大人気コミックス及びテレビアニメである「進撃の巨人」。人を食べる「巨人」と兵士たちの戦いを描いたダークファンタジーであり、国内外問わず多くのファンから支持されています。そんな「進撃の巨人」ですが、まだまだ謎が多い作品です。少しずつ巨人の正体などが明かされていく中で、いまだに未回収の伏線も多く、考察班は大忙しです。今回こちらの記事では、そんな「進撃の巨人」の謎の中でも、主人公エレンの母親である「カルラ」と、調査兵団の団員である「サシャ」について迫ります!
方言を喋るような描写がありましたが、はたして2人は同郷なのでしょうか。
それでは、早速見てみましょう。
サシャの方言は大分弁
作中にてサシャは、基本的に敬語で話しています。もともとは田舎の生まれで、狩猟民族として過ごしてきたサシャは、故郷の訛りが恥ずかしいと思っているのです。そんなサシャにスポットが当たった話は、アニメ第2期2話「ただいま」です。原作ではコミックス9巻、第36話にあたります。緊迫した戦いの中、村は巨人であふれていました。サシャは故郷の村を守るべく、単騎で向かいます。このとき、サシャは父親との会話を思い出していました。その回想シーンの2人の会話が、方言でのやり取りだったのです。
抜粋すると
「また勝手に食料を漁ってから!こら!食うな!食うのをやめんか!」
「サシャ…お前はこの世界がどうなってるんか考えたことはあるんか? なぜここ数年森が減って獲物が獲れなくなって来とるか…考えたことはあるんか?」
「…… そんなん… よそ者が来て、森や獲物を横取りするからやし…だからハラが減る」
「ああ…そうて… けどな… その人たちも住処を奪われ、仕方なくここに流れてきている」
「奪われたんが悪い…早よ出てけばいいんに…」
「奪ったんは巨人ぞ? ほかに行き場があるんか?」
「森を切り開き穀物を植えるほうが多くの人の腹を満たすことができるんてな… 我々一族も狩りをやめ…森を明け渡すべきなんかもしれん。王政やからな…対価を支払う代わりに…馬を育てろと言われとる」
「えぇ!そんな… 狩りやめたら私たちじゃなくなるやろ!? なんで私らをバカにしてるやつらのために…そんなことせんといかんの!?」
「そりゃなあ…我々は世界に生かしてもらっとるからなあ…
人間ちゅうのは群れで生きる動物なんて… 違う生き方をしている人間でん、限られた環境の中じゃ同じ群れに入って人と関わっていかんけりゃ」
「嫌やって! 私たちはご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきたんやから! よそ者に受けた恩なんかないよ!」
(漫画「進撃の巨人」第36話「ただいま」より引用)
この後まだまだ会話は続きます。
のちにアニメ監督と諌山先生の対談にて、このサシャの方言は諌山先生の故郷である大分県日田市の方言がもとになっていることが明らかになっています。
この後少女に放つ名台詞「走らんかい!」もそうですね。
カルラの方言は?
そして、次はカルラの方言についてです。
カルラは1話で死亡してしまったため、あとは回想シーンでの登場になります。
カルラが方言を喋っている所を抜粋すると、
「コラ!エレン!あんたまたケンカしてきてから…!!」
「あんたは男だろ?たまには堪えて、ミカサを守ってみせな」
(漫画「進撃の巨人」第1話より引用)
このようになります。
「守ってみせな」などは確かに、大分の周辺、九州地方などでもみられる方言ですね。(「早よせな!」など…)関西でもいうようですね。
このため、カルラはサシャと同郷なのでは? 狩猟民族なのでは? という考察が飛び交いました。
また、エレンやグリシャなどは標準語で話しているため、シガンシナ特有の言葉と言うわけでもなさそうです。
ということは、カルラとグリシャは別の地域出身という考えに至ります。
標準語のつもりだったという可能性も…
しかし、このあとカルラが登場するシーンは、方言を喋っていないのです。
諌山先生が方言と気づかず、つい地が出てしまったという説もあります。
どちらにせよ謎が多いですね!
【まとめ】
以上が、サシャとカルラの方言についてでした。
まだまだ謎の多い「進撃の巨人」、これから伏線が回収されていくと思うと楽しみですね!