小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』のアニメ版が、7月に放送されます。この作品にも異世界転生がありますが、主人公がなんと転生後の世界で自動販売機になってしまいます。人でも動物でも無く機械になるという斬新な設定で、今から期待度が高い作品です。主人公の自動販売機ですが、自販機といえば飲み物や食べ物など、様々なアイテムがありますよね。今回は、主人公の自動販売機がどんなアイテムを持っているのか紹介したいと思います!
はじめに:どんな物語?
自動販売機マニアの「俺」は交通事故に巻き込まれた時に、倒れる自動販売機を助けようとしてその下敷きになって死んでしまいます。目が覚める何故か自動販売機に転生しており、体は動かず、声も録音済みの限られた言葉しか話せない状態でした。誰もいない状態で孤独に過ごしていると、怪力少女のラッミスに出会い、意志を持つ魔道具だと認識されます。迷宮内の村まで連れていかれた自販機の「俺」は、ハッコンと名付けられ、自販機として地球の飲食物を異世界の住人に販売することになりました。ハッコンの異世界での不思議な生活が始まります。
飲み物や食べ物
自動販売機としては定番ですよね。日本中どこに行っても、飲み物は勿論のこと食べ物の自動販売機も非常に多くあります。飲み物としてはジュース、お茶、コーンスープなどの定番商品を取りそろえています。珍しいのは、2リットル入りペットボトルのコーラも用意されていることです。そのような大きいサイズは、通常の自販機ではなかなか買えないですよね。食べ物はカップラーメンや冷凍食品などがあります。カップラーメンは四種類用意されていて、給湯機能付きです。冷凍食品は温めモードも自販機に併設されているので、すぐに解凍された状態で食べることが出来ます。他にも、とあるキャンディーも販売されています。そのキャンディーは、コーラに落とすと激しく発泡します。この説明を聞いてピンときた人も多いのではないでしょうか。YouTuberの人たちが動画でよくやっていますよね。その概念がこの作品にもあるのは面白いですね。また、野菜も販売しており、田舎などで見かける野菜の無人販売機に似ているようです。もっとも、自動販売機の中身は人間なので無人ではありません。ちなみに、この自販機には実際の自販機のように、当たり機能が付いています。商品を買ったら当たりが出てもう一本、というのはとてもテンションが上がります。筆者も子どもの頃経験したことがありますが、あの喜びは忘れられません。
生活必需品も買える!
飲み物食べ物だけで無く、生活に欠かせない物も買うことが出来ます。風呂に入る時に欠かせない下着やバスタオルが買えます。出かけた先で何となく温泉や銭湯に入りたいと思ったこと、ありますよね。そんな時風呂に入る準備をしていなくても、自販機で事足ります。また、花や工具も取り揃えています。花は仏事や慶事などにピッタリで、工具は高品質な物が揃っています。他にも洗剤や調理用ガスや新聞、段ボールなども売られています。生活必需品の多くが一つの自販機で賄えるなんて、とても便利ですよね。
こんな物まで!?自販機で買えちゃいます!
他にも様々な物を売っています。例えば、酸素を買うことが出来ます。酸素を買うってどういう意味?と思うかも知れませんが、お金を入れると一定量の酸素が出る仕組みです。どうして酸素が用意されているかというと、大気汚染が問題になっていた昭和40年代がベースになっているようです。その時代のニーズに合わせた商品です。他には、簡易トイレも売っています。災害時に使うのが本来の使い方ですが、ポイント追加により実装され気軽に買えるようになりました。また、自販機にはソーラーパネルが備わっています。これは商品ではなく、自販機がポイントの消費を防ぐために使うシステムです。日に当たるだけでポイントを稼ぐことが出来ます。ポイントの消費が何かと多い自販機にとっては、とてもありがたい仕組みですよね。ちなみに、詳しく言うのは避けますが、大人向けの雑誌なども買うことが出来るようです。作中の自販機では、本当に何でも買えてしまうようですね。
作中の自販機アイテムまとめ
作中で買えるアイテムは、身近な物からちょっとビックリするような物まで様々です。しかも、様々な物が1つの自動販売機で用意出来てしまうのが凄いですよね。実際にそんな自販機があったら良いな、と思ってしまいます!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。