『陰の実力者になりたくて！』はなろう系のライトノベルで、シリーズ累計発行部数は400万部を突破している人気作です。去年はアニメの第1期が全20話で放送され、早くも今年の10月に第2シリーズが放送予定で話題となっています。第2期は「無法都市」という場所が主な舞台となっており、それに伴って新しいキャラクターも登場します。今回は、第2期で登場する新キャラクターを紹介したいと思います！
物語のあらすじ
「陰の実力者」に選ばれた少年は、シド・カゲノーとして異世界に転生しました。陰の実力者としての設定を楽しみたいシドは、配下を従えて「シャドウガーデン」を設立します。今回の舞台は三勢力が統治する「無法都市」です。そこは、ならず者が蔓延る弱肉強食の世界でした。シドたちは「血の女王」討伐のため無法都市で独自に行動を開始し、シドもシャドウとして暗躍を始めるのでした。
『妖狐』ユキメ
無法都市の白き塔の支配者で、9本の尻尾を持つ妖狐です。露出の多い着物を身に着け、下駄を履いた花魁の様な格好をしており、鉄扇を武器としています。無法都市では町を支配している存在ですが、都市の外でも独自に商会を経営しています。過去には、過度に力を求めた月丹に背中を斬られたことがあり、月丹に対しては復讐心を燃やしています。商会などを経営しているのはお金儲けをしたい訳ではなく、復讐の一環です。ちなみに背中を斬られた際は致命傷を負いましたが、盗賊に変装したシャドウが月丹を襲撃し、ユキメを治療したことで死なずに済みました。ユキメは意識が朦朧とする中でシャドウの声を聴いたため、姿を直接見ておらず幻聴と思い込んでいます。また、シャドウ自身も当時を思い出せませんでした。
復讐を果たすも・・・
その後月丹を追い詰めるものの、殺さずに手加減したことで返り討ちに遭ってしまいます。結局シャドウが代わりに月丹を倒すことで復讐を果たしますが、実は力を求めていた月丹を唆した、ディアボロス教団という存在がいることを知らされます。その後はシャドウガーデン（シャドウが設立した組織）と協力関係を結びました。そしてようやく、シャドウがかつて自分を助けてくれた人物だと気づくことが出来ました。
『暴君』ジャガーノート
無法都市の黒き塔の支配者です。勘が鋭く、我流の剣での戦いを得意としています。「暴君」と呼ばれる通り豪快で戦闘力が高く、あらゆることを力で押し切ろうとします。ミツゴシ商会と大商会連合の抗争においては、時間稼ぎをするシャドウの指示でデルタの標的にされ、本人が知らない所で命の危機を迎えますが、運良くこの時本人は黒き塔におらず、不在だったため命拾いをしています。
『血の女王』エリザベート
紅の塔の吸血鬼の始祖です。まだ公式サイトではビジュアルが公開されていないので、安直なイメージではありますが、イメージ画像を載せています。かつてクリムゾンの謀略で暴走を起こして壊滅的な被害を出しました。その後止める為自分で自分の心臓を刺しましたが、失敗して仮死状態になります。その後クリムゾンが棺を奪い再び暴走させたことで、人間を生贄にして目覚めます。戦闘が激化したところにシャドウが現れ対決し、トドメを刺されて血の暴走が収まりました。その後は、メアリーと共に「安息の地」を探す旅に出ます。
『最古のヴァンパイアハンター』メアリー
最古のヴァンパイアハンターと呼ばれており、エリザベートを討伐するために無法都市にやって来ました。吸血鬼に関する情報を知り尽くしており、戦闘では冷静に対応します。シドの姉であるクレアとは協力関係を結んでいます。
クリムゾン
紅の塔の吸血鬼です。第2期のメインテーマとも言える、赤き月による騒動の主犯です。かつて仲間を迫害された事にただならぬ恨みを抱いており、1000年前にエリザベートを暴走させました。赤き月が訪れたのを契機に、エリザベートを復活させようと暗躍します。高位の吸血鬼に恥じないレベルの並外れた回復能力を持ちますが、シャドウから回復が追いつかない程の斬撃を受けた後に、心臓を貫かれて灰になって死亡しました。
新キャラクターの紹介まとめ
第2期で登場する新キャラクターを紹介しました。エリザベートはまだキャラクターのビジュアルが公開されておらず、声優も不明ですが、話の流れ的に間違い無く登場すると思います。どのような雰囲気のキャラクターになるのか、今から楽しみですね！それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。
