ドメスティックな彼女は、週刊少年マガジンにおいて掲載されている恋愛を描いた作品で、2019年1月からついにアニメ化されました。高校生同士の体の関係や不倫、教師と生徒の恋愛といった、少年誌にしては少し過激な内容も含まれています。物語の始まりで、橘瑠衣と体の関係を持ってしまうことから始まる、この作品。今回は、そんな主人公の藤井夏生について紹介させていただきます。
目次
元オタクの藤井夏生は小説家になることが夢
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
元々オタクであった藤井夏生。もっさりメガネと自嘲するほどだった。そんな彼をそんななりだと高校でいじめられてしまう！と今の容姿に変えるのを手伝ってくれた栗本文哉。初体験を終えた際に相談にいったのも彼のところでした。そんな夏生ですが、将来の夢は小説家になること。高校生時代は文芸部に所属し、橘陽菜との失恋を描いた作品は文藝大賞アマチュア部門大賞を受賞することになります。そこから、彼の小説家になるという夢は一気に加速していくのでした。
藤井夏生の初体験の相手は義理の妹
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
物語の冒頭に童貞を喪失してしまう夏生。合コンで知り合った橘瑠衣の、体験してみたというお願いを聞く形で、彼女と初体験を迎えます。そんな中で、夏生の父は、再婚。そこに義理の兄弟としてやってきたのが、相手の連れ子である、橘瑠衣と、自身が思いを寄せる教師の橘陽菜だったのでした。初体験の相手が義理の妹となり、そして、その次に体の関係を持つのが、義理の姉である橘陽菜だったのでした。すごい関係性ですね。
藤井夏生は惚れやすい！？
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
物語の始まった際には、橘陽菜のことが好きでたまらなかった夏生。その後、物語が進むに連れて、彼はなんだかんだでハーレムを作り上げて行くのですが、毎度のように惚れるというか、思わせ振りな態度を取るというのか。特に序盤の方では、文芸部で部長の葦原美雨の部屋に上り込む際にはコンドームを持参。柏原ももとも実は体の関係を持ちそうになっていきます。これが高校生男子の移ろいやすい心というものを表現しているのかどうなのかわからないですが、元オタクと言いつつも、女の子になんだかんだで好かれている夏生。羨ましい限りですね。
藤井夏生と橘陽菜と橘瑠衣の関係性
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
元々は教師と生徒だった夏生と陽菜。夏生は彼女にずっと想いを寄せていました。しかし、そんな中で瑠衣と初体験を済ませてしまいます。その後、父親の再婚により3人は義理の兄弟となります。当時、陽菜には萩原柊という既婚者の不倫相手がいました。元々は陽菜の教師出会った人物ですね。そんな中で、萩原柊と別れた陽菜。紆余曲折ありつつも、夏生と陽菜は付き合うことになります。そこに割って入るのが、瑠衣。徐々に夏生の事が好きになっていったのでした。転機は学校に2人の関係がバレてしまったこと。彼女は転勤。そして2人は別れてしまいます。その後に瑠衣と付き合うことになる夏生。これが一つの家庭で行われているのです。そうです。非常にややこしい兄弟なのです。
小説家志望の藤井夏生
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
ここでは、小説家として道を歩んで行く藤井夏生を追ってみましょう。元々小説を書くのが好きだった夏生。ひょんなことから、文芸部へ入部。その文芸部の顧問は自分の好きな作家だったのでした。本気で小説家になつことを決めた夏生は顧問の桐谷に週一の短編小説の添削を依頼。その後、陽菜との失恋を機に長編小説を描きます。その小説が文藝大賞アマチュア部門大賞を受賞。その後桃源繁光という作家の下についてさらに勉強していきます。大学では演劇部の脚本を描き、書籍化が行われるタイミングで陽菜のストーカーをしていた種部に刺されてしまう。それを見開きに載せられてしまう。そして現在は、実は物語がかけなくなってしまっている。そう。こちらもかなり複雑なのです！
流されやすい藤井夏生
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
前述の通り、藤井夏生は陽菜と付き合っていることがあるのですが、実は家族には内緒にしていた時期もあります。それはまぁそうですよね。しかし、その付き合っている時でもさえも、瑠衣と約束した、たまにキスをする程度のことをしてしまっています。なんだかんだで流されやすい夏生。ももとも体の関係になりそうでしたし、なおかつ、初体験から見てもかなり流されやすい性格をしているようですね。そんなところが彼の良さでもあるのですが。
順調に成長してく藤井夏生
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
物語が進むにつれて、開始当初は高校2年生だった夏生も徐々に成長しているようです。それは年齢的な意味もありますが、心の成長の方も。まぁ、高校時代に激動の恋愛事情を経験していれば、大人にならざるを得ないかもしれませんね。葉月かすみには真っ当なバイトをするように、しっかり説得していましたし、草薙優香ろ芹沢雅との関係性の場面では、どうにか誰も悲しまないようにと考えあぐねて行動していました。いや、なんかこんな人生だったら大変ですね。
藤井夏生まとめ
出典: ドメスティックな彼女 ©流石景・講談社／ドメカノ製作委員会
ついに瑠衣との別れ話が持ち上がっていました。留学中の瑠衣、彼女との関係って今後どのように変わって行くのでしょうか。そして、なんだかんだで陽菜も夏生のことを諦めていない様子。最終的に誰と結ばれることになるのか。連載打ち切りにあって、3人で結婚します！なんていうオチだけは勘弁して欲しいですね。
