「ゆるキャン△」のヒットによって、キャンプに行くたくなった人は数多くいるのではないでしょうか。中でも、アニメ中でリンちゃんがやっていたソロキャンプは、今までキャンプは大人数でやるものというイメージを大きく変えてくれましたね。ソロには、ソロの楽しみ方があるという認識に変えてくれたともいうことができます。
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
さて、この「ゆるキャン△」の中で登場した言葉「ソロキャン」。一人でキャンプをすることだと、簡単には察しがつきますが、ソロキャンにはどのような魅力があるのでしょうか。
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今回は「ゆるキャン△」の中から見える、ソロキャンの魅力やこれからソロキャンをしてみたいと思っている人に必要な情報をまとめていきます。
1.アニメでは主にリンちゃんがソロキャンをやっていました
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「ゆるキャン△」の作中で、ソロキャンをやっていたのは主にリンちゃんでしたね。最初は自転車にキャンプ道具を乗せて、のちにスクーターに乗ってひとりでキャンプ場に行っては、思い思いの時間を過ごしていました。
誰にも邪魔されない静かな場所で、優雅な時間を過ごすことができるという感じでしたが、ソロキャンにはいったいどのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、「ゆるキャン△」の作中から見えるソロキャンの魅力をまとめていきます。
① 自分の好きなことができる
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ソロキャンの一番の魅力といえば、他人を気にすることなく好きな時間をすごすことができるという点ですよね。グループキャンプは、それはそれで楽しいものですが、スケジュールを合わせたり、行動を共にしたりするので、自由気ままに過ごすことは難しくなります。
誰にも気を使うことなく、時には予定を変更していきながら、自分だけの楽しみ方をすることができるのがソロキャンの一番の醍醐味といったところでしょうか。
リンちゃんはキャンプ場での読書が好き
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リンちゃんがソロキャンをしているときは、決まって椅子に座って読書をしていましたね。自然に囲まれた気持ちの良い空間で本を読むというのは、なんとも優雅な時間の過ごし方です。
② 一人の時間を楽しめる
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世の中には誰かといないと寂しいと思う人もいれば、孤独な時間が大好きという人もいますね。ソロキャンの場合、大自然の中にただ一人だけ佇むという、一人の時間を過ごすことができます。
また、家で一人で過ごしているのとは異なり、大自然の開放的な空間の中で落ち着いて過ごすことができるのは、なんとも優雅です。
大人数のノリが苦手という人におすすめ
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ソロキャンは大人数でワイワイやるのが苦手という人にはとても向いているかもしれません。一人で静かに思い思いの時間を自由に過ごすことができるのは、グループキャンプにはない魅力ですね。
動くのも、食べるのも、休むのも、全部自分で決めて、自由に行う。こんな孤独な時間もいいものではありませんか。
もともとリンちゃんもグループキャンプが苦手だったこともり、野クルに入るのを敬遠していましたね。ソロキャンには自分の時間を思い通りに過ごすことができるという魅力があります。
③ 人を気にせず自由な予定が組める
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ソロキャンは一人で行うキャンプですので、日程やその日の行程などはすべて自分の思い通りに決めることができます。それはすなわち自分の体力や趣味趣向に合わせたスケジューリングができるということです。
グループキャンプをしていると、予定を詰め込んだときに、体力的について行けない人が出てきたり、自分は大丈夫だけど、かなり無理な予定を組むことは難しいですよね。
ソロキャンでは、自分のしたいこと、できることを最大限尊重した形で予定を組むことができます。これこそ自由気ままなアウトドアといえるでしょう。
リンちゃんのおじいちゃんはバイクで各地を巡る
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
リンちゃんのほかにも、「ゆるキャン△」では、リンちゃんのおじいちゃんというソロキャンパーが登場しましたね。おじいちゃんはバイクにキャンプ道具を積んで、各地のキャンプ場を巡っていました。
結構ハードなスケジュールだとは思うのですが、こういった予定も他人とのキャンプでは難しかったりしますよね。ソロキャンプだからこそ、自分のやりたいことを100%形にすることができるのだと思います。
2.ソロキャンプをするときの注意点
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「ゆるキャン△」を見て、ソロキャンをやってみたいと思った人は多いのではないでしょうか。中には、アウトドア経験が浅い人で、ソロキャンをやろうとしている人もいるでしょう。しかし、ソロキャンはアウトドアの中でも、それなりに経験のある人がやることでもあります。普通のグループキャンプでも、アウトドア経験がある人が一人ぐらいいないとグダグダになってしまいますからね。ここでは、ソロキャンをやるときの注意点をまとめていきます。
① 道具の扱いをマスターしておく
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
ソロキャンでは、テントを立てたり、料理をするためにバーナーやクッカーを使いますよね。そういったキャンプ道具の組み立て方や扱い方などをマスターしておきましょう。いざキャンプ場にいってあたふたしていると何もできなくなってしまいます。キャンプに行く前に、一度シュミレーションや練習をやっておくといいでしょう。
② 光源、トイレなどの確認
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キャンプ場に行ったときには、光源やトイレを確認しておくことが重要となります。キャンプ場の夜は基本的に真っ暗となります。夜にトイレに行こうと思った時に、位置を把握していなければ、たどり着くのも難しくなります。また、ランタンやライト、キャンプ場の街灯など、明るさを確保できるポイントを確認したり、準備しておくことが必要です。
③ 水を確保しておく
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キャンプ場によっては、冬場に水道が止められている場所や、水道水として利用するのが難しい場合もあります。洗い物程度には使えても、料理には使えないといった場合もあります。そのため、キャンプをするときには水を確保しておくことが重要です。最低限の量は水筒などに入れて持って行ったり、事前にキャンプ場を確認しておきましょう。
④ 基本的に全部自分一人でやる
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ソロキャンでは、基本的にキャンプ場でやることを全部自分一人でやります。テントを立てるのも、料理を作るのも、トラブルに対処するのも全部一人でやらなければいけなくなります。そういったトラブルに対処する能力を身につけておかなければいけません。
⑤ 電波が通じるキャンプ場を選ぶ
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一人でキャンプをする場合、急なトラブルに対して助けてくれる人が周りにいない可能性があります。そのため、電話などで連絡を取ることができる環境を確保しておいたほうがいいです。ソロキャンで、キャンプ場を選ぶときは、できるだけ電波の通じる場所にしたほうがいいです。
⑥ 下調べをじっくりする
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行こうとしているキャンプ場の場所や、行き方など下調べは念入りにやっておいたほうがいいです。行ってから思っていたのとは違う感じだった時に対処ができなくなります。そのため、ソロキャンに行く前に、キャンプ場の情報をかき集めるようにしましょう。
⑦ 天気予報を確認しておく
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これも重要ですね。基本的に雨が降ったときのキャンプは厳しいものになります。なので、天気予報を確認して、雨を避けるようにしておいたほうがいいです。
⑧ キャンプ場でやることをあらかじめ決めておく
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ソロキャンでは、一人しかいないので、結構時間を持て余してしまうことがあります。なので、行く前に消化できないぐらいのやりたいことをピックアップしておくといいでしょう。できないならできないでも別に構わないので、事前に決めておくといいでしょう。
3.ゆるキャン△好きにおすすめのソロキャンプラン
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ゆるキャン△を見てソロキャンをしてみたくなったという人におすすめなのは、やはりアニメで登場したキャンプ場に行くことでしょう。アニメに登場した場所をファンの間では聖地と呼んだりもしますが、ゆるキャン△好きなら、作中で登場した本栖湖や四尾連湖などに行ってソロキャンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
出典: ゆるきゃん△ ©あfろ・芳文社/野外活動サークル
「ゆるキャン△」が人気になってから、ソロキャンに対するイメージがガラッと変わりましたよね。いつもの日常を忘れて、一人大自然の非日常的空間の中に身を置くのは、普段ではなかなかできない体験です。「ゆるキャン△」を見て、キャンプに興味を持った方は、ぜひソロキャンをやってみてください。