が出ていたところに立ち会ってしまい、笑いをこらえていたときに顔が赤くなっていただけだったのでした。
ショックを受ける時分
時分は勘違いだったことがわかり、かなりショックを受けます！しかしこの一連の流れでは、ふだん眼鏡の委員長の美人な素顔をみて思わず照れてしまう時分や、珍しく勉強に熱中している時分など、普段みることのできない時分を見ることができます。ギャップですね！
【兄に付ける薬はない！】名場面まとめ！
以上がアニメ「兄に付ける薬はない！」の名場面まとめでした！このほかにも、アニメにはたくさんの名場面が登場します。第１期はギャグ中心で、第２期は恋愛中心という感じの内容でした。もちろん第２期にもギャグは満載なのですが、それぞれのキャラクターの関係性もこの作品の大きな魅力です。声優さんの名演技も光っていてとてもおもしろいので、気になる人は是非アニメをチェックしてみてください。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
