メイドインアビスの第2期が2022年の7月から放送予定となっています。ほのぼのタッチのキャラクターデザインからは想像できないほど重厚なストーリーで人気となり、劇場版まで公開された人気作で、2期は劇場版からの続きなので、1期と劇場版を見てからの方が楽しめます。今回はそのメイドインアビス1期の内容を簡単にまとめ、おさらいをしていきたいと思います!
目次
第1期おさらい 第1話 大穴の街
人類最後の秘境と言われる大穴『アビス』には独自の生態系と、現代の文明をはるかに超えた遺物と呼ばれるオーパーツが眠っていました。そんなアビスの入口に作られた街、オースで暮らす探窟家見習いの少女リコは、ある日孤児院の仲間の少年ナットが、ベニクチナワという生物に襲われているところに出くわします。リコは自分が囮となり逃げ回りますが、そこにリコを助けるかのように放たれた大火力の閃光が放たれます。奥に進むと、リコを助けたと見られる謎の少年が眠っていました。しかし、なんとその少年は人間ではなくロボットだったのです!
第1話その②
リコは少年を連れて、自分の住むベルチェロ孤児院に少年を連れていきます。孤児院で少年は目を覚ましますが、彼は自分自身がロボットであることや名前や過去も忘れていました。リコは少年にレグという名前を付けます。
第1期おさない 第2話 復活祭
孤児院の子供たちは遺物録を確認しますが、レグについては全く分かりませんでした。もしかするとレグは『奈落の至宝(オーバード)』かもしれないと考え、レグの正体がバレたら捕らえられて分解されるかも……。そう考えた子供たちはある作戦を実行します。それは孤児院のリーダーであるジルオに、孤児のフリをしたレグを引き合わせるという強引な作戦でした。しかし、作戦はうまくいき、レグは孤児院の一員となります。
第2話その②
驚くほどすんなり孤児院に馴染んだレグは、しばらく仲間たちとともに孤児院で過ごします。そんなある日、探窟家の大先輩ハボルグが白い笛を持ち帰ります。それは探窟家の中でも伝説的な存在とされる『白笛』の所持品でした。その所持品の持ち主は殲滅卿ライザ、彼女はリコの母親でした。
第1期おさらい 第3話 出発
ライザが残した手紙には、アビスの底で待つというメッセ―ジが残してありました。リコはアビスへの憧れが抑えられず、旅に出たいと仲間に告げます。アビスの最深部を目指すということは二度と戻ってくることが出来ないということであり、仲間たちと喧嘩になってしまいます。その後、レグは初めてアビスに潜り、アビスの呪いについて知ります。
第3話その②
レグは自分が何者かを知るために、リコについていくことを決めます。そして出発の計画をたてて、アビスへと進む準備をします。途中でリーダーのジルオにバレそうになるも、仲直りしたナットたちとの協力でアビスへと侵入します。
第1期おさらい 第4話 アビスの淵
リコとレグが目を覚ますと、深界一層アビスの淵へとたどり着いていました。レグはいつの間にか尻ポケットに入っていた封筒を開けると、そこにはライザが残した封書のコピーと夜明けとともに捕まえに出るというメッセージが残されていました。ジルオはリコとレグが計画していたことが分かっていました。
第4話その②
追手が来ると分かって急いで先に進む二人ですが、そんな二人をスゴイ速度で追いかけてくる存在がいました。その正体はライザの笛を持ち帰った黒笛の探窟家ハボルグでした。しかし、ハボルグはシギーとナットに頼まれてやってきたのであって二人を捕まえに来たわけではありませんでした。
第1期おさらい 第5話 火葬砲
深界二層『誘いの森』に降りた二人はどこからともなく助けてと仲間を呼ぶ声を聞きます。急いで駆けつけると、巨大な鳥とその傍らで横たわる探窟家の姿がありました。その鳥の正体はナキカバネといい、助けを呼ぶ声を真似することで獲物を誘いこみ集団で襲い掛かってくる恐ろしい原生生物でした。
第5話その②
ナキカバネに連れ去れるリコを助けるため、レグは火葬砲でナキカバネを吹き飛ばしてリコを救出します。しかし、リコは上昇負荷の影響を受けてしまいました。リコは何とか復活するものの、何故か急にレグが気を失ってしまいました。
第1期おさらい 第6話 監視基地(シーカーキャンプ)
二層の監視基地(シーカーキャンプ)にやってきた二人は、白笛の一人、不動卿動かざるオーゼンに出迎えられます。オーゼンはライザとともにリコをアビスの深層から運び出した人物でした。リコとレグはオーゼンの愛弟子のマルルクとともに一晩を過ごすことになりますが、その夜リコは奇妙にうごめく謎の生き物を見てビビり散らかします。
第6話その②
ライザの行方を知りたいリコに対し、オーゼンはリコの死についてリコに話します。ライザの遺品を見つけたのはオーゼンであり、オーゼンは四層でリコの墓を見つけたとリコに話します。
第1層おさらい 第7話 不動卿
オーゼンはリコたちに呪い除けの籠を見せます。この中にリコが入っていたから上昇負荷を受けずに済んだと思われていましたが、実は違いました。呪い除けの籠に入る以前からリコは死んでおり、
死んだリコを籠の中に入れて運んだら生き返ったのです。リコが昨晩見たのは、オーゼンが戯れで入れた肉の塊でした。
第7話その②
オーゼンはリコに敵意を向け、リコとレグに危害を加えようとします。レグはオーゼンに火葬砲を放つも避けられてしまいます。しかし、それらはオーゼンが二人を試したうえの行動でした。目が覚めたレグに対して、火葬砲は撃ったが最後2時間近く昏倒するデメリットがあることと、ライザの墓には何も埋まっていなかったと話します。
第1期おさらい 第8話 生存訓練
実はとても面倒見の良いオーゼンは、二人に対して10日間限られた装備で生き抜く訓練を課せられます。その間、オーゼンと部下の地臥せりたちは二人を見守っていました。10日後、ボロボロになりながらも帰還した二人はオーゼンから話を聞くことになります。
第8話その②
オーゼンの話ではアビスの深層では時間の感覚が狂ってしまうこと。また、オーゼンの他の白笛たちとも遭遇する可能性があることを知らされます。オーゼンは「黎明卿」新しきボンドルド 、「神秘卿」神秘のスラージョ 、「先導卿」選ばれしワクナの名前を挙げ、全員が一筋縄ではいかない人物であること、特にボンドルドは筋金入りのろくでなしだと言います。
第1期おさらい 第9話 大断層
ライザの形見、無尽槌を受け取り三層へと潜る二人。大断層は断崖絶壁となっており、飛び交う原生生物の巣でした。二人は崖の横穴から下へと進もうとしますが、その穴も原生生物の巣でした。穴に入って早々に原生生物と遭遇し、レグは火葬砲を放つことを余儀なくされます。しかし、火葬砲を撃ったレグは2時間動けなくなってしまいます。
第9話その②
一人になってしまったリコはレグを背負って先へと進みますが、トラップに引っ掛かったり、大穴に落ちたり、上昇負荷を受けて幻覚を見たりと苦難が待ち受けていました。さらには逃げたはずの原生生物に襲われ絶体絶命に。しかし、その直後にレグが目を覚まし、何とか窮地を脱します。
第1期おさらい 第10話 毒と呪い
深界四層『巨人の盃』にたどり着いた二人は、巨大な植物が分泌する液体のために湿気の多い階層でした。レグはそこで何者かに監視されているような気配を感じていました。二人は警戒しながら先に進みますが、その先で待っていたのは超危険なタマウガチという原生生物でした。狂暴で機敏なうえに、全身に張り巡らされた鋼鉄のような針に刺されれば毒が体内に回り死に至る最悪の敵でした。
第10話その②
タマウガチに襲われた二人はその攻撃を避け切ることが出来ず、リコが毒針に刺されてしまいます。逃げ場はなく、早く処置しなかればリコは死ぬ。そんな状況で、二人は上昇負荷を覚悟で上に逃げます。四層の上昇負荷は全身に走る激痛と、穴という穴からの流血であり、タマウガチからは逃げられたもののリコは毒と呪いによって死を待つばかりの身体となってしまいます。どうすることもできず泣き叫ぶレグの前に突然、見知らぬ人物が近づいてきます。
第10話その③
その人物はレグに自分のアジトに付いてくるように言います。その人物は獣と人間を合わせたような姿をしており、ナナチと名乗ります。ナナチはアビスの呪いによって人間性を失った成れ果てと呼ばれる存在でした。
第1期おさらい 第11話 ナナチ
アジトにつくとナナチは手慣れた様子でリコを処置していきます。レグはナナチのアジトで、彼女の同居人を見つけます。同居人のミーティは人と呼べる存在ではなく、人間性を完全に喪失した元人間の成れ果てでした。ナナチは人間性を失う呪いを受けながら、殆どその悪影響を受けていない例外だと言います。
第11話その②
レグはナナチに頼まれて、リコを治すための材料を採取しに行きます。レグは急いで材料を取ってきますが、治療に必要なのはタケグマに生えている水キノコだけで、後はナナチの夕食でした。レグはリコの汚れた下着を洗うために水場へ行きますが、そこで花畑に囲まれたライザの墓の風景を見ます。それはレグの失われた記憶に関係するものかもしれませんでした。
第1期おさらい 第12話 呪いの正体
オースの町では誕生日の日に死ぬ病が噂になっていました。誕生日が近づく孤児院に住むキユイも高熱にうなされ、船団キャラバンの薬師を頼ります。船団キャラバンで治療を受けたキユイは何事もなかったかのように熱が下がりますが、薬師のミオは何もしておらず、まるで呪いの類だと頭を抱えていました。
第12話その②
一方、レグはリコの上に跨ってやたらとなつくミーティに驚いていましたが、ナナチはミーティにタマウガチの毒を入れて薬を作ったと言います。レグはナナチが作った料理をごちそうになりますが、それはジャイアンシチューのような代物でした。それより、レグはナナチが呪いを回避した手段を知りたいと思っていましたが、ナナチは言いにくそうにしていましたが、アビスの呪いの原理を説明します。アビスの呪いは薄い幕のような力場で、触れても影響はないものの上に突き抜けようとすると返しのようなもので影響を受けてしまうといいます。また、アビスの中には呪いを軽減できる場所もあると言い、ナナチの住んでいる場所も例外的に呪いを受けない場所でした。
第12話その③
ナナチはレグを連れてタマウガチの元へと戻ります。ナナチは指示は絶対といい、通信機を渡します。レグがタマウガチの元へ向かうと、黒笛の冒険家を襲っていました。ナナチの指示で意識と行動を切り離した影響で、レグはいとも簡単にタマウガチを捕らえます。直前でタマウガチが針を捨てて逃げたことにより、火葬砲で仕留めることは出来なかったものの再起不能なまでの傷を負わせることには成功しました。レグは黒笛にジルオに対し、まだ冒険を続けていると伝えて欲しいと言い残します。また、ナナチは火葬砲を見て、それでミーティを殺してくれと頼みます。
第1期おさらい 第13話 挑む者たち
ナナチやミーティは身寄りのない子供で、白笛のボンドルドによって保護された子供のうちの一人でした。ナナチはミーティと仲良くなり、しばらくは平和に過ごしていました。しかし、ボンドルドは子供たちを人体実験の道具として扱っており、その実験は6層の上昇負荷を片方に押し付けるというものでした。ナナチとミーティは実験装置に入れられ、上昇負荷を受けさせられます。ミーティは泣きながらナナチを励まし、その呪いを受け成れ果てと変わりますが、ミーティが呪いを肩代わりしたことでナナチは上昇負荷のデメリットを回避した唯一の成功例となったのです。
第13話その②
上昇負荷で不死の成れ果てとなったミーティは人体実験に使われ、ナナチはミーティを連れてボンドルドの元から逃げ出します。その後、ナナチは生き地獄のミーティを何とか殺してあげようとしますが、結局ミーティは死にませんでした。しかし、ボンドルドが使った遺物による傷だけは再生せず、それと似た性質を持つ火葬砲ならミーティを殺してあげられると思ったのです。
第13話その③
ナナチは泣きながら、火葬砲で焼かれるミーティを見守り、不死のミーティは死ぬことが出来ました。リコも完全とはいかないまでも復活し、リコはナナチについてきてほしいと頼みます。ナナチはその頼みを聞き、一緒にアビスを冒険する準備を始めます。
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第1期まとめ
メイドインアビスの1期の内容をまとめてみました!振り返ってみてもめちゃ面白い作品なので、2期を見る前に見ておくことをおすすめします。劇場版には1期の総集編をまとめた映画と続編となる映画があるので、まだ見ていないひとはそちらを見るのもおすすめです!