本作品の肝ともいえる「青い監獄(ブルーロック)」という施設。主人公・潔世一(いさぎよいち)たちはこの施設で世界一のストライカーを目指すことになります。今回は、その「青い監獄(ブルーロック)」の仕組みや施設について、解説していきたいと思います。
「青い監獄(ブルーロック)」について
謎の人物・絵心甚八(えごじんぱち)により集められた300名の高校生たちはバスに揺られ、山を越え、「青い監獄(ブルーロック)」に到着します。山の中に突如現れた大きな長方形の箱、これまでの生活とは完全に隔離されたこの施設で彼らは世界一のエゴイスト、世界一のストライカーを目指すことになります。(ちなみに入寮時に携帯電話や財布など持ち物はすべて没収されます。)
チームについて
選手たちには、番号とアルファベットの書かれたボディスーツが配られます。番号は絵心の独断と偏見で数値化された能力により300人中何位なのかが書かれており、アルファベットは所属するA~Zまでのチームが書かれています。このランキング上位5名は無条件でU-20W杯に選手登録できる特典付きの一方で、敗退者は今後のサッカー人生で日本代表に入る権利を失います。また、入寮テストをクリアした同じ部屋の11名は、そのままチームとして1次選考に進むことになります。
棟について
施設は5つの棟により構成され、B~F、G~K、L~P、Q~U、V~Zの壱号棟から伍号棟に分かれております。入寮テストで各部屋1名が脱落しているので、275名が残っている状態で寮生活がスタートしています。各棟は五角形になっており、中心に食堂があります。各チームは3階だてになっており、1階には、4部屋のトレーニングルームと風呂・脱衣所・トイレの部屋が、過去の試合を見たりできるモニタールームがあります。2・3階には、上記の室内トレーニングフィールドがあります。
テスト・強化プログラム
入寮した選手たちは、体力テストを数日間行います。マシーンを使ったランニングテストや20km/h走、ジャンピングテストなど一般的な体力を測っていきます。また、この施設では分刻みにやることがプログラムされており、食事のタイミングなども機会によって管理されています。またチームごとにフルコートの室内トレーニングフィールドが完備され、24時間練習し放題でもあります。
その他食事について
食事は機械によって支給されますが、順位が低いと納豆ご飯のみになってしまったり、逆にランキングの高順位な選手ほど良い具材が入った食事をとったりすることができます。1次選考でゴールを決めた数だけポイントが渡され、1ゴールでステーキ1切れの豪華な食事もあったりします。ちなみに1ゴールでサーロインステーキかマッサージ、3ゴールで携帯電話返却、5ゴールで高級安眠ベッド、10ゴールでは1日外出券が貰えます。
詳しい1日スケジュール
午前7時起床・朝食、午前8時マシントレーニング、午前9時ウォームアップ・ランニング、午前10~12時からチームトレーニング、午後12~14時昼食・休憩、午後14~16時から2度目のチームトレーニング、その後個人トレーニング、夕食を挟み、午後20時からミーティング、自由時間となります。食事時間を除くとほとんどサッカーに関することしかできないまさにサッカーの監獄のこの施設で、選手たちは実力を磨いていきます。
その他・支給品など
所持品は入寮時に没収されてしまいますが、サッカーまたは生活に必要な日用品などは支給されます。黒を基調としたボディスーツやキーパーグローブ、シューズ、ボール、普段着のスウェットなどサッカーに必要なものはいくらでも貰えます。また、シャンプーやトリートメント、タオルやスポーツドリンク、ドライヤーなど一応の日用品は最低限生活できる範囲くらいですが支給されているようです。スペースの関係もありそうですが、ベッドではなく全員支給されたふとんで寝るのも監獄っぽいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。謎に包まれた人物・絵心甚八と謎の施設「青い監獄(ブルーロック)」。特殊な環境で文字通り監獄のような生活を強いられた選手たちは、どのような変化を遂げるのか、ますます気になったのではないでしょうか。アニメが2022年10月から放送開始されるので、ご紹介したこれらの施設がどのように描かれるのか、注目しておきたいですね。どんどん情報が解禁され、いよいよアニメーションで動く選手たちがみられると思うと今から期待しておきたいですね。