『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されている作品で、のアニメ版が7月に放送されます。この作品にもなろう系ならではの異世界転生がありますが、主人公がなんと転生後の世界で自動販売機になってしまいます。人でも動物でもなく機械になるという斬新な設定で、今から期待度が高い作品です。この作品にはいくつか専門用語があるのですが、事前に知っておけばアニメをもっと楽しめると思うので、この記事で紹介したいと思います!
はじめに:どんなストーリー?
自動販売機マニアの「俺」は交通事故に巻き込まれた時に、倒れる自動販売機を助けようとしてその下敷きになって死んでしまいます。目が覚めると何故か自動販売機に転生しており、体は動かず、声も録音済みの限られた言葉しか話せない状態でした。誰もいない状態で孤独に過ごしていると、怪力少女のラッミスに出会い、意志を持つ魔道具だと認識されます。迷宮内の村まで連れていかれた自販機の「俺」は、ハッコンと名付けられ、自販機として地球の飲食物を異世界の住人に販売することになりました。ハッコンの異世界での不思議な生活が始まります。
用語その① ポイント
自動販売機の商品の仕入れや拡充、新しい機能の追加など様々な場面で必要になる物です。目には見えず、まるで概念のような資源です。貨幣を得たり、あるいはモンスターの撃破することで入手出来ます。身体を維持するためにも必要で、何もしていなくても、電力の代わりにポイントが消費されています。自動販売機の商品を購入してもらうことで入手することができるため、商品を販売してポイントを稼ぐことがとても重要です。他にも新しい機能や種類の商品を入荷して、さらに顧客を増やしてポイントを稼ぐ、というサイクルを繰り返すことが課題となります。基本的に、自動販売機で売られているものであれば何でも仕入れることが可能です。また、お金を入れることで一定回数・一定時間使用が可能になる、といったコインランドリーやコインシャワーのような機能を備えた自動販売機にも変化することが出来ます。しかしそのためには色々と条件があります。最初に、主人公がその自動販売機の存在を知っていなければいけません。そして自動販売機の形状そのものを変化させる必要がある場合は、通常よりも必要なポイント数が多くなります。そのため、身体の維持に必要なポイントも増加します。また、変形することが出来るだけでなく、加護(後述)などの自動販売機の性能を超越した能力も手に入れることが出来ます。その代わり、必要なポイント数は桁違いに多いというデメリットもあります。
用語その② 加護
特別な能力のことを言います。複数の加護を持つ者がいる一方で、加護を持たないものも意外と多いです。ラッミスが常人離れした怪力の持ち主であるように、超常的な力を与えます。加護の内容によっては、加護を持つ新人のハンターが、加護を持たない熟練ハンターよりも活躍することもあります。それくらい非常に強力な効果を持つ能力なのです。
用語その③ 迷宮
作品のタイトルにも含まれている用語です。端的に言えばダンジョンであり、様々な魔物が生息している異空間です。ダンジョンといえば異世界がテーマの作品には欠かせないキーワードですよね。複数の独立した階層に分かれており、魔物を狩って生計を立てているをハンターたちが集落を築いています。屋内ですが、森や川などの自然があり空が広がっている階層もあります。また、完全に迷路になっている階層もあります。更に、墓場や沼地といった不気味な雰囲気を漂わせている階層もあります。
用語その④ 階層主
いわゆる、各階層で待ち構えるボスキャラのような存在です。倒した際に得られる特別なコインは、所持していれば迷宮攻略時に願いを叶える時に必要とも言われています。主人公はラッミスに担がれながら迷宮を冒険することになりますが、ボスキャラのような強キャラとどのように戦うのでしょうか。もっとも、怪力のラッミスだけで十分な時もあるかも知れませんが、いざという時にハッコンがどう活躍するのかも楽しみですね。
作中に出てくる専門用語紹介まとめ
作中に出てくる専門用語を知って事前に知識を得ておけば、アニメをより一層楽しめること間違いありません。原作の小説も人気なので、興味を持った人は放送前に是非読んでみてください!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。