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【王様ランキング 勇気の宝箱】名作を生みだしたのはどんな人?作者について解説!

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漫画投稿サイト「マンガハック」で投稿されている『王様ランキング』は、累計発行部数が150万部を突破する人気作です。2021年に放送されたアニメも大いに注目されました。絵本のような可愛らしい作画ですが、内容は人間関係の複雑さや主人公の苦悩など、とても重厚なストーリーとなっています。そんな名作を生みだした作者がどんな人物なのか、皆さん気になりませんか!?この記事では作者について、『王様ランキング』が誕生した経緯なども含めて紹介したいと思います!

作者:十日 草輔

『王様ランキング』の作者は、十日草輔さんです。1975年生まれで誕生日は不明ですが、今年48歳になる方ですね。おそらく本名では無くペンネームだとは思いますが、名前の雰囲気から男性だと思われます。顔写真は公開されていないようです。十日さんについて調べていくと、当作品が生まれる経緯について興味深い事実を沢山知ることが出来ました。作者の情報は新シリーズを観る前に是非押さえておきたいポイントなので、この記事で皆さんに紹介したいと思います!

漫画家を志した後に、サラリーマンを経験

もともとは少年誌しか読まなかったそうです。20歳のころに漫画家を目指した時は、勉強のためにと様々なに漫画を手当たり次第に読んでいました。しかし、その当時読んだ作品から受けた影響が、自分の描く漫画に活かされことは無かったそうです。本格的に漫画家を目指し始めたのは23歳の時でした。漫画を投稿しますが、鳴かず飛ばずだったので諦めます。その後絵を続けるために絵本を描き、その作品で大賞を取ります。その勢いに乗って本を出版しますが、なんと出版社が倒産してしまいました。漫画家になることは諦め、サラリーマンとして働くようになります。サラリーマンを経験したことにより、今まで独りよがりだった自分の作風を見つめなおすようになり、漫画を描く上で大事なことを学ぶことが出来ました。サラリーマン時代はWeb関係の仕事をし、ブラック企業とホワイト企業の両方を経験したそうでうす。

漫画家の夢を諦めきれず、決意の脱サラ

働きながら「絵でやっていきたい」と考えるようになった十日さんは、2016年10月に脱サラをし(当時41歳)、2017年1月に漫画を描き始めるようになります。十日さんは会社を辞めた当初は絵本を描こうと考えていたのですが、募集が少なく他の投稿者の年齢が若いという事実を知り、自分にとって敷居が高いのではないかと思っていました。そんな時にWeb漫画を知り、Webなら様々な人に読んでもらえると考えるようになります。漫画を執筆するにあたり、一番売れているマンガを参考にしたいと考え、『ONE PIECE』を読んだ時に「めちゃくちゃ面白い」と感じます。それがきっかけとなり、『王様ランキング』というタイトルの由来になったそうです。王道的な内容の冒険漫画という点で影響を大きく受けたのだと思います。元々ジャンプ作品を好んでいたため、過去に読んだ漫画の影響がやっと出ているのでは、と十日さんは話しています。ちなみに、十日さん自身の経験を描いたエッセイ『脱サラ41歳の漫画家再挑戦ー王様ランキングがバズるまで』も発売されていますので、興味を持った方は是非読んでみて下さい。

『王様ランキング』の連載スタート

2017年からWeb漫画投稿サイト「マンガハック」において『王様ランキング』の連載をスタートさせます。現在は副業をせずに漫画家のみで活動をしています。連載開始時のペンネームは「goriemon」という名前であり、ニコニコ静画では「aaa」、十日さんのホームページでは「とかただ」という名義を使用していました。媒体によって複数のペンネームを使い分けていました。ペンネームにこだわった理由としては、本名を姓名判断したところ「すごく悪かった」とのことで、ペンネームを必死に考える必要があったからです。「goriemon」から現在に名前に変更したのは「縦書きにしにくい」からという理由です。確かにローマ字は縦書きが難しそうですよね。漫画やアニメを親から禁止されて育った家庭環境のため、漫画の執筆について親には内緒にしています。しかし、ここまでの人気作品を生み出した今なら、十日さんの両親も喜んでくれるのではないでしょうか。2018年にTwitterでトレンド入りしてから注目されるようになり、マンガ大賞やコミック大賞を受賞するなど人気に火がついていきます。

十日さんの人物像について

十日さんの趣味はテレビゲームで、ゲームをすることで執筆の息抜きをしています。十日さんはRPGの「喋らない主人公キャラ」に強く感情移入したと語っています。確かに、最低限の相槌のみで主人公が喋らず、周りのキャラクターのセリフによって物語が進んでいくゲームってありますよね。主人公なのに喋らなくても成立する面白さや、むしろ喋らない方が世界観を壊さずにプレイできたり、喋らない方が主人公に感情移入しやすいといったケースもあります。十日さんはボッジというキャラクターを生み出す際に、そういった部分にヒントを得たと語っています。

作風について

キャラクターに親しみを持たせ、感情移入しやすくなるような、シンプルな絵柄で描くことを心掛けているそうです。『王様ランキング』の作画は絵本長の可愛らしいシンプルな作画が特徴的です。視覚に訴えかけ、セリフの少ない作風も特徴です。その一方で内容も重視しており、大人に響くようなストーリー展開を意識しています。

作者についての紹介まとめ

十日草輔さんは挫折したりサラリーマンを経験したり、脱サラしたりと紆余曲折ありましたが、今では名作を生み出した有名な漫画家として活動しています。会社を辞めるというのは勇気の要る決断だったと思いますが、若い頃の夢を諦めずに叶えたというサクセスストーリーにはとても心を打たれます。春からの新シリーズも益々楽しみになってきますね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。

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