旧アニメ作品の放送から40年以上経った今でも熱狂的な人気を誇る本作『うる星やつら』ですが、本作の人気の秘訣といえば、なんといっても登場する数々の魅力的なキャラクターたちの存在ですよね。特に本作に登場する女性キャラクターは、他の作品では出逢えないほど個性的なキャラクターばかりで、男性のみならず女性からも熱狂的な支持を得ています。やはり原作者が女性ということもあって、女性から見ても魅力的な女性キャラクターの描き方というのが非常に上手いというのが本作の特徴ですよね。そこで今回は、そんな本作の最大の魅力であるとも言える女性キャラクターたちについて、人気ランキングという形式で紹介をしていきたいと思います。男性からも女性からも愛される本作の多種多様な女性キャラクターたちについて、是非ともチェックしてみてくださいね!
10位 ラムの母
女性キャラクターランキング第10位はラムの母です。ラムの母はラムに負けず劣らずの美形で、一部のコア層から絶大な人気を誇っています。気のあらい鬼族の女性ということもあり、地球侵略を目論むラムの父を尻に敷くほどの実力を有します。
原作では麻雀で会話していた!?
ラムの母は地球語を話すことができないので、翻訳機を使っていたのですが原作ではこの翻訳機がうまく機能せず、麻雀牌の名前で会話をしていたこともありました。いい感じに宇宙人という感じがして、他のアニメ作品では楽しむことができないような独特な魅力を有するキャラクターであるといえますね。
9位 弁天
女性キャラクターランキング第9位は弁天です。弁天はその名前の通り日本でも弁天様として、親しまれているキャラクターとなっています。ラムとは古くからの友人であり、お互いに気の置けないなかのようです。本作に登場する女性キャラクターの中でも、特に男勝りに気性が荒く、エネルギッシュな印象のあるキャラクターとなっています。
伝説のスケ番
ラムとオユキとは昔、伝説のスケ番と称されるほど、名を馳せていたようで、ラムのみならずオユキとも親交があります。作中でも非常に重要な立ち位置のキャラクターですので、是非とも注目しましょう。
8位 藤波竜之介
男性のような見た目が特徴のキャラクターです。幼少期に父親から強い子として育てられたことで、男性らしい性格になりました。作中でも自身を女性としてではなく、男性として振る舞っていることもあり、よく男性と勘違いされるキャラクターとなっています。
男??女??
このように竜之介は本作に登場する女性キャラクターの中でも、男性らしいキャラクターとして描かれており、唯一無二の魅力を有しているキャラクターであると言えるでしょう。特に中性的な女性キャラクターというのは、女性ファンからの人気が高いということもあり、竜之介も同じように女性人気の高い女性キャラクターとなっています。
7位 オユキ
女性キャラクターランキング第7位はオユキです。オユキは弁天と同じくラムの幼なじみの人物です。日本で言うところの雪女のような見た目をしていますが、お化けではなくれっきとした宇宙人で、海王星の女王をしています。海王星では労働力が不足しており、あたるに押し倒されても、拒否をすることなく「海王星の労働力にちょうどいい」と考えるほどの、ナチュラルサイコパスっぷりを見せることもしばしばあります。
伝説のスケ番
弁天と同じく、オユキもラムとの伝説のスケ番として名を馳せており、ラムとは親密な関係のようです。ラムや弁天曰く「怒らせると恐ろしく怖い」と言われており、怒った際には雪女らしく、相手を凍らせてしまうようです。
6位 ラン
女性キャラクターランキング第6位はランです。ラムと幼なじみで、ラムとは非常に仲の良いキャラクターです。服装や髪型、発言など全てがふわふわしており、世の男子が理想とするような可愛らしいキャラクターとなっています。
絶滅危惧種のぶりっ子??
しかし、一方でその本性は非常に激しい性格であり、普段は猫を被ってその本性がわからないというだけのようです。当時から流行っていた「ぶりっ子」なキャラクターなのです。現在ではぶりっ子のキャラクターの人気は低迷しており、あまり見ることはなくなりましたが、当時はぶりっ子やツンデレキャラクターが大いに流行っていましたね。
5位 面堂了子
女性キャラクターランキング第5位は面堂終太郎の妹、面堂了子です。了子は巨万の富を有する面堂財閥のご令嬢であり、いかにもお嬢様な発言や口癖が目立つキャラクターとなっています。作中ではあたるに好意があるかのような描写もあり、なかなか注目度の高いキャラクターとなっています。
いたずらっ子
ご令嬢キャラではありますが、重度のいたずらっ子であり、しょっちゅうあたるや兄の終太郎にちょっかいを出したりします。あたるにも同じようにやり返されたりと、トムとジェリーのような関係が続いているようです。妹キャラでありつつ、いたずら好きというあどけなさ全開のキャラクターであり、熱狂的な人気を誇っているキャラクターでもあります。
4位 クラマ姫
女性キャラクターランキング第4位はクラマ姫です。クラマ姫はクラマ星のカラス天狗の女王であり、母星に存在しない男を求めているキャラクターとなっています。非常にセクシーかつ誘惑的なキャラクターであり、本作のちょっぴりHな世界観を大いに盛り上げているキャラクターであると言えるでしょう。
父親は源義経??
クラマ姫の一族は代々異星で子孫を残す相手を決めているのですが、クラマ姫の母親はその相手として源平合戦で有名な源義経を選んだようで、クラマ姫はその子供として生まれたキャラクターとなっています。
3位 サクラ
女性キャラクターランキング第3位はサクラです。作中でも屈指の美貌を持つキャラクターで、おおに男性ファンから熱狂的な人気を有しているキャラクターとなっています。実は錯乱坊の姪であり、母親は錯乱坊にそっくりなのですが、本人は血縁者とは感じられない程の美貌を持った女性に育ちました。
熱狂的な人気を有する
サクラは現在でもその美貌と大人びた性格で熱狂的なファンを有しており、今後の作品に登場する美人教師キャラクターに大きな影響を与えました。白衣を纏った大人のお姉さんという立ち位置の教師キャラクターはサクラから誕生したといっても過言ではありません。
2位 三宅しのぶ
女性キャラクターランキング第2位はあたるの幼馴染、三宅しのぶです。しのぶは当初あたるのガールフレンドとして描かれていた人物なので、作中を通してあたるに愛想を尽かして面堂と交際を始めてしまったりと、現在のラブコメ作品ではあり得ないムーブをかますキャラクターとなっています。また、作中屈指の怪力キャラクターでもあり、何から何までもラブコメ作品の常識を覆すキャラクターであるといえます。
三角関係??
一時期はラムとあたる、しのぶで三角関係のようになっていた時もあり、ラムとの仲は険悪でしたが次第に関係は改善されていて良好な関係となりました。途中で面堂へ乗り換えてしまうシーンもあるため、男性からの評判は高くありませんが、ラブコメ作品のヒロインとしては非常に自由な行動をしている点に心を打たれる女性ファンは多くおり、女性ファンから人気を得ているキャラクターとなっています。
1位 ラム
女性キャラクターランキング第1位は本作のメインヒロインラムです。露出の多い虎柄の服装に、「だっちゃ」という独特な口調と何から何までも個性的な魅力を有するキャラクターで、初代アニメ作品の放送から40年以上経った今でも根強い人気を誇っているキャラクターとなっています。作中の当初はメインキャラクターではなく脇役の予定だったはずが、そのあまりのインパクトからしのぶを抑えてメインヒロインになってしまったという凄腕の経歴もあるキャラクターとなっています。
今なお多くの人々を魅了する名ヒロイン!
ラムは、現在でも圧倒的な人気を有するキャラクターとなっており、本作を知らなくてもラムは見たことあるという方は多いのではないでしょうか?老若男女全ての人々から愛される唯一無二のヒロインなのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は本作『うる星やつら』に登場する女性キャラクターの人気ランキングを紹介してきました。本作は原作者が女性の方ということもあり、メインヒロインだったのに他の男に乗り換えてしまうキャラクターや、他の作品では見ることのできない独特な魅力を有する女性キャラクターなどが登場するのが魅力になっています。男性が考えたラブコメ作品でないからこその魅力が存分に隠されている作品となっていますので、是非とも原作もチェックしてみてくださいね!