【シャングリラ・フロンティア ～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～】クソゲーを愛し、クソゲーに愛され、神ゲーに喧嘩を売る男！陽務楽郎ことサンラク！

シャングリラ・フロンティア ～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～は小説家になろうで連載されていた作品が原作となり、ライトノベルなどの書籍化を経ずに週刊少年マガジンでコミカライズされた作品です。そんな異色な経歴を持つ本作ですが、内容はフルダイブ型のVRMMOを題材にした作品で、クソゲーを愛しやり込んだ主人公が、クソによって身に着けた理不尽耐性、精神力、テクニックを武器に神ゲーMMOで無双する内容となっています。今回はそんな本作の主人公、クソゲーハンターサンラクについて紹介したいと思います！

ゲームの歴史はVR一強！だけどクソゲーも大量に生まれた時代

本作の世界ではディスプレイでプレイするゲームはレトロゲームとして扱われ、ゲームといえばVRの一強でした。そこまで技術は進化しましたが、映像技術の発展にシステムの進化が追い付かず、その過程で大量のVRクソゲーも生まれ落ちました。普通なら忌み嫌われるだけのクソゲーたちですが、古来よりクソゲーを愛し、そのクソ要素と戦い楽しんできた者たちもいました。俗にクソゲーハンターと呼ばれるものたちであり、本作の主人公、陽務楽郎もその一人でした。

クソゲーハンターサンラク、数あるクソゲーを踏破する

本作の主人公、陽務楽郎はクソゲーと評価されるVRゲームを片っ端から挑戦し、明らかに難易度調整をミスっているとしか思えないゲームを気が遠くなるようなトライ&エラーによってクリアし、達成感を味わう生粋のクソゲーハンターでした。プレイヤーネームはすべてのゲームで共通してサンラクというネームでプレイしており、様々なクソゲーに手を出しています。クソゲーのクソさに耐えられる精神力は勿論、理不尽な難易度に立ち向かうテクニックも備えています。

クソゲーハンターサンラク、神ゲーの世界に足を踏み入れる

サンラクはゲームはクソゲーか、あるいはピーキーすぎる難易度の難ゲーしかクリアしておらず、神ゲーもやるけどクソゲーもやるタイプのハンターではなく、クソゲーしかやらないタイプのハンターでした。しかし、クソゲーもあらかたプレイしてしまったことで、ついに誰もが認める神ゲーVRMMORPG『シャングリラ・フロンティア』に手をつけます。プレイヤーネームはどのゲームでも共通のサンラクの名前でプレイを開始します。

クソゲーハンターサンラクのキャラメイク！

神ゲーに足を踏み入れたサンラクは、自分の分身となるキャラのキャラメイクを実行します。性格上、基本的に防御よりも攻撃を重視しており、初期装備を売ってお金に変えられる仕様だったため、防具を売りさばいて金に変えます。ただ、これほどメジャーなゲームで素顔を晒すのは流石に抵抗があったため、鳥頭の覆面だけは装備した結果、半裸に鳥頭の覆面という変態が出来上がってしまいました。

クソゲーハンターサンラク、神ゲーに感動する

これまでクソゲーばかりをプレイしてきたサンラクにとって、すりぬけやクソ判定などの理不尽なバグがない快適なゲームはまさに革新的なゲームでした。ただ、理不尽なクソゲーに慣れ切ったサンラクはその順応性の高さを遺憾なく発揮してゲームを進めていきます。クソゲーによって鍛えられた理不尽耐性やクソゲーをクリアするために培われた技術は、より現実に近く自由に動ける神ゲーで何より大きな武器であり、数々の初見殺しを突破していきます。

クソゲーハンターサンラク、夜襲のリュカオーンと遭遇する

クソゲーから解き放たれたクソゲーハンターのプレイスタイルはRTAでもやっているかのようで、最初の街は飛ばして進み、普通は複数人で挑戦するボスや初見殺しのエネミーたちを突破してガンガン進んでいきます。そこでサンラクは偶然にも徘徊していた超強力なユニークモンスター、夜襲のリュカオーンと遭遇します。当然、ゲームを始めたばかりのリュカオーンはあまりにも桁違いな強さを持っていましたが、理不尽な攻撃で一撃で死ぬクソゲーに耐性のあったサンラクは綱渡りのような戦い方で健闘します。しかし、結局はステータスの差に抗えずにやられてしまいます。

クソゲーハンターサンラク、呪いによってピーキーなプレイスタイルに

リュカオーンに倒され、必ずリベンジすることを誓うも、サンラクを認めたリュカオーンは厄介な呪いを付加してしまいます。それは呪われた部位が装備できなくなるという激重なデメリットで、一応メリットはあるものの装備を付けられないというのはあまりにも重く、防具で耐久力を上げられなくなったため、耐久力に数字を振ってもあまり意味がなくなってしまいます。そのため、火力と回避に特化した紙装甲でプレイすることを余儀なくされてしまいます。呪いで装備出来なくなったせいで半裸に鳥頭の変態スタイルも継続することになってしまいました。

クソゲーハンター、新たなユニークシナリオを進める

シャングリラ・フロンティアには集合知を以てしても解放条件が分からない未知のシナリオが多数存在し、リュカオーンの呪いを貰ってしまったことがきっかけでサンラクはユニークシナリオ「兎の国からの招待」を発生させます。

クソゲーハンターの一族も奇人変人！

サンラクはクソゲーやクソ難易度のゲームというジャンルにおいてはとてつもない集中力を見せるキャラクターですが、そんな彼の家族も一つにジャンルに特化した家族です。父親の三度の飯より釣りが好きな釣りバカ、母親は専門家にもその名が知れ渡っているガチの昆虫マニア、妹はこの歳にして自分の衣裳部屋を持つほどのファッションガチ勢。そんな彼らには一つ決まりごとがあり、日曜の朝には顔を合わせて会話すること。さもなくば全員が趣味に没頭し顔を合わせる機会がなくなるかららしい。

クソゲーハンターの人脈も奇人変人！

クソゲーの世界、特に過疎ゲーなんかの世界は狭く、ゲーム内で出会った人たちも一癖二癖あるキャラクターばかりです。というか好んでクソゲーをプレイするような人物が普通であるわけもありませんが、国内最強のガチゲーマーのオイカッツォだったり、とあるクソゲーにての1プレイヤーでありながらあらゆる手段を使って頂点まで登りつめたアーサー・ペンシルゴンなどがいます。この二人とは後にシャングリラ・フロンティアで共闘し、最強格のユニークモンスターを討伐することに成功しています。

クソゲーへの情熱も忘れないサンラク

シャングリラ・フロンティアを始めてからはクソゲーをプレイしなくなったかと思いきや、実はそんなこともなく、攻略に行き詰ったときやスキルを磨くためにクソゲーをプレイすることもあります。クソゲーの中でも、理不尽なクソ難易度のゲームを良く好んでいるようです。曲がりなりにもVRの技術が発展しているからなのか、致命的に中身のないゲーム（ゲー無）は登場していません。クソゲーではないけれど、クソ難しすぎて過疎っているゲームも好んでプレイしています。

ありとあらゆる手段で抜け道を探すクソゲーハンターサンラク

サンラクがプレイしていたクソゲーでは正攻法で攻略することが難しい作品も多く、バグや仕様の抜け穴を利用してクリアしなければならないこともあったため、シャンフロ内でもゲームの仕様の抜け穴を探してトライ&エラーすることにも余念がありません。クソゲーハンター特有の嗅覚によって楽して稼げる方法を思いついたりもしますが、そんなものをUNEIが許してくれるわけもなくサイレント修正をくらってしまうこともあります。

【シャングリラ・フロンティア ～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～】サンラクまとめ

2023年10月より放送予定のアニメ、シャングリラ・フロンティア ～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～の主人公、陽務楽郎ことサンラクについて紹介してみました！クソゲーによりプレイスキルと精神力を鍛えられたクソゲーハンターという変わった主人公ですが、所々で出てくるクソゲーへのリスペクトがあって面白い主人公だと思いました！現実にもたくさんのクソゲーが出ているので、そのクソゲーのクソさを知るとより楽しめると思いますので、是非クソゲーを知ってアニメを見て欲しいです！