2024年4月からアニメ化するジャンプ+の作品『怪獣8号』は。災害のように偶発的に巨大な怪獣がが出現するという設定の日本で、デビルマンのような怪獣人間になってしまった主人公、日比野カフカと怪獣に対処する防衛隊、そして突如として現れた桁外れに強力な怪獣たちとのバトル漫画が原作のアニメとなっています。作中では識別怪獣と呼ばれる超強力な怪獣が存在し、その多くが敵として立ちはだかります。今回はそんな識別怪獣の情報を番号順にまとめてみました!
目次
識別怪獣その① 怪獣1号
日本最古の識別怪獣とされており、生物の運動時脳から発せられる信号を視覚化することで本人の身体が動くより先にそれを察知する能力を有し、記録には回避不能の攻撃を放つ恐るべき怪獣であったとされています。防衛隊には記録のみが存在していることから、その後、討伐は為されたようで怪獣1号の網膜から作られた『Rt-0001』は第1部隊長の鳴海弦の眼に移植されて運用されています。
識別怪獣その② 怪獣2号
1972年に札幌市を壊滅寸前にまで追い込んだ識別番号付与2番目の個体。凄まじい破壊力と息絶える寸前まで屈しない気位の高さを持つ大怪獣とだったいわれています。討伐後はその身体をベースにスーツとアームが作られました。しかし、その装備を使いこなすことが出来たのは、現防衛隊長官の四ノ宮功ただ一人。四ノ宮功は現在でもその戦闘能力は健在ではありますが、老いによる衰えは隠しきれず、怪獣9号の襲撃により四ノ宮功の記憶と装備は怪獣9号に奪われてしまいます。
識別怪獣その③ 怪獣4号
いつ発生し、どのような怪獣であるかは語られていませんが、ナンバーズ4という識別怪獣兵器が存在していることから過去に討伐された怪獣であり、その識別怪獣兵器は四ノ宮キコルの母、四ノ宮ヒカリによって運用され『ワルキューレ』と評されて国民からの人気を集めていました。しかし、ヒカリは怪獣6号の群発災害によって殉職しその後は長らく適合者が現れなかったようですが、その装備は娘のキコルに受け継がれています。
識別怪獣その④ 怪獣6号
10年前に群発災害を引き起こし、隊員200人と隊長3人が殉職することとなった最悪の怪獣。討伐後は兵器化されるものの、使用者に多大な負荷をかける識別怪獣兵器の中でも特に強力で特に危険だと言われており、それまで誰一人として適合することはありませんでした。市川レノが適合の兆しを見せ、訓練を開始しています。
識別怪獣その⑤ 怪獣8号/日比野カフカ
本作の主人公である日比野カフカが怪獣化した姿。元は普通の人間だったカフカに謎の小型怪獣が寄生したことで、怪獣に変身できるような体になってしまいました。基本的に主導権はカフカにあり、変身の解除も可能。特筆すべきはそのとてつもない戦闘能力にあり、ワンパンで巨大な怪獣を倒すほどに人間離れした高い身体能力、欠損した部位が即座に治るほどの再生能力を持っています。その影響からなのか、カフカは怪獣の素材を作られた防衛隊のスーツは殆どその性能を発揮することができませんでした。
識別怪獣その⑥ 怪獣9号
防衛隊の入隊試験にて四ノ宮キコルを襲撃したことを皮切りに幾度も防衛隊を襲撃する人型の怪獣。これまでの怪獣とは一線を画す存在で、人語を理解し操る高い頭脳に加え、捕食した人間に擬態して人間社会に紛れ込んだり、数多くの怪獣を統率する能力、大怪獣レベルの怪獣を生み出すことができる能力を持つ本作における最強最悪の怪獣。何よりも脅威なのは高い学習能力から防衛隊の要となる人物や兵器を奪うといった思考や、防衛隊の能力に対処するために新しい怪獣を生み出すなど戦略レベルの戦いを仕掛けてきており、これまで建造物、人命共に甚大な被害を出しています。
識別怪獣その⑦ 怪獣10号
怪獣9号が作り出した怪獣。9号と同様に人語を話しコミュニケーションをとることが出来る怪獣で、その性格は強者同士のギリギリの戦いを望む戦闘狂。保科宗四郎をその場にいた中で最強の人物であることを見抜き死闘を繰り広げ、保科を限界まで追い詰めるもキコルとミナの助太刀によって倒されます。倒された後は防衛隊に回収されるもまだ意識は保ったままであり、強者とのギリギリの戦いを求めて自ら識別怪獣兵器となります。10号のナンバーズは保科宗四郎によって運用されることとなります。
識別怪獣その⑧ 怪獣11号
怪獣9号が作り出した水を操る怪獣。四ノ宮功の記憶を奪った9号が、鳴海弦の持つナンバーズ1の特性を分析し、その対処のために作り上げた怪獣。ナンバーズ1の特性の弱点を突いた攻撃を仕掛け苦戦させるるも、その動きにすら対処した鳴海弦によって討伐されます。
識別怪獣その⑨ 怪獣12号
怪獣9号がプロトタイプである10号のデータを元に生み出した接近戦に特化した怪獣。怪獣10号のナンバーズを着用した保科宗四郎と激闘を繰り広げ、戦いの中で学習しながら最後の最後まで保科と10号を苦しめるも、最終的には保科と10号の連携による意識外からの攻撃によって倒されています。
識別怪獣その⑩ 怪獣13号
怪獣9号が作り出した怪獣。鳴海弦が11号の対処に当たっていたことから第1部隊の東雲らが対処にあたるも手も足も出ずに壊滅させます。待機状態のカフカが現場に駆けつけ、変身した8号の力によって討伐されます。
識別怪獣その⑪ 怪獣14号
東京都上空に現れた、モノリスに顔のオブジェクトが彫刻された怪獣。上空から爆撃で東京都内を破壊。防衛隊が迎撃に当たるも、強固なシールドを破ることが出来ませんでした。ミナの高火力の砲撃によって一撃で沈みます。しかし、その残骸は転移装置となっており、ミナの力を欲した9号を出現させています。
識別怪獣その⑫ 怪獣15号
四ノ宮功の記憶から作り出された、四ノ宮キコルによく似た姿の怪獣。怪獣9号が四ノ宮キコルに対処するべく作られた怪獣で、その真骨頂はキコル個人に向けた精神攻撃にありました。当初、キコルは大苦戦するも戦いの中で成長したことによって撃破に成功します。性格もキコルのように産みの親に認めてもらいたいという行動原理を持っていましたが、当の9号からは駒としか思われておらず、泣きながら消失するという末路を辿ります。
【怪獣8号】識別怪獣まとめ
怪獣8号に登場する識別怪獣たちをまとめてみました!過去の識別怪獣たちはまだ名前がでていなかったりするので、それらは除外しています。これからどんな怪獣が登場するのかも楽しみですが、過去の大怪獣についても楽しみですね!