『転生したらスライムだった件』は、「小説家になろう」で連載されていたライトノベルで、略称は「転スラ」でお馴染みです。なろう系を代表する作品と言えるほどの人気作で、アニメは来年の春に3期が放送される予定ということで話題になっています。また、第3期の放送に先駆けて、書き下ろし小説の「転生したらスライムだった件 コリウスの夢」のアニメ版が全3話で放送予定となっており、こちらも注目が集まっています。今回は「コリウスの夢」のアニメ化の経緯について、書き下ろし小説についても触れながら解説していきたいと思います!知っておけば、転スラの世界をもっと楽しめること間違い無しです!
物語のあらすじ
主人公のリリムは、イングラシア王国で子どもたちを救い、残り少ない教師生活を過ごしていました。そんな中、自由組合のグランドマスターであるユウキから、とある依頼を受けました。それは「コリウス王国」という国で起こっている王位継承争いについて情報を探って欲しい、というものでした。リムルは「サトル」という名前で、コリウス王国に潜入します。しかし問題は王位継承だけでなく、様々な人物の思惑があり・・・リリムの新しい物語が始まります。
転スラは今年10周年
コリウスの夢がアニメ化されるにあたり、チェックしておきたいのが、『転生したらスライムだった件』は今年で10周年を迎えるということです。転スラが初めて世に出たのが2013年2月20日です。そこから小説や漫画、アニメ化やゲーム化など様々な展開をしてきました。そして今年ついに、10周年を迎えることが出来ました。関連書籍の累計発行部数は4000万部を超えており、10年という歴史の長さと深さ、そして転スラという作品が多くの人に親しまれていることを実感することが出来ます。節目の年を記念して、ちょうど10周年となる2023年2月20日に「転スラ10thプロジェクト」が始動することになったのです。
プロジェクトの一環としてアニメ化
記念すべきプロジェクトの一つとして、コリウスの夢はアニメ化が決定しました。転スラの原作者である伏瀬(ふせ)さんが書き下ろした小説「コリウスの夢」が全3話の構成でアニメ化されます。今年の秋に放送予定です。当作品は、元々第2期のブルーレイの特典ブックレットに収録されていました。かなりマニアックな部分がアニメ化されることになります。ファンにとっては嬉しい限りですね。前述した通り、この作品ではリムルは「サトル」というキャラクターになりきり、コリウス王国を冒険します。オープニングテーマ曲は、転スラで多数の楽曲を提供している寺島拓篤さんが担当します。また、エンディングテーマ曲は、主人公のリムルの担当声優である岡咲美保さんが担当します。
他にもこんなプロジェクトが!
他にも、伏瀬さんが書き下ろしたスぺシャルストーリーである「とある休暇の過ごし方」という作品が「小説家になろう」で掲載中です。物語の内容としては、小説の9巻と10巻の間を描いた物語となっています。巻と巻の間にどのようなストーリーがあるのか、というのはファンにとっては気になる所です。ストーリーを想像して楽しんでいる人もいるかと思います。そんなファンの期待に応えてくれるような作品が、プロジェクトの一環として登場しました。ちなみに、プロジェクトの発表の時系列としてはこの作品が先で、コリウスの夢は第2弾として発表されました。
書き下ろし小説のアニメ化までの経緯まとめ
10周年という節目の年を記念して始まった今回のプロジェクトは、転スラファンなら見逃せない情報ばかりです。特に「コリウスの夢」はブルーレイの特典の書き下ろし小説をアニメ化したということもあり、「まさかそこが映像化されるとは」と驚いたファンも多かったと思います。リムルの新しい一面や様々な活躍を観れそうな作品なので、今から楽しみですね!それでは今回はここまです。読んで頂きありがとうございました。