今年2024年に柱稽古編の放送が決定され、 現在注目を集めている柱たちですが、皆さんは本作に登場する柱たちの中でどのキャラクターが1番好きですか？本作に登場する鬼殺隊隊員たちの中でも屈指の実力を持っており、作中でも大活躍をする柱たちですが、その圧倒的な実力が故に多くの人気を集めており、その人気は鬼滅の刃の人気キャラクターランキングでも常に上位に食い込むほどです。 そんな、作中でも特に女性ファンが多いのが蛇柱の伊黒小芭内です。伊黒小芭内はその中性的な見た目と屈指の実力を有する強キャラという属性が相まって、鬼滅の刃を視聴している女性ファンから根強い人気を誇っているキャラクターとなっています。作中でも数少ない恋愛描写があるキャラクターですので、カップリングが好きな女性ファンからすると、容姿も端麗で、普段クールだが恋愛に関しては情熱的という面が魅力的に映るようです。今回はそんな圧倒的な女性人気を誇る蛇柱伊黒小芭内について紹介していきたいと思います。
蛇柱として活躍
伊黒小芭内は鬼殺隊の幹部組織である柱に所属している人物です。柱は鬼殺隊の中でも屈指の実力と判断力を有しているエリート集団であり、作中でも特に実力のあるキャラクターたちが在籍している組織となっています。伊黒自身も鬼殺隊屈指の実力を有しており、非常に活躍描写の多いキャラクターとなっています。
蛇の呼吸
伊黒が扱う呼吸は蛇柱の名前にふさわしい蛇の呼吸です。蛇の呼吸は同じく柱に所属している悲鳴嶼の岩の呼吸と対照的な特徴を持った呼吸で、しなやか且つ素早い動きを特徴とした呼吸となっています。蛇の呼吸自体が水の呼吸から派生したものであるためか、水の呼吸とやや特徴が似ている呼吸でもありますよね。
トリッキーな技を駆使する
このように力業ではなく、柔軟性や素早さを重視している呼吸を扱うため、伊黒は作中でも特にトリッキーな技の活用が目立つキャラクターとなっています。力や体力ではなく、自らの技術で鬼を追い込んでいくというスタイルは、まさに柔軟で狡猾な蛇にそっくりの戦法ですよね。
炭治郎と共に無惨を追い詰めるほどの実力
伊黒はこの蛇の呼吸を活用し、作中の後半で炭治郎とともに無惨を追い詰めるほどの活躍を見せることとなります。冒頭から中盤にかけてはあまり活躍の少ないキャラクターではありますが、後半に進むにつれてその実力が大いに生かされることとなりますので、ぜひともファンの皆さんは本作の後半に注目してみてくださいね。
陰湿な性格ではあるが、、
そんな伊黒の性格ですが、一言で言ってしまえば「陰湿」です。作中中盤でも炭治郎らに対して、嫌味を言うようなシーンも多くあり、伊黒が嫌いだというファンの方の意見としては、彼のこのような性格があまり好きではないと言う意見もあるようです。確かに、柱たちの中でも、特に性格がキツイ部類のキャラクターである事は間違いないでしょう。
ところどころ気遣いも感じられる
しかし、伊黒も100%意地悪で嫌味を言っているというわけではなさそうです。というのも、彼自身かなり責任感のある性格であり、とげとげしい言葉の中にも、仲間に対する気遣いや冷静な状況判断が含まれているのが感じ取れるシーンが多々あるのです。彼自身、あまり人と接することのない人生を送ってきたため、優しく言葉を伝えることが苦手であるというのが、彼の言動がとげとげしい原因の1つであると考えられます。
義勇とは仲が悪いらしい、、
ただ、他の柱たちに比べて、人間に対する好き嫌いが激しいというのは間違いないようです。作中の冒頭でも炭治郎に対しては特別冷たい柱でしたし、柱たちの中でも特に義勇と仲が悪いシーンが多く描かれていたりと好き嫌いがかなり分かれている人物であることは間違いありません。
意外と柱たちを尊敬している
しかし、彼の心の内を覗いてみると、特定の人物に対する嫌悪感はともかく、その他の柱たちに対しては意外と尊敬していると感じとれる描写があります。少し刺々しい性格があるというのは間違いありませんが、純粋にチームのために活躍しようとする心意気は、他の柱たちにも劣らないものがあるようです。
圧倒的技量派
伊黒小芭内は作中でも特に役として活躍することとなります。柱たちは煉獄や悲鳴嶼のように圧倒的な体力と攻撃力でゴリ押ししていくというタイプも多く在籍していますが、伊黒は対照的に柔軟な戦闘スタイルを活用し、多くの鬼たちを追い詰めていくこととなるのです。
腕力では劣るものの
特に、腕力では柱たちの中でも忍に続いてワースト2位にランクインするなど、男性キャラクターの中では屈指の非力さを誇ります。鬼たちを相手にした時も、純粋な力勝負ではひとたまりもないでしょう。そのような弱点を自身で把握しているからこそ、伊黒はトリッキーな技で鬼たちを追い詰めていくのです。
強い信念を胸に戦う
陰湿な性格ばかりが注目されがちな伊黒ですが、実は強い信念を持って戦っているキャラクターでもあります。作中でも特に鬼たちを憎んでいる心の内が描かれているキャラクターであり、鬼に対する恨みが原動力となっているようです。本来はあまり口にする事のない想いであるため、彼が鬼に対して強い憎悪を持っているというのは忘れられがちではありますが、ぜひとも注目しておきたいポイントですよね。
食事も必要最低限で活動可能
また、伊黒は食事もかなり少なくて済むようで、この辺は長期的な戦闘活動においては大いに役に立つでしょう。ちなみに蛇も一度食事をしてしまえば、1週間ほどは何も食べずに活動することが可能であると言われているため、この辺の食事をあまり摂らないという設定はおそらく蛇からインスピレーションを得ているのだと考えられます。
戦闘継続率は悪い
食事をあまり取らなくて良いという利点はあるものの、それゆえに虚弱体質でありスタミナはあまりないようです。そのため、1回の戦闘を長時間続けるというのは得意でないようで、長期戦にもつれ込むとスタミナ負けをしてしまうのが彼の弱点のようです。しっかりと休息を入れれば問題ないと思いますので、彼の活躍場所としては短期間の戦闘を小刻みにこなしていく長期間任務が適しているといえます。
前後半で印象が変わるキャラ
このように伊黒は性格にしても、戦闘スタイルにしても、かなりトリッキーな部分が目立つキャラクターとなっています。特に性格のキツさが際立っていた前半では、あまり人気のないキャラクターではありましたが、作品の後半に差し掛かるにあたって彼のこれまで描かれることのなかった内面などが細やかに描かれるようになり、次第に人気が上がっていったキャラクターとなっています。
初めは嫌味ったらしいが、、
特に冒頭では「黙れ」「殺すぞ」などの攻撃的な発言が多く見られていたため恐ろしいキャラクターなのではないかという声もささやかれていました。ただ振り返ってみてみると、炭治郎が特訓をする際の発言だったり、人間に敵対しているかもしれない禰?豆子に対する発言だったりと、その場では最善のタイミングで嫌みを言っていたことがわかります。
実は周りをよくみている
このように伊黒はかなり嫌味たらしいキャラクターとして元は描かれていますが、実は周りをよく見ていたことが後からわかるキャラクターとなっています。当然ですが、人格に問題があれば柱として起用されるはずがありませんので、よく考えてみれば当たり前のことではありますが伊黒にも善意があったというのがわかると少しほっとしますよね。
頼れる上司へ
特に作中後半では、炭治郎とともに無惨に立ち向かい、炭治郎から見ても非常に頼りがいのある上司へと成長しました。作中後半から伊黒の人気ランキング順位も爆上がりしていますので、特に作中冒頭で伊黒の性格を見て嫌悪感を抱いたというファンの方は注目する価値があると思います。このように、冒頭と後半で非常にギャップの激しいキャラクターとなっていますので、ぜひとも後半の伊黒の活躍についても注目をしてみてくださいね。
拒食症になった背景
さて、ここからは伊黒小芭内の過去について紹介をしていきたいと思います。特に彼のあまり食事を取らないという体質やあまり他人と親しくしないという性格に大きな影響与えた過去となっていますので、ぜひともチェックしておきましょう。
数百年ぶりの男児として生まれる
伊黒は数百年に一度しか男児が生まれない家系で 数百年ぶりの男児として生まれました。本来であれば喜ばしい事態ではありますが、彼に対する一族の扱いは特殊で伊黒は幼少の時から檻の中に閉じ込められ、毎日過剰な食事を要求される生活を強いられたのです。
鬼への生贄に
彼がここまで過剰な食事を要求された背景には、一族は鬼が他人から奪ってきた金品をもとに生活しており、その見返りとして子供を生贄として捧げていたという事実があったのです。 つまり、伊黒は鬼に献上するための生贄であり、鬼が彼を食すことをわかっていたからこそ、一族の人間は彼に過剰な食事を強いていたのです。
かろうじて脱出するも、、
このような事実を察して何とか脱出をしたものの、自らの一族に裏切られたという事実は彼に大きなトラウマを与えました。彼自身口数が少なく、あまり人と馴染もうとしないのもこのときのトラウマが影響をしているのかもしれません。ちなみに、彼が首下に巻いている蛇はこの時に唯一仲良くなれた生き物であると明かされています。
その頃のトラウマが影響か
このように、伊黒の特殊な性格には、かつてのトラウマが影響を与えていたのです。 他の人間とあまり関わろうとしないという内向的な性格のみならず、あまり食事を取らないと言うのも、かつて自らが鬼の生贄として過剰な食事を要求されていたという過去が隠れているのでしょう。
甘露寺との関係
そんな内向的な性格の伊黒ですが、同じ柱である甘露寺とは特に親しい関係として描かれています。あまり他人と談笑したりするイメージのないキャラクターではありますが、甘露寺にだけは非常に親密に接しているキャラクターなので、この辺りの彼の対応の違いに何かを察したというファンの方は多いのではないでしょうか？
友達以上の感情？？
お互いの関係に対して特別な思いを持っているのは伊黒のみではなく、甘露寺も同じように伊黒のことを気にしているようです。特に甘露寺が伊黒に対して頬を赤らめる表現などが多く描かれており、伊黒の恋心よりも甘露寺の恋心に先に気づいたというファンの方は多いのではないでしょうか。伊黒と甘露寺は本作でも屈指のカップリングとなっています。
無限城決戦編で共闘
そんな互いに意識し合う関係の伊黒と甘露寺ですが、本作の最終決戦となる無限城決戦編で互いに共闘することとなります。互いに想いあっている2人ということもあり、完璧な連携で活躍をすることとなっていますので、ぜひとも2人の関係に興味があるというファンの方は、無限城決戦編での戦いにも注目してみてくださいね。
互いに寄り添って命を落とす
無限城決戦編で大いに活躍することとなる2人ですが、最終的には互いに致命傷を負い、寄り添うようにして命を落としました。 このシーンは鬼滅の刃の中でも特に感動するシーンとなっていますので、ぜひとも注目してみてください。ちなみに筆者の個人的な 注目ポイントとなってしまうのですが、伊黒と長い間行動を共にしてきた、彼の唯一の親友である白蛇も同じように、涙を流している点は細かくて見えづらいところではありますが、彼と白蛇の関係性を大いに感じ取れるシーンとなっていますので、この辺にも注目してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？今回は本作『鬼滅の刃』に蛇柱として登場する伊黒小芭内について紹介をしてきました。伊黒は陰湿な性格ばかりが注目されがちなキャラクターではありますが、その性格の裏には、自らが経験した悲しい過去と周りに対する細かい配慮が隠れていたのです。特に甘露寺とセットで注目されるキャラクターともなっていますので、作中の後半との関係についても注目しながら見てみてくださいね。今年2024年に放送される『鬼滅の刃 柱稽古編』でも、単純に稽古をつける柱として登場することとなりますので、ぜひとも注目をしてみてください。
