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ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

【ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~】主人公ミーア姫について考察します!

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2023年10月から「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」が放送されます。物語は崩壊したティアムーン帝国のわがまま姫と呼ばれていた皇女ミーアが断頭台で処刑されるところから始まります。そのわがまま姫こと主人公ミーアは処刑された後、12歳の時にタイムリープするのです。そこからミーア姫の死刑回避への道が始まります。今回はその主人公ミーア姫についてご紹介していきたいと思います。

ティアムーン帝国のわがまま姫

断頭台へミーア

ティアムーン帝国唯一の皇女ミーア・ルーナ・ティアムーンは甘やかされて育った物語によく出てくる勘違いわがまま姫でした。「パンがなければ、肉を食べればいい」と笑い、フラれた腹いせに貧乏貴族の娘にビンタをしたり、嫌いな野菜である黄月トマトの入った料理を作ったコックをクビにしたりとやりたい放題です。そういう我儘の積み重ねが断頭台につながったのです。

12歳の時にタイムリープ

タイムリープしたミーア

20歳の時に断頭台で処刑されたミーアは12歳の自分にタイムリープ、いわゆる転生してしまいます。悪い夢だったと思っていたミーア姫の手元には汚れた自分の日記がありました。その日記には処刑される前までの事が書かれており、そこで自分がタイムリープした事を悟ったのです。そして、そこからミーア姫の断頭台回避へのささやかな抵抗が始まったのでした。

タイムリープ後のミーア姫

ミーアと日記

タイムリープしたミーア姫は転生前の生々しい記憶を憶えていたのです。衰退していくティアムーン帝国、そして17歳の時に革命軍により帝国が崩壊し、ミーア姫も捕まってしまいます。3年間地下牢に幽閉された後に断頭台で処刑されてしまいますが、何が起こり自分がした行いがどういう結果になったのかは日記と共に辛い記憶として残っていました。

黄月トマトのスープ

黄月トマトのスープ

目が覚めて初めて出された食事が黄月トマトのスープでした。黄月トマトはミーア姫の大嫌いな食べ物で、それを出す料理長をミーアは2年後にクビにしていたのです。しかし、今のミーア姫にはそのスープが懐かしくさえ思えました。幽閉されていた時は濁ったスープにカチカチのパンを食べさせられていたからです。ミーアは涙を流しながら黄月スープとパンを堪能し、料理長に感謝の言葉を言いました。その言葉を聞いた料理長とメイドたちは、これまでのミーアからは聞いたことのない労いの言葉に、「具合でも悪いのか」と思ってしまうほど驚いたのでした。

ミーア姫はやっぱりミーア姫

ギロチン回避

12歳に転生したミーア姫は、一緒にタイムリープした古ぼけた日記帳をもとに、これから起こっていく破滅へのフラグの記憶を辿りながら回避するために奔走するのです。甘やかされて育ち、我儘し放題だった自分の行動が愚かだったことを身に染みてわかっているミーア姫ですが、中身が変わるわけありません。廃れていく帝国のためでもなく、飢饉や疫病で命を落とす国民のためでもなく、内戦で命を落とす兵士のためでもないミーア姫の願いは、自分のギロチンの運命を回避するためにこれから奔走するのです。

一番はやっぱり自分!?

自分ファーストのミーア

ティアムーン帝国唯一の皇女として育った転生前のミーア姫は調子にのっていたのです。捕らえられ3年間地下牢に幽閉されていた時に、自分が我儘で周りに迷惑をかけていたのかを転生した今は分かっています。本来のミーア姫は根っからの悪役令嬢ではないのです。傲慢だった態度をあらため、周りの者が驚くほど変わっていました。ただ本音は、自分の断頭台への道を回避したいという自分ファーストな考えは変わっていないミーア姫でした。

転生でスキルを獲得!?

自分ファーストのミーア

一緒にタイムリープしてきた日記帳と自身の記憶を頼りに、ギロチン回避へミーア姫は様々な破滅フラグと対峙します。良く言えば流れに身を任せながら華麗に回避していると言えますが、自分ファーストなプランでいきあたりばったりなことが多く、何かあった時は勢いに任せて勝ち馬に乗っかってしまうのでした。

帝国の叡智

勘違いルードヴィッヒ

そんな時に必ずといっていいほど相手が良い方に勘違いをしてくれるのです。ミーア姫の思惑とは全く違う良い方向に勘違いをしてくれて、ミーア姫の好感度がアップしていきます。まるで「幸運」か「人たらし」のスキルでも転生時に授かったのではないかと思ってしまうほど、ミーア姫の言動や行動が良い方に勘違いされていき、『帝国の叡智』と呼ばれるまでになっていくのです。当然、そんなスキルはないのですが、ギロチン回避へのミーア姫の執念がそうさせているのかもしれませんね。

カタリナとはタイプの違う『人たらし』!?

カタリナ

『人たらし』の悪役令嬢といえば、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のカタリナ・クラエスを思い浮かべる人が多いと思います。転生した記憶が戻った後のカタリナは性格が全く変わってしまいます。現世での性格になり、貴族社会に放り込まれてしまったため、周りを驚かせることばかりしてしまうのです。恋に鈍感で気さくで優しく、身分を分け隔てなく接するカタリナは「天然の人たらし」となってしまいますが、本人はまったく気づいていません。今作の主人公、ミーア姫もある意味「天然の人たらし」ですが、ただカタリナとはちょっと違う人たらしなのです。

恐るべし『強運』

目の曇ったルードヴィッヒ

ミーア姫はカタリナと違い、違う世界から転生したのではなく、20歳で処刑された日から本人が転生してきました。当然性格は変わりませんが、ミーア姫はどれだけ自分が我儘で酷い行いをしてきたのか、それによって断頭台で処刑されてしまうことになるという記憶が彼女の行動を変えることになります。そして破滅を回避するために行う言動や行動が何故か都合が良い方向に相手がとってしまうという『強運』が発動するのです。それによって前世ではミーア姫の敵だった人達も含めて、ミーア姫に関わった人達は勘違いをして味方になっていくという「天然の人たらし」にミーア姫はなっていくのです。

ミーア姫についてまとめです

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転生前は甘やかされて育ったため、我儘だったミーア姫が処刑され、転生したことによりなんとか破滅を回避するために奮闘します。その過程で、なぜか良い方向に勘違いされ、関わり合う人々を味方につけていきます。自己中心的な性格は変わりませんが、実際は気のいい小心者のお姫さまとしての奮闘ぶりが可愛く笑えるキャラクターとなっています。ぜひ、断頭台を回避するために頑張るミーア姫を応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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雨太郎

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